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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

今日のネタ

とりあえず一通り終わったみたいです。

まだCGにかなりの空きがあるみたいなんでもしかしたらこれは選択肢の関係なのかな?

というわけでこれ以上はネタバレになりそうなんで伏せます。

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今日のネタ



例にもれず自分も買っちゃいました(^^
地元のアニメイトで買ったからか特典は翠様のテレカ(おぉ~~~!!)

そういえば考えてみればこの手のゲームを発売日に新品で買ったのは初めてなんですよね。
FAも前作「夜明け前~」も一応初回版を入手したとはいえ中古だったですし・・・

早速帰ってインストール・・・なんですが、本来ならまだプレイしてない前作分からするべきなんでしょうけどやっぱり「先が見たい!!」ということでMCの方をインストール。

で、その後、翠様・麻衣・ミア・菜月と終了。

あとはネタバレになりそうなので伏せます。

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今日のネタ

明日はいよいよ・・・

というわけで

謝辞
マクさん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。
・確かにそういう手もありますね。ただ自分は書くときはどうしても突拍子もない方向に話をもっていくのが上手くできないみたいで結局最後は平凡な(?)話になってしまうんです・・・(^^;
・好きなんだから仕方がないんですよ・・・ということで(^^
・さすがにそこまで設定を深く考えることは自分にはなかなか・・・。で、あれでも一応強く追及させたつもりですが、もっといった方がよかったですかね(^^;




朝霧さんSS
2/26 この人がいるとやっぱり年がら年中鍋ですな。
それにしてもこの二人、もう夫婦漫才の世界ですな(^^

やまぐうさんSS 「引き締まらない朝
たまにだったらいいですけどこれが毎日だったらそれこそ大変ですな(^^;
ま、好きでやってるんだからいいか・・・

ほどき結ぶ朝
何気ない動作ではありますが、その中にも色んなドラマがありますね。

今日のネタ

さて、もう直ぐ待ちに待った日がやってきますね(^^)

というわけで(?)

早坂さん、TMさん、朝霧さん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

早坂さん>御両親はアレによって若さが保たれているので案外親子に見えなかったりして。

TMさん>いくら何でも娘の前で・・・ってか (^^;

朝霧さん>しばらく時間を置いてあとから読み直してみるとこりゃさすがに何だか浩樹が可愛そうに思えてきたのでできたら救済策を考えられたら・・・と。



早坂さんSS 「楽屋裏狂想曲~最新作と人気作~
かなでさん、一歩抜け出したと思ったらやっぱり・・・って感じでしょうか(^^;
まぁある意味贅沢な状況ではあるけど一つ間違えたら・・・ブルブルガクガク・・・。

早坂さんSS
とりあえず平凡な日が始まったと思える感じですが、最後に何か一波乱が??
さて、瑛里華は守りきることができるか?

Canvas2 SS  『嵐を呼ぶ女達』

「う~~~ん・・・どうもいいアイデアが出てこないな~~~~。ここからどうしようか・・・?う~~~~~~ん・・・」
小さな売れっ子小説家萩野可奈は悩んでいた。
「ちょっと休憩、と」
お茶を飲みながら一息入れる。
「どうもこの二人のデートの場面がうまくいかないんだよね・・・う~~~~~ん」
だが悩めば悩むほどアイデアは出てこないもので
「あ~~~~~!!!もう分かんな―――――い!!!」
手足をジタバタさせながら叫んでいる。

「やっぱりこういう時はあの手でいくしかない・・・よね」


その翌日

ガラッ
美術準備室のドアを勢いよく開けて入って来たのは小さな大型台風こと(?)萩野可奈。
「せんせ――――!!デートしてくださ――――い!!!」
ブワッ!!!
準備室で一休みしていた俺は飲んでいたコーヒーを豪快に噴き出した。
「ゴホッ!ゴホッ!・・・」
「も~~~!!せんせー、きたないー!!」
「・・・ちょっと待て、萩野!!入ってきていきなり何事だよ」
「だから~~、デートしてください~~」
「あのなー、だから何でオレなんだよ。同級生にそんなのはいないのか?」
萩野はまるで子供が駄々をこねてるように手足をジタバタさせながら
「せんせー、あの時デートなら付き合うっていったじゃないですか~~」
どうも俺は萩野にこうして頼まれると断れないみたいで
「あ――――もう・・・分かったから・・・」
すると萩野は目をキラキラさせながら
「ありがとうございます、せんせー」
「それにしてもまたネタに困ったか先の展開が思いつかないかのどちらかか?」
「・・・そーなんです。だから今度の休みは空けといてくださいね~~。絶対ですよ~~」
「あー、分かった分かった」
「あ!!それと今度はせんせーがプランを考えてくださいね。女の子が喜びそうなプランをお願いしま~す」
「へ?俺が・・・か?」
「それじゃ失礼しま~す」
パタン
言いたいコトを言って小さな大型台風は疾風の如く去っていった。

「ふう・・・しっかし、気に入られること自体は悪くないんだが・・・またあの焼もち焼きがうるさいからなー」


エリスにどう説明しようか考えながら帰宅すると
「お兄ちゃん、私今度の休みに出かけるからお兄ちゃんは一人寂しく留守番しててね~」
ある意味願ってもないことで
「あ?あぁ、行ってこいよ」
「お兄ちゃん、な~んか楽しそうな顔ね・・・」
「え?別に何も?」
「怪しいけど・・・まぁいいわ。追及なら後でも出来るし」
こいつ・・・マジ怖い・・・。そのニコニコ顔がマジ怖いぞ・・・!!


で、当日
エリスは先に出かけたので出掛けに追及されることはなかったのはよかったのだが・・・
「さて、どうなることやら・・・」

「せんせー!!おそいですよ~~~」
既に萩野は既に待ち合わせの場所で待っていた。
「え?時間通りだろ?」
「だって少しでも早い方がそれだけ長く一緒にいられるじゃないですか~。それじゃレッツゴー!!」
いきなり腕を組まれた。
「こ・・・こら!!止めろ!!」
「え~~~、いいじゃないですか~~?デートする時は腕を組まないと」
こんなトコをアイツに見られたらどうするんだよ・・・

「せんせー、今日はどこにつれていってくれるんですか~?」
「あ・・・そ・そうだなー、遊園地なんかどうだ?」
萩野は目を輝かせて
「うわ~~~~、これぞ恋人同士のデート!!」
まぁ、喜んでくれるのはいいんだが・・・
「恋人同士じゃないっての!!」
「え~~~~、こうなったらもっとしがみついてやるぅ!!」
腕にがっちりとしがみつかれてしまった。
「こ・・・こら!!萩野!!」


遊園地に着くや否やテンションMAXの萩野は
「せんせー!!やっぱりアレから乗らないと」
萩野が指差したのは絶叫マシーン。
「あ・・・あれ・・・か?」
「もっちろん!!あれ?せんせー、もしかして苦手なんですか~?」
「あ・・・あまり好きじゃない・・・な」
「でもせっかくだから乗らないといけないですよ」
俺は腕を引っ張られて連れて行かれた。
「あ!萩野、身長制限大丈夫か?」
「もう~~~~せんせ~~~だいじょうぶに決まってるじゃないですか~~~~」
手足をバタバタさせながら怒ってる。
「ははは、ゴメンゴメン」
それにしてもどうもさっきから妙な気配を感じるんだけど・・・

そして俺達は座席に固定された。
「さぁ、しゅっぱ~つ!!」
ガタンガタン
コースターが動き出す。
そして、頂上から一気に・・・
「キャ――――――!!!」
「こ・・・こら!!抱きつくな!!」
「キャ――――!!キャ――――!!!」
隣に座っている萩野が抱きついてくるのだが、俺も結構怖いので感触を味わう余裕などあるわけない。
そして、激動の数分が終わった。
「あ―――、のっけから疲れる・・・って萩野、いつまでしがみついてるんだ?」
「え?あ・・・あはははは・・・」

「さて、次は何がいい?」
「う~~~ん、観覧車がいいな~」
「よし、じゃぁ行こうか」
「うん」


「すっごいいい眺めだったね、せんせー」
「あぁ、街中が一望できて凄かったな」
「そういえばお腹空いたね」
「じゃ、そこで何か食うか?」
「うん」

食事をしながら
「どうだ?少しはネタになってるか?」
「はい。面白い内容になりそうです。やっぱり体験しないと分からないですね」
「まぁ確かにな」
やっぱりどうも何か気配が・・・


その後、一日かけて様々なアトラクションを回って
「さすがに疲れたな。もういいだろう?」
「はい。ありがとうございます」
萩野は少し迷っているような顔をしながら
「あの・・・せんせー、・・・ちょっと・・・このベンチに座ってください・・・」
「ん?なんだ?」
何も考えず俺はベンチに座った。
しかし、俺はこの時萩野の話し方が何かおかしいことに気付くべきだった。
すると・・・
チュッ
いきなり萩野が唇を重ねてきた。
「うわっ!!!な・・・何するんだ!!いきなり!!」
軽く触れた程度ではあったのだが、キスをしてしまったことには変わりはない。
「イヤ・・・だったですか・・・?せんせー」
「いや・・・ってわけじゃ・・・ないんだが・・・こんなとこで・・・こんなこと・・・するもんじゃない・・・というか・・・その・・・だな・・・」
そんなことよりこんなトコをアイツらに見つかったら・・・
「やっぱり何でも経験しないと。それに・・・私のファーストキスですからね」
「お前・・・いくら何でも・・・経験だからと言って・・・そんな・・・大事なモノを・・・」
「いいんです。せんせーだったからしたんです」
そこまで言われるともう俺は言葉がなかった。
「・・・とりあえず帰るか」
「うん。今日はありがとう、せんせー」
さて、どうしたもんだ・・・


その後萩野と別れて嫌な予感を感じながら家に帰ると
「お兄ちゃん、これどういうこと?」
二人の恨めしそうな声と机の上には多数の写真が・・・
うわっ・・・ここにも二つ大型台風がいた・・・。
「楽しそうでよかったわね・・・浩樹」
「お前ら、いつこんなの撮ったんだよ・・・」
「さぁ~~て?」
目の前の写真は紛れもなく俺達のデートの一部始終である。
「女子高生に抱きついてもらってよかったじゃない?」
「嬉しそうな顔をしてるわね」
「これだけ証拠が揃ってたら弁解の余地はないわね・・・」
「・・・はい」
「で、この写真、いくらで買う?」
「・・・恐喝か?」
「失礼ね、取引と言ってよ」
俺はこれ以上言い合いしても埒が明かないと思って
「・・・分かったよ・・・。ランチ10日分でどうだ?」
「そうね~~~、ま、これはそれで手を打ちましょ」
「これは・・・って???」
「あとこっちはどうしようかな~?」
霧が不敵な笑みを浮かべながら見せてきた一枚の写真、それは・・・
「うわっ!!!!な・・・なんちゅうのを・・・!!!!!」
萩野がキスをしてきた決定的瞬間の写真である。
「教師と生徒の禁断の関係?」
「これでランチをもう10日分追加・・・かな?」
見事に撃沈・・・
「・・・オニ・・・」
「え?」
「あ、はい・・・分かりました・・・」
「ごちそうさまで~~~す」
二人のハモッた声が空しく聞こえた・・・。
「お前ら・・・将来立派な悪女になれるぞ・・・」
「なんですって?まだランチを追加して欲しいの?」
「いえ・・・ごめんなさい・・・」

それにしても何で俺がこんな目に遭わないといけないんだよ・・・?
こいつら正に『嵐を呼ぶ女達』だ!!


そして数ヵ月後、この日の状況と全くそっくりの場面が書かれている恋愛小説が発売されたのであった。
「お兄ちゃん・・・これって?」
「頼むからもう勘弁してくれ・・・」




あとがき・・・みたいなの
Canvas2の2作目を書いてみましたが・・・なんかワンパターンな気が・・・。
って言うか他の状況ではまだ書けません・・・。

ちなみにこれも一応背景や設定等はアニメ版『虹色のスケッチ』に基づいています。
最初だけ可奈視点で後は浩樹視点で書いてます。



追記
朝霧さん、SSの紹介と感想どうもありがとうございます。
・やっぱり頼れる姉御なんですよ(^^
・確かに普通だったらできませんよね。
・う~~~ん、あとこれも他の視点で書けそうですね。
・『頭冷やそうか?』と一言・・・あとは怖くて書けません(^^;
・まぁ、お母さんがアレですから・・・(^^;



朝霧さんSS
2/22 生殺し劇場(すみません・・・m(_ _)m)もこれにて一区切りですか。
かなでさんが孝平の耳で遊んでいる場面というのもこれまた面白そうですね(^^
それにしても体が動かなくなるほど悶えてみたい気も少々・・・(もちろん気持ちいい方で・・・)



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FORTUNE ARTERIAL SS    『ケーキバイキング ~支倉伽耶の(一応)気遣い~』

「今日は久々の待ちに待ったあの日ね」
「うん」
ママがいつもにも増して元気だ。まぁもちろん私も楽しみにしている日なんだけどね。
「どうしたんだ?瑛里華に伽耶。二人とも目が生き生きしてるじゃん?」
「え?決まってるじゃない?今日はいつも行く店のケーキバイキングの日じゃない?」
「そうよ、パパ。今日はどんなのがあるかな~~」
「うわっ!!あの日か・・・。あ!!俺、ちょっと急用を思い出して・・・」
パパはこっそりと逃げようとする・・・が、
「どこいくつもり?逃がさないわよ、孝平」
ママに首根っこを捕まれて何だか気の毒なパパ・・・最後はどうなるか分かっているだけに・・・。
それに私もその原因の片棒を担いでいるだけにちょっと・・・気が重い。でも・・・
「さ、孝平も伽耶も早く支度しなさい」
「ママ、ご機嫌だね」
「もっちろん!!さぁ、レッツゴー!!」
「オ―――――!!!」

ごめんなさい・・・パパ。伽耶は悪い子です。
こう見えても一応パパの心配はしてるんだよ。
だけど、どうしても・・・どうしてもケーキの誘惑には勝てないんです・・・。


隙あらば逃げ出しそうなパパをママが引きずりながらいつもの店に到着。
「いらっしゃいませ。バイキングですか?」
「はい」
さすが常連。ママはもう顔を覚えられているからね。
それにしても店員に席に案内されながらママの目は既に並べられているケーキの物色をしてるし・・・。
もうママの目は戦闘モードに入ってる?
「ママ、もしかしてもう大体ターゲットは決まったの?」
「当然でしょ?この時点ですでに狩りは始まってるのよ、伽耶」
「凄っ!!」
でも、狩り・・・って・・・
とりあえずママと同じく私も幾つか物色しておく。
そのまま案内されて席に着く。
「さぁ、今日も食べるわよ。伽耶、戦闘開始よ」
「うん」
「孝平、いつもの飲物を頼んでおいてね」
「へ~~~い」
ママと私はまっしぐらにケーキ目掛けて突撃する。
あれもこれも・・・皿にどんどんとケーキが並ぶ。
そして皿一杯にケーキを載せて席に帰った。
「瑛里華は相変わらずだな。また取りにいけばいいのに、また皿一杯に・・・」
「相変わらず・・・ってどういう意味よ?」
「あ・・・?まぁ・・・甘いものが好きなんだな、ってコト」
うまく逃げたな

「それにしても伽耶も凄いんだな・・・」
「そりゃ私もケーキは大好きだもんね」
「それじゃあいただきま~~~~す」

「う~~~~ん、美味し~~~~~い」
「ホントここのケーキは美味しいわね」
「ったく、二人ともホントに幸せそうな顔だな」
「そりゃもう」
「ケーキバイキングは女のロマンだもん」
「お前らの場合はロマンよりマロンだろ?」
ある意味間違いではない・・・わね。

「あら?パパは食べないの?普段はあんなに大食いのパパが?」
「お前、知ってて言ってるだろ?この確信犯め」
「へへへ・・・、でしたでした」
「たぶん今日もお願いすると思うからよろしくね~~~」
「はいはい・・・、わかりました~~」
もう諦めたかのような顔のパパ。
「おかわり行ってきま~す」
「あ!!待ちなさい、伽耶。もう食べたの?」
「そりゃどんどん食べなきゃ損でしょ?」
「もっと味わって食べなきゃ」
「よく言うよ。一番味わってない人が」
「・・・ったく、その小生意気な口は一体どっちに似たのかしらね?」
「さぁ?どっちでしょう?言わなくても分かると思うけど?っとおかわりおかわり」

次から次へと食べまくっている私達とは逆にパパはコーヒーをおかわりしながらママの取ってきたケーキを少しずつつまんでいる。
「あ!!こら!!私のケーキを取るな、孝平!!」
「どうせいつものことだし」
「食べたければ取ってくればいいでしょ?」
「あとでどうなるか考えると取ってくる気にもならん」
「失礼ね・・・」
「しかし二人ともよく食うな~」
「当り前でしょ?甘いものは別腹」
「ってことはもしかしてまた帰ったら普通に晩飯は食うつもりか?」
「一応そのつもり」
「ゲッ・・・どういう胃袋してんだよ?」
「こういう胃袋」
ママがコロコロと笑いながらパパをからかってる。


そろそろ私は限界が近くなってきた。
でもいつもギリギリまで押し込んでいる、と言うか最後はジュースで流し込んでいる。
ママもそろそろ限界かな・・・?
口数が減ってきて黙々と食べるようになった。
と言うかあれも食べるというより押し込むと言う感じね。

「もう・・・ギブアップ・・・。孝平・・・出番よ」
「はいはい・・・」
ママの皿にはまだたっぷりとケーキが残っている。
それを黙々とパパは食べ始めた。

うぅ・・・私も苦しい・・・でも自分で取ってきた以上は自分で食べないと・・・と思っているんだけど・・・
「パパ・・・私もギブアップ・・・あとお願い・・・」
ごめんなさい・・・パパ。今日もケーキの誘惑に勝てなかった私は悪い子です・・・。
「ったく・・・二人ともこんなに残して。後始末する者の身にもなれよ」
「・・・いいじゃない?ここから孝平も目一杯食べればいいじゃないの。まだもう少し時間はあるわよ」
「ケーキばかりそんなに入るか・・・」
「その割りには結構食べてるわね。あら?どこ行くの?」
私たち二人の食べ残しを平らげたパパが席を立った。
「いや・・・ちょっとな」
帰ってきたパパが持ってた皿には何故かかなりの数のケーキが・・・
「あれ?パパ、おかわり?珍しい」
「まったく・・・人のこと言えないじゃない?」
「どうしたの?パパ。いつも私達の残りを凄い顔しながら食べているのに」
「いや・・・な、これが妙に美味かったんでな・・・もう少し」
ママはニヤリと笑って
「ふ~~~ん?孝平も結構好きで食べてるんじゃない?」
「あ・・・いや・・・たまたまこれが美味しかったからもう一度食べてるだけだぞ!!」
「それ以外に皿に乗ってるケーキは何なのよ?」
「あぁ・・・これは・・・手が勝手にだな・・・」
「あ~~~もう分かったから、パパもお腹一杯食べればいいじゃない?」
「そういうこと」


「ありがとうございました」
「う~~~、さすがにケーキばかり食いすぎて胸焼けがする・・・気持ちわり・・・」
「あ~~~、食べた食べた~~。もう当分ケーキは見るのもイヤだわ」
「うん、美味しいからお腹いっぱい食べちゃったね」
「そんなコト言って瑛里華、またいつもの如く3日後くらいに『あの時もっと食べとけばよかった・・・』って言い出すんじゃないか?」
「そんなことないわよ。もう当分ケーキはいらない」
「伽耶、3日以内にママが『ケーキ食べたい』って言うかどうか賭けるか?」
「じゃ私は言う方に」
「ちょ待て!!俺もだ!!」
「それじゃ賭けにならないじゃない?」
「コラ!!何てこと言うのよ!!それに孝平!!伽耶に悪い遊び教えないでよ」
「別に悪い遊びじゃないと思うがな・・・。いいじゃん。親子の対話だ」
「人を賭けの対象にしないの。それに教育上良くないわよ」
「はいはい、わかりました。ま、どうせ賭け自体成立しないしな」
「・・・失礼な話ね。じゃ私と賭ける?」
「やめとく。金がかかったらお前は本気になるから」
「あら、残念ね。でも当然じゃない!!」
「ははは、だろうな」
「どちらにしてもまた来月までは別腹をちゃんと空けておかないとね」
「やっぱり来月もか」
「もっちろん」

また来月も同じことを考えるんだろうな・・・またケーキの誘惑にまけてしまうんだろうな・・・。

でも・・・美味しいものは美味しいんだから仕方がないでしょ?!!





あとがき・・・みたいなの
久しぶりに伽耶ちゃんメインのを書いてみました。冬ならではのがあったらそれで書こうかと思ってたんですが思いつかずこれになった次第でして。


朝霧さんSS
2/21 それにしてもこの生殺し的な流れは・・・(^^;
そろそろ手が下半身に・・・だったりですか?



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魔法少女リリカルなのはStrikerS SS 『昼休みの格納庫』

今日も午前中は特に緊急出動もなく平和な日々である。
ヘリの整備は万全、いつでも出動が可能。
予定通りだと今日はこのあと八神部隊長を乗せて出ることになっているが、まだ出るまでたっぷり時間はある。
そんな中で昼食を終えたパイロットや整備員達が格納庫に帰ってきた。
それぞれ自由に昼休みを楽しんでいるわけだが、大概はみんなで集まってお茶を飲みながらまったりと雑談をしている。
そして今日もそんな一時

「あ~~~、食った食った。今日も昼飯が美味かった!!」
「ほれ、お茶だ」
「お、サンキュー」
「今日も隊長達はゆっくり昼飯食ってたみたいだから特に何事もなさそうだな」
「あぁ、今のところはな。でも何時緊急事態になるかもしれないから常に万全にしておくこと!!」
「あぁ、もちろん分かってるよ」


「そういえばその隊長達だけど、考えてみればみんなそんじょそこらのタレント顔負けの顔つきとスタイルだな」
「う~~~ん、確かにそうだな」
「それこそ美人コンテストにでも出場したら他の出場者は全員蹴落としてウチの隊長達でグランプリを争うんじゃないか?」
「お前、そりゃ言いすぎ・・・でもないな~」
「だろ?なのはさんなんて顔よしスタイルよし性格は・・・いいと思う。話したことないから分からんが」
「お前、何言ってるんだ?性格もいいに決まってるだろ?ヴィヴィオと一緒にいる時のあの表情なんかもう・・・たまらん!!」
「訓練の状況とかたまに見るけど、『オレも叱って~~~』とか思ったりして?」
「分からんでもない、が 止めとけ。マジでシャレにならんことになるぞ」
「そういや場面は全然違うが過去に『頭冷やそうか?』と言われてキツ~~イお仕置きを受けたヤツがいるからな」
「そうそう。特にオマエの場合は間違いなく消し炭になっちまうから滅多なことは言わん方がいい」

「お――い!!顔よしスタイルよし性格よしならフェイトさんも負けちゃいねーぞ」
「あぁ、正にクール&ビューティ。本局の黒い制服をビシッと着こなしている姿なんて・・・う~~~ん!!」
「そうだな。それに胸の大きさなんてなのはさん以上なんじゃないか?」
「お前ドコ見てんだよ!!そんなイヤらしい眼つきしてるとフェイトさんの雷撃魔法がとんでくるぞ!!」

「何かいつの間にか人が集まってきたな」
「そうだな。ま、いいか」

「おいおい、それだったら二人より小さくても一番家庭的な八神部隊長も忘れるなよ」
「別に忘れてねーけど・・・ただ二人に比べたら胸の部分がちょっと・・・な」
「コラ!!部隊長に対して何て失礼なこと言うんだ!!まぁ・・・確かにそうかもしれんが・・・貧乳はステータスというじゃないか!!」
「そんなストレートに貧乳って・・・お前マジで死にたいのか?」
「おめーもだよ」
「人のこと言えねーじゃん?」
「うるせー!!あ、でも八神部隊長の場合は料理の腕前は一流って話だぞ」
「あ、それはオレも聞いたことある。いいな~。朝起きたら八神部隊長の手料理が並んでて『あなた~、ごはんよ~~』な~んてことになったらオレもう・・・」
「天にも昇る気分・・・ってヤツか?」
「間違ってもそんなこと絶対ないから心配するな」
「大体そんなコト言うヤツは別の意味で魂をキチンと天に上げてくださる」
「物騒だな・・・。でも万が一にもそうなったらいいと思わんか?」
「そりゃ・・・まぁ・・・な。でも万に一つもありえん・・・」

「そうそう、胸の大きさと言ったらシグナム副隊長もだな」
「あ~~、確かに」
「それにシグナム副隊長の場合は何と言ってもあの凛とした佇まいがだな~」
「なるほど~、分かる気がする」
「でもあの人は厳しいからな~。理不尽なコト言おうものなら叱られるどころかしばかれそう」
「お前の場合はそれがいいんじゃないのか?」
「オマエ、なんちゅうコト言うんだ!!失礼な!!」
「バーカ、しばかれる以前にお前は真っ二つだ!!」
「でもな、時折フッと見せる女性らしい表情がこれまたいいんだよな~~」
「オマエいつ見たんだよ?」
「あ?運がいい時。だからオマエじゃムリだな」
「やかましいわい!!」

「あとそれとシャマル先生を忘れちゃいかん」
「お~~~~、そうそう」
「顔やスタイルも隊長達に全く引けをとらんぞ」
「うむ、確かに」
「それに優しいし」
「あ~~~、オレも優しく治療された~~~い」
「バカたれ!!まぁ、もっともあの人の場合は仕事を離れた時のドジっぷりもまたいいって言う話だがな」
「なんかエピソードでもあるのか?」
「聞いた話だが、以前掃除をしていて掃除機の先を置物にぶつけてブッ壊してしまったとか・・・」
「ふむふむ・・・」
「あとは料理の腕は八神部隊長と正反対らしい」
「つまり・・・?」
「あぁ・・・ビミョー・・・と?」
「ふむ、そういうこと・・・か。それにしてもまたえらい遠まわしの言い方だな」
「でも本人は強く否定しているらしいぞ」
「何だか“萌え”の世界みたいだな」
「うわ~~~、でも食べてみたい~~!!」
「オレもシャマル先生の手料理だったらどんなすごい味でも全部食う!!!」

「それとシャーリーにマリエル技官」
「う~~~む・・・分からんでもないが、あの二人の場合はある意味次元がちがうからな、特定の人種しか狙えん」
「アルトとルキノ」
「う~~~~ん・・・、正直分からん・・・」

「しっかしここまで行くと何だか別の話になってきたな・・・」


「そういえばもう一人の副隊長の名前が・・・出てこないな」
「あ~~~、あの人か」
「う~~~ん、まぁあの人はこっちに置いといて・・・」
「おいおい、置いとくなよ」
「だってな~~、言わなくても分かるだろ?」
「まぁ、話の流れからいくと分からないでもないが・・・」

「他にはスバルやティアナなんかはどうだろう?」
「う~~~ん、たしかにそれなりに大きさもあるしスタイルもいいんだが・・・」
「さすがにまだ子供だろ・・・10代半ばだし」
「じゃあれからまだまだ成長するのか?」
「さあな。だが10代半ばといったらもうほどんど大人だぞ!!」
「まぁ確かにもうそれなりの身体つきしてるからな~」

「キャロは?」
「わりーけどさすがにあの子はまだ論外だろう?」
「ま、キャロの場合はこれからだな」
「でも元がいいんだから将来が楽しみだな」
「あと7~8年たったら隊長達みたいになるんじゃないのか?」
「おぉ~~~~!!」

「ヴィヴィオまでいくと?」
「アホ!!そりゃまた別の趣味だ・・・」
「リイン曹長では?」
「・・・知らん。・・・人形でも買ってきてテキトーに相手してやれ」


「それにしても最初は何の話してたんだっけ?」
「ん?そういや何だっけな?ま、いーか。いい暇潰しになったしな」
「あぁ。お?もう時間だ。おーい!そろそろ各自作業に戻れ!!」
「了解」




あとがき・・・みたいなの
久しぶりに『リリなの』のSSを書いてみました・・・が、今回の登場は名もなき方ばかりでして・・・。



追記

TMさん、マクさん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

TMさん>確かに当り前のようにいたら分かりませんね。
それとタイプミスの件は重ね重ね申し訳ありませんでした。

マクさん>なってもならなくてもこりゃ元々の性格ですな。やっぱり兄妹ということで(^^



朝霧さんSS
2/20 やっぱり孝平はあれも大きくて凄いんだ・・・ってコラ!!(^^;
瑛里華さんもしっかりと楽しんでますな。
さて、ここから話は佳境に・・・入るのかな??


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夜明け前より瑠璃色な SS   『別れじゃ・・・ないよね』

夜、ふと私はカーテンを開けて隣の家のすぐ目の前の部屋の窓を見た。
もう既に電気の消えているその部屋の主は明日恋人と共に月に行く。
「達哉、もう寝ちゃったのかな?」

突然月からやってきたお姫様がお隣の朝霧家でホームステイすることになったのは数年前。
始めは普通に家族であり普通にクラスメイトだったはずがいつの間にかそれを超えた関係になった。
そしてその二人は今では星を越えたカップルとして認知されるまでになった。
行く行くは結婚して達哉も正式に王家の一員となるのだろう。


昨日まで私がこうして窓を開けるとその先の部屋には達哉がいた。
今はお互い忙しいのでなかなか接点がなくなってしまっているがそれでも私がいつもこの窓から外を見ると達哉はそこにいた。
今までそれが自然だったから、当り前だったから達哉がいなくなることの重大さに私は気付かなかったのかもしれない。
そんなこと大学に行ってる間に気付いてもよかったはずなのに“忙しくてそれどころじゃなかった”なんて理由になるのだろうか。

だって家に帰ってきたらいつも隣に達哉はいたから。
窓を開けたらいつも明るく「お帰り。元気してるみたいだね」と声をかけてくれたから。
だけど・・・その達哉が明日月に行ってしまう。
私の手の届かないところに行ってしまう。
明日からこうして窓を開けても隣に達哉はいないんだ。
もうあの窓から私に声をかけてくれることはないんだ。

私と達哉がまだお互い小さい頃から何年もかけて培ってきた関係はものの数ヶ月で覆された。
でも私は決してフィーナを恨みも責めもしないしそんな気持ちは微塵も無い。
それはもちろん達哉に対しても。
なぜならそれが達哉の・・・いえ・・・二人の決めた道だから。
そして、私も心から二人を祝福して見守ると決めたのだから。


明日はみんなで達哉達を見送りに行く事になっている。
その時私は達哉の姿が見えなくなるまで精一杯の笑顔で見送ろう。
精一杯の笑顔で・・・

私は自分に強く言い聞かせる。
そう、これはお別れじゃない。お別れなんかじゃないんだ。
達哉には会おうと思えばまたいつか会えるよね。
また・・・いつか・・・いつの日か・・・


そして私は何かを吹っ切るような気持ちでカーテンを閉めた。
「でも・・・好きだったよ、達哉」




あとがき・・・みたいなの
時間的には達哉達は大学を卒業してしばらく経って・・・というトコでしょうか?
というかこの話の中では達哉は大学も行ったという設定ですな。
ま、SSなんで結構好き勝手に背景設定してますな(^^;

やまぐうさんの「バレンタインは終わっている」を読んだあとで、自分も何か書けないかと考えてみて思いついたネタを自分なりに押し広げて思いつくまま一気に書いてみました。
まぁこれでも自分なりに頑張ったつもりです(^^;

それと今後MCの内容次第ではこんな後日談的なネタも書けなくなるのでしょうか?


追記

早坂さん、TMさん、ふみぃさん SSの紹介と感想どうもありがとうございます

早坂さん>まぁ、こういうパターンもありかな?ということで。

TMさん>って言うかこの二人はもうすでに何度もベッドインしてる設定ですので・・・(^^;

ふみぃさん>アクセサリー関係のネタはもう使い尽くされていると思ってこっちにしてみたんですけどね。




早坂さんSS 「幸せ」
白ちゃんも妙なところで頑固なトコがあるみたいだから瑛里華も案外大変だったりして。
それにしてもちょっとしたささやかなところに幸せを感じるのは何かいい感じですね。

朝霧さんSS
膝枕・・・いいな~~
で、この後はやっぱり膝枕といえば・・・アレですな(^^

「シスター&シスター」
それでシスターは誰が迎えに来てくれるのかな?・・・やっぱりいおりん・・・なわけないですな(^^;


※TMさん>申し訳ありませんでした。訂正致しました。

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FORTUNE ARTERIAL SS    『東儀白誕生日記念SS「包まれるようにおやすみ」』

今日は白ちゃんの誕生日ということで生徒会の仕事を早めに切り上げ、会長達と協力していつも通り俺の部屋にいつものメンバーが集合して誕生パーティーを催すことになっている。
今回はサプライズ企画は一切行わず事前に白ちゃんにも誕生パーティーをすると話をしておいた。
すると最初は申し訳なさそうな顔をして
「そんな・・・いいんですか?みなさんお忙しいのに私のために・・・」
なんて言っていたのだが
「大事な仲間の誕生日を祝うのは当り前のコトだしやっぱりみんな楽しくやりたいんだよ。だから白ちゃんも遠慮なく楽しめばいいんだよ」
と言うといつもの天使のような笑顔で
「ありがとうございます。それでは楽しみにしてます」
いや~~、いつみてもあの笑顔には癒されるもんだ。

まぁ別にサプライズもいいんだけど、あのコはああいう性格だからさすがにネタばらしをするまでの間白ちゃんに寂しい思いをさせてしまうのも何だし、それよりも例え白ちゃんのためにやっているとしてもそういう寂しい顔をしているのを見るのも忍びないという思いがあった。
もっとも最初はサプライズにしようという話はあったのだが、俺がそう言うと
「ふ~~~ん、なるほどね。ま、確かに支倉くんは白にそういう顔をされると弱いからね~~」
「確かにこーへーだったら白ちゃんの寂しそうな顔を見て思わずネタばらしをしてしまうだろうね」
「それよりも白ちゃんは素直だから孝平くんに嫌われたと思って泣き出してしまうかもしれないね」
「ま、何だ。いかなる理由があろうと自分の彼女を泣かせるヤツは最低だ」
「それに白ちゃんを泣かせたとあってはせーちゃんが黙ってないからね」
「うんうん。東儀先輩の白ちゃんに対する愛情はすごいものね」
「そうね。ま、泣かせようものなら支倉くんは征一郎さんに即刻打ち首にされるわね」
「おい・・・冗談に聞こえないぞ・・・」
「あら、冗談で言ってるんじゃないんだけど?」
思わず冷や汗がタラリ・・・

というわけで(?)今回はパーティーに関することは基本的に全てオープンにした。
その上で事前のお茶会で白ちゃんに何が食べたいかも聞いたりしたのだが、すると
「みなさんのお気持ちがあれば何でもいいです」
ま、予想はついてたけど。
「白ちゃん、こういう時くらいは少しくらい贅沢言ってもいいんじゃないか?」
「そ・・・そうですか?それでは・・・さゝきのきんつばをお願いします」
「ははは、やっぱりね。もちろん、この日は平日だけど例えどんな手段を使っても用意してやるからな」
「あの、ムリだけはしないでくださいね・・・」
「白ちゃんのためならこんなことくらい!!」
「あ~~~ぁ、見てられないわね~~。御熱いコトで・・・。ま、出かけるのは多めに見るけど仕事はキチンとやってよね」
「へーへー、分かっておりますとも。会長様」


先日の休日のこと
休みの日のうちにプレゼントを買いに白ちゃんに内緒で(当り前だけど)行ったわけだけど、未だ持って何がいいのか思いつかずショッピングセンターをウロウロしていた。
「さて、何がいいものやら・・・。指輪だとありきたりだし、ネックレスとかのアクセサリーも同じく・・・。同じあげるなら定番モノだと面白くないな・・・せめてプレゼントくらいはサプライズ的なモノにしたいな」
と思いつつとある店の前を横切った時
「コレだ!!!」
とは言うものの男がこの店に突入するのはかなり度胸がいる。
でもそれよりもさすがに俺には白ちゃんのサイズは分からない。
そりゃ確かに何度も生で触ったけど・・・まぁ、せいぜい“これくらい”としか言えない・・・。
「う~~~~ん・・・どうしようか・・・」
散々悩んだ末
「そうだ!!もしかしたら」
俺は電話を取り出し、人気のないところに行ってある人物に電話をした。
「もしもし、会長?今いい?」
「ええ、いいけど?どうしたの?」
「今そこに白ちゃんはいない?」
「いるわけないじゃない。自分の部屋なんだから」
「よかった。ちょっと白ちゃんのプレゼントのことなんだけど、相談に乗ってくれないか?」
「えぇ、いいわよ。どうせ今はヒマだし」
「そりゃ助かる。で、ちょっと突拍子もないことを言うと思うけど、慌てず落ち着いて聞いてくれ」
「え・・・えぇ、分かったわ」
「実は・・・・」
「は~~~~~~???!!!ちょっと・・・何考えてるの??!!」
「だから落ち着いて聞いてくれ!!」
俺は会長にさっき考えていたことを一通り話した。
「・・・なるほどね。ま、そういうことでサプライズもいいかもしれないわね。友達ならともかく彼女だったらそういうプレゼントももしかしたらありかもね。そういうことなら特別に教えてあげるわよ。身体検査のデータもあるんだし。ただ支倉くん、それを売ってるお店に突入する度胸があるの?」
「あ・・・あぁ、し・・・白ちゃんのためなら俺は火の中でも水の中でも飛び込んでやる!!」
「お!!頼もしいじゃないの?それじゃ頑張ってね~~」
会長から白ちゃんのデータ聞きだしに成功!!
よし、これで下準備はオッケーだ。あとは突入するのみ・・・

とは言ったもののやっぱり突入を決意するのはなかなか・・・
しかしここまでやった以上ここで悩んでいても仕方がない。きちんと話せば店員も分かってくれるだろう。
そして・・・遂に意を決して俺は店に突入した。
「い・・・いらっしゃいませ・・・」
当然ながら店員は男性が入ってきたから少々びっくりしたみたいである。
「あ・・・あの・・・彼女にサプライズのプレゼントをしたいんで、何かお勧めのはないでしょうか?」
俺は顔を真っ赤にしながら店員に尋ねた。
「プレゼントですか?派手目のとおとなしめのどちらがよろしいでしょうか?
「そ・・・それじゃあ・・・おとなしめの方を・・・」
「サイズはお分かりですか?」
「は・・・はい・・・」
俺は会長から教えてもらった数字を店員に話した。
「わかりました。少々お待ち下さい」
店員は数ある商品の中から何点かを選んで
「それでしたらこのあたりなんかいかがでしょうか?」
もしかしてこの店員、こんな対応に慣れてる?同じような客が案外いるのだろうか?
「プレゼントにされるのでしたらこのあたりがよく選ばれてますよ」
思わず白ちゃんの姿を想像してしまった。
しばらく考えて
「それではこれでお願いします」
「かしこまりました。それではプレゼント用にラッピング致しますので少々お待ち下さい」
待ち時間が異様に長く感じる。

「ありがとうございました」
俺はお金を払ってキレイにラッピングされた包みを受け取り足早に店を出た。
「あ~~~~、恥ずかしかった・・・」


そして、誕生日の当日
「白ちゃん、誕生日おめでとう~~~!!!!」
パン!!パン!!パン!!
みんなが一斉にクラッカーを鳴らした。
「みなさん、ありがとうございます」
「さぁ白、いっぱい食べてよ。今日は白のために用意したんだからね」
「はい。あ!!これは!!!」
「あぁ、白ちゃんの希望通りのさゝきのきんつばだよ」
「そうなんですが、このきんつばは・・・よく買えましたね」
「え??そんなに凄いものなの?」
「凄いもなにも・・・さゝきでもなかなか店先に並ばない幻のきんつばですよ!!」
「へ??!!!」
いや・・・びっくりしたね。一応店の人に聞いてはいたけどさゝきのきんつばに関しては誰よりうるさい白ちゃんが言うんだから間違いはないだろう。
この日、俺は仕事を早めにきり付けてムリヤリ外に出る用事を作りさゝきに走った。
そしてとりあえずいつも食べているきんつばを買ったんだけど俺の目に以前に来たときは見たことのないのが並んでいるのに気付いた。
「すみません、これは?」
「あぁ、お客さん、運がいいね~。これは滅多に店に出ないものだよ」
そうと聞くと黙っているわけには行かない。
「すみません、これも下さい」

というわけである。
白ちゃんは目を輝かせて
「凄いですね、支倉先輩。私もこれは今までほとんど食べたことがないです。それがこんなにたくさんあるなんて」
「そうか?あるだけ食べてくれよ」
「はい、いただきます」
白ちゃんはもう幸せそうな顔をして食べている。
ホントこの笑顔を見てるだけでも頑張って買いに行った甲斐があったというもんだ。
「ねぇ、そんなに凄いのだったら私にもちょうだい」
「あ・・・すみません。召し上がってください。凄く美味しいですから」
「ホントだ。こんな美味しいきんつばがあるんだね」


それから俺を除くメンバー全員がプレゼントを渡す。
「みなさん、ありがとうございます」
「支倉くんも当然白にプレゼントがあるわよね?」
「え?!!まぁ・・・あるけど・・・白ちゃん、これ俺からのプレゼント」
「わ~~~~、ありがとうございます」
会長がイタズラっぽくニヤニヤしながら言ってきた。
「開けてみたら?白」
「こ・・・ここでか?!!できればやめてくれ!!!」
「いいじゃない?私は気にしないけど?」
事情を知っている会長は更にニヤニヤ。
「え?何?」
「実はね・・・・・・・・・」
会長が陽菜に耳打ちする。すると陽菜は真っ赤な顔をして
「えぇ――――――――???!!!!!・・・それ・・・ホント??!!」
「何何???」
「・・・・・・・・」
陽菜からかなでさんにも伝わった。マズイ・・・
「なんですと――――――???!!!!」
怪しげな流し目をしながら
「へ~~~?ふ~~~ん?こーへーもなかなかやるね~~~」
そこから更に司にも伝わった。司は目を丸くして
「・・・お前・・・男だな」
白ちゃんが不安になって
「え?え?なんですか~~??」
「うふふ、大丈夫だよ、白ちゃん。孝平くんからのサプライズみたいなものだよ」
「そうですか?楽しみですね。開けてもいいですか?」
「開けろ!!開けろ!!」
周りから『開けろコール』が響く。
「た・・・たのむからここで開けるのだけは止めてくれ―――――!!!」


Another View 東儀白

パーティーが終わって私は部屋に帰ってきた。
結局支倉先輩からのプレゼントは先輩が強く押し止めたのであの場では開封しなかった。
みんなすごく残念がってたみたいだけれど。
「支倉先輩は一体何をくれたんだろう?」
丁寧に包みを解き箱を開ける。
「え??」
中には上下の下着一式
取り出して見てみる。
「かわいい~~」
それと同時にこれを買うために先輩が顔を真っ赤にしながら必死に下着売り場に突入していった姿が目に浮かんでついつい笑い出してしまった。
早速付けてみようとする、が
「いけない・・・、その前にお風呂に入って体をキレイにしないと・・・」

お風呂でしっかり身を清めたあと、私は先輩から頂いた下着を身につけた。
「ピッタリ・・・」
確かにこれまで何度となく体を合わせたわけだけど、もしかして体のサイズまで覚えていてくれたのかな?
思わず真っ赤になった。

支倉先輩はここにはいないはずなのに何故か先輩をすぐ傍に感じる。
なんだか先輩に抱かれているよう。
「今夜はこのまま寝よう」
私はその下着のみを身につけたままベッドに入った。
「おやすみなさい。孝平さん」
その夜はまるで支倉先輩の腕に優しく包み込まれている気分だった。

Another View END




あとがき・・・みたいなの
これもそれまでは全くネタが思いつかなかったのに前日の夜中になって急に思いつき、あとは一気に書き上げました。
思いつかなかった割りには出来たら結構な長さになってしまった・・・
もっとも出来上がった時には既に日は変わってましたけど。


追記

マクさん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。
マクさん>さすが学院の宴会部長ということで。
それにしてもこれは先日の暖かい日がなければ生まれなかったSSですわ。



やまぐうさんSS 「バレンタインは終わっている」
うわ~~~!!めっちゃ切ない・・・。
こういう姿も妙に似合ってしまう陽菜って・・・(ToT)
自分もこんな切ない文を書いてみたいもんです。

朝霧さんSS
まだ日はありますからどんどん突っ走っちゃってくださ~い(^^
なんでしたらこのままたぶん皆さんが期待している方向(?)に向かって・・・(ってオイ!!)

マクさんSS 「二人だけのバレンタイン(桐葉SS)」
きりきりのやることには何気ない事でも全部意味があるということですな。
共同作業でありながら更にその先のことを考えてるし
でも更にその上をいった(?)陽菜はこれまたなかなかの戦略家ですな・・・(^^;



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FORTUNE ARTERIAL SS    『自転車に乗って』

まだ2月だと言うのにこの島も異常気象なのか何故か暖かい日になった。
こうなると部屋に篭っているより外に出たほうが案外暖かいという妙な現象も起きてくるものである。
だからこういう日が休日だとたぶん寮を飛び出して外に遊びに出る生徒も結構いるだろう。
この傾向はもしかしたら学院側としては暖房費が少しでも浮いてくるだろうから、この時期の経費の面から考えるともしかしていいのであろうか?
でもやっぱりまだ時は2月、いつまた寒さが戻ってくるのやら

そして、お茶会5人組も例にもれず
「ぱんぱかぱーん!!今月は何して遊ぼうか会議~!!どんどんぱふ~~」
「悠木先輩、もう余裕ですね」
「うん、て言うかもう進路も決まっちゃったからあとは卒業まで遊び倒すのだ~~」
「何かずっと遊んでいたような気がするんですけど・・・」
「でもかなで先輩はやる時にはきちんとやる方ですから」
「うぅ~~~、白ちゃん・・・ありがとう~~~」
「白ちゃん、口が巧いな~」
「何か言った~~?」
「いえ・・・何にも」
「で、・・・え~~~と・・・何やろうとしてたんだっけ・・・?」
「もうボケが始まったんですか?」
ペタリ
「何なんですか?!いきなりコレは!!」
「こーへーが失礼な事を言うからだ!!で・・・と・・・?」
「今月は何をするか、だよ お姉ちゃん」
「あ、そうだそうだ。ありがと、ひなちゃん。それでなんだけど、せっかく暖かくなったんだから学院から飛び出して外でブラブラしてみようかな?とね」
「暖かくなったとはいえまだ2月ですからね。寒さがぶり返す可能性もありますし」
「うん、確かにそれもあるけど外が暖かかったら出てみるのもいいんじゃない?」
「でも・・・街になら何かと結構行ってますけどね」
「チッチッチ、そうじゃないよ。自転車で遠出をしてみよう・・・ってコト」
「・・・ふむ、なるほど。それは・・・まぁいいんですけど、自転車なんてドコにあるんですか?」
「その辺はもう調査済み。駅前にレンタルの自転車があるんだよ。ほら、このチラシを見て」
一同はそのチラシを見て
「ふ~~~ん、なるほど。こりゃ結構いいかもしれないですね」
かなでさんは得意顔で
「でしょでしょ?よし!!決まり!!今度の休みに行くぞ―――!!」
「了解!!」


で、次の休みの日
この間にまた冬が戻ってきて天候の悪化が懸念されたが今日もまたとても2月とは思えないポカポカ陽気の朝になった。
「う~~~~~ん、気持ちいいよね」
「よかったよね。この前、寒さが戻った時はどうしようか?と思ったけど」
「そうだな。幸いにも暖かくなったし遊びに行くにはもってこいの日だな」
「よし、みんな時間通りに集合したね。じゃレッツゴー!!」
「あれ?そういえば陽菜は?」
「あぁひなちゃん?ひなちゃんはわたしの特命を受けて家に帰ってるよ。だから現地集合なのだ」
「またかなでさん、無理難題を押し付けたんじゃないでしょうね?」
「『また』ってどーゆー意味よ?こーへーはそんなにシールが欲しいのかい?」
「いえ・・・結構です」
「じゃ?なんですか?」
「あとで分かるよ。たぶんみんなも楽しみなものだろうから」
「ま、いいか・・・で、その自転車屋はどこです?」
「あ――――、そこそこ。お――――い、ひなちゃ―――ん!」
「あ、みんな来たね」
「陽菜、おはよう。ん?なんだ?その大きな荷物は?」
「あ、これ?うふふ、あとのお楽しみ」
「そ!それじゃ各自自転車を選んでよ」
というわけでメンバーそれぞれ自転車を選んで
「レッツゴ―――――!!!」
「オ―――――!!!」

この島は比較的車もすくない割りには道路も整備されているし、急な坂道も少ないので特に自転車にとってはもってこいの所である。
ましてや今日はポカポカ陽気に加えて風も無いので正に絶好のサイクリング日和である。
「風が気持ちいいね」
「動いたら体も暖まるし、丁度いい感じですね」
「よーし、もっと先まで行くぞ―――!!」
「どこまで行くつもりですか?」
「決まってるじゃん!!行けるトコまで!!」
「やっぱり行き当たりばったりか・・・」
「まぁいいんじゃない?こういうのも」
「そうだな。一日使って行けるトコまでというのもいいかもな」


しばらく走って大体昼頃になって
「そうだな~、この辺が眺めもいいね。ひなちゃ――ん、例の物」
「うん」
陽菜が持ってきていたカバンの中から数個の箱を取り出した。
「で、何?これ?」
「というかこーへー、まだ分からないの?鈍過ぎだよ!」
「え??」
陽菜が持ってきた荷物の正体は
「ジャジャ―――ン!!ひなちゃん特製のお弁当だ――――!!!」
「おぉ――――――!!!すげ――――!!!」
「わ――――、美味しそう」
「すごいですね」
「もしかして、これを作るために昨夜は実家に帰ってたのか?」
「そうだよ。寮じゃ作れないからね」
「ひなちゃんの愛がたくさん詰まったお弁当だからね。心して食べること!!いいね!!」
「は・・・はい・・・」
「うふふ、いっぱい食べてね」
「いただきま――――す」


「ふ~~~、食った食った」
「や~~~、美味かった」
「やっぱりさすがね、陽菜」
「ごちそうさまです」
「う~~~ん、さすがわたしのヨメ」
「お粗末さまでした」
「お粗末って・・・これ以上の弁当ったらあとはせいぜい鉄人の作った弁当くらいのもんだろ?」
「ありがとう。でも褒めてももうこれ以上何も出ないよ」
「いや、事実を言ったまでだよ」
「はいはい、それじゃ休憩も終わったところでまだ先へ行くよ」
「は――――い」


実際この島自体はそんなに大きくないので結局ゆっくりと一日かけて島内サイクリングを満喫した。
時々景色のいいところで止まって遊んだり写真を撮ったりしながら。

自転車を返して学院までの帰り道
「いや~~~~、たのしかったね~~~」
「歩きだとそんなに遠くへ行けないから分からなかったけど、こうして自転車とか使うと行動範囲が広がるから新しい発見もあったな」
「私たちも普段はなかなか行かないから面白かったね」
「写真もたくさん撮ったし」
「これからも時々行こうか?」
「春になってもうちょっと暖かくなったらまた行こう」
「あぁ、そうだな」

すると一人だけ浮かない顔をした人が・・・
「どうしたんです?かなでさん」
「うぅ~~~、そしたらわたしだけ仲間外れじゃんか~~~~~!!!」






あとがき・・・みたいなの
先日、すごく暖かかった日に自転車に乗っててこのネタを思いつきました。その日は乗ってても全然寒くなく気持ちいい日だったんですが、その後はまた寒くなってしまいました。やっぱりまだ2月なんですね。

それにしてももうすぐ白ちゃんの誕生日だというのにSSが全く思いつきません。
自分にとっては正直きりきりより難しいキャラかもしれないです。


※早坂さん>どうもご丁寧にありがとうございます。自分は全く気にしておりませんので(^^


朝霧さんSS
2/17 外にいると仮定して『外にいるかなでさん』ということでちょっと勝手な妄想で小文を考えてみました。まぁ現実的に言ったら本当に寒いとそれどころじゃないでしょうけどね。(これも一応18禁でしょうかね)

                                                       コチラ↓

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今日のネタ

昨日とうって変わって寒くて風が強かった・・・。
明日は今日以上に冷え込むという話だが・・・(-_-

というわけで

ふみぃさん、早坂さん、マクさん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

ふみぃさん>ごもっとも
でもそれをやったら面白くないもんで(^^;

早坂さん>ゲーム版をやるのはいつのことやら
まぁスタッフも姫さまの手作りチョコを食べられたんだからそれだけでもいいかと(^^

マクさん>それに若い時はいろいろ吸収して人生経験を積んでもっと色んなことが出来るようになるんです。


朝霧さんSS
人のことは言えないですが、みんなやっぱり甘甘ですな(^^
それにしても途中で止めたということは、この後何かどんでん返し的なのが・・・とか?


早坂さんSS 「冬のないカレンダー #12
やっぱりこういうのはいろんな意味で美味しいですな(^^

それにしても双方のお母さん、若っ!!
まぁ考えてみれば亭主がいないからといって浮気しまくるよりはよっぽどいいですな(^^
もっともそうだったらもっとドロドロの話になっちゃいますね(汗


今日のネタ

昨日といい今日といい妙に暖かい日でした(^^

というわけで

謝辞
TMさん、朝霧さん、ふみぃさん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

TMさん>まぁ確かに公務を離れたら姫さまといえども・・・ですね。

朝霧さん>まだなかなか先へ進んでませんが一応全話揃えましたのでゆっくり見ていこうと思います。

ふみぃさん>始めまして。巡回していて偶然見つけました。これまで気付かなくて大変申し訳ありませんでした。


やまぐうさんSS 「瑛里華とバレンタイン
うわ~~~~!!!こりゃ甘っ!!!(^^

バレンタインの飾り
確かにベタではありますが、一番インパクトがあって喜ばれるやり方ですな。それにしても白ちゃんにそんなイケナイことを吹き込む悪いオヂサン(?)は誰でしょうか?(って分かってるくせに・・・)(^^;


早坂さんSS 「麻衣の味、さやかの味」
「本当はもっと恥ずかしい事も本に書いてあったんだけど」・・・って、もしかしてもしかしたら(以下自主規制)
それにしても素晴らしい(?)チョコですな(^^;

このあとの勝手な妄想
・・・
「お兄ちゃん、あともっと美味しいのもあるんだよ」
「そうよ。まだバレンタインのチョコはこれだけじゃないんだから」
「え?他に何があるんだ?」
「チョコっと待っててね。準備するから」
「あらっ・・・」
思わずコケる

二人は上半身をはだけると胸の先にチョコを塗って
「さぁお兄ちゃん、2人の生チョコをチョコっとじゃなくってたっぷりと味わってね」
・・・
なんてのは・・・? コラ>(^^;


朝霧さんSS
2/14 なるほど。フォーチュンファイブできましたか。

2/15 考えてみればイベントをやってこれだけ盛り上がるこの学校が凄いのか、それともここの生徒会が凄いのか・・・?

そう言えば自分も過去にフォーチュンファイブを使ってこんなSSを書いたっけ。(投稿した作品なので勝手にリンクを貼るのもどうかと思ったので原文コピペしました)
コチラ↓

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Canvas2 SS  『初めてのバレンタイン』

Canvas2のアニメを見て(と言ってもまだほとんど進んでませんが・・・)思いついたのを書いてみました。
とりあえずそれらしく書いたつもりですが、まだ少々自信が無いため一応伏せますのでもし気が向きましたらどうぞ・・・。

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夜明け前より瑠璃色な SS   『バレンタイン=イブ』

夕食後しばらくして私とミアはとある荷物を抱えて王宮の厨房にやってきた。
私の姿を見た瞬間
「え?!!!フィ・・・フィーナ様!!どうしてこのような所に??!!」
いきなり私が厨房に入って来たものだから一仕事を終えてくつろいでいた料理スタッフはもうビックリ仰天してる。
「ごめんなさい。ちょっと厨房を使わせてもらうわね」
「すみません」
「そ・・・そんな・・・。調理でしたら我々が致しますので・・・」
「ちょっと作りたいものがあるのよ」
「え??!!フィーナ様自らが・・・ですか??!!」
「そうよ。何か問題でも?」
「い・・・いえ・・・そのようなことは・・・。しかし・・・一国の姫様ともあろうお方に料理をさせたと言う事が陛下の御耳に入りでもしたら我々は・・・」
「うふふ、それは大丈夫よ。父様にはちゃんと前もってお話はしてあるから」
「そ・・・そうですか?でしたら・・・」
「それにこれは私の手作りじゃないと全く意味がないから。じゃミア、始めましょう。指導よろしくね」
そう言って私は持ってきた包みを調理台に広げた。
この日のためにわざわざミアに頼んで買ってきてもらった物である。
「はい。お任せください」
「あの・・・フィーナ様、これは?」
「見ての通りチョコレートよ」
「それは分かりますが・・・何をされる御積もりで?」
「地球には2月14日に恋人やお世話になっている人にチョコレートを贈る習慣があるということなの。だから私も手作りチョコに挑戦してみようと思ってね。丁度明日地球に行く事になってるから丁度いいし」
「あぁ、なるほど。それにしても地球には面白い習慣があるんですね」
「もっとも恋人の場合は“本命チョコ”で、お世話になっている人の場合は“義理チョコ”と呼ぶらしいんだけどね」


というわけで厨房の一角を借りて私達は手作りチョコの製作にかかった。
本を広げ、ミアの指導の下で始めたのだが、さすがに普段から料理などすることがない私にはなかなか難しい。
最初に板チョコを包丁で刻むのだけど、私の包丁の使い方がどうも危なっかしいらしく目の前にいるミアや後ろにいる厨房スタッフがヒヤヒヤしながら見ているのが何となくわかる。
何だかちょっと失礼ね・・・。
「姫さま、落ち着いてやれば絶対大丈夫ですから」
「えぇ、任せて」
とは言うものの一応刃物を使っているから私も真剣だし、回りも万が一私が怪我でもしたらということで気を使ってくれているのか固唾を呑んで見ているみたいだ。
思ったとおり無事チョコを刻み終わったらみんな安堵の表情をしていた。

あとは刻んだチョコを湯せんで溶かして型に流し込み冷蔵庫に入れて一段落。
「ふう・・・結構手間がかかるのね」
「でも達哉さんが喜んでくれるならいいじゃないですか」
「それもそうね。うふふ」

そしてチョコが固まるのを待つ間、厨房スタッフと暫しの雑談。
この頃になるとさすがに彼らの緊張も解けてきたのかある程度普通にお話をするようになり、お料理に関する話に華を咲かせた。


「姫さま、そろそろ固まったんじゃないんでしょうか?」
「あ、そう?じゃ出してみましょうか」
冷蔵庫から型に入ったチョコを取り出しバットの中でひっくり返す。
すると型から外れたチョコが姿を現した。
キレイにハートの形になっている。
「いい感じですね。姫さま」
「そうみたいね。味見してみましょう」
早速私達は一つ口にする。
「美味しいです。成功ですね、姫さま」
「えぇ、巧くいったみたいでよかったわ。よろしかったみなさんも」
「え?!!よろしいんですか?」
「えぇ、どうぞ」
「おいお前たち!!フィーナ様自らお作りになられた物を食べる事が出来るという栄誉を与えられたのだぞ!!心してしっかり味わって食べろよ」
「はい!!!頂きます!!」
「そんな大袈裟な・・・」

「美味しいです。フィーナ様」
その表情はお世辞ではないようね。よかったわ。
「この栄誉は末代までの自慢話になります!!」
「それもちょっと大袈裟すぎね。でもありがとう」

「それではあとはラッピングですね」
「えぇ、この箱を使えばいいのね」
出来上がったチョコを専用の箱に詰めて包装紙で包みリボンをかける。
父様とマスターと仁さんにあげる義理チョコ(ごめんなさい)、そして・・・一つだけ包みと中身がちょっと違う達哉にあげる本命チョコが完成した。

「できたわ!!」
「やりましたね、姫さま」
「えぇ、ありがとう。ミア それからスタッフの皆さん」
「そんな・・・私達は何もしておりませんし」
「でも皆さんの協力がなければできなかったですしね」
「あ・・・ありがとうございます」


出来上がったチョコを持って私は自室に帰ってきた。
明日地球に行く準備はもう既に出来ている。
後はこのチョコをバッグに入れるだけである。

そのチョコが入った包みを眺めていると愛する達哉の顔が浮かんできた。
「やっと明日は逢えるのね」
そして
「私がこれを作ったなんて言ったら達哉はどんな顔をするかしら?」
それを考えるともう眠れない。
「いけない・・・明日の朝は早いのに寝ないといけないわ」
それがわかっているにも関わらず、いつまでもチョコの包みを眺めながら嬉しさのあまりニヤニヤと惚気た笑いが止まらない私だった。




あとがき・・・みたいなの
タイトルからすると前日の話なのにこのネタを思いついたのが今日の朝方というこの状況・・・。
でもまぁせっかく思いついたから書いてみました。


追記
マクさんSS 「二人のバレンタイン
口移しとか・・・そういう貰い方をしてみたいもんですな(^^;
でも考えてみると逆に失敗作だからこそ手作りである気持ちが伝わってくるかと・・・いう・・・気も・・・
まぁ余り縁がない人から見ると羨ましい拷問でしょうか(^^


朝霧さんSS
2/12 『信じている』と簡単に(?)言いますが結構大変なことですよ。

2/13 実際キーボードを打つかのごとく携帯でメールを打つのもこれもなかなか・・・
因みに自分の場合はキーボードの方がよっぽど早いっす・・・。
さて、明日は何が起きるのでしょう?




ブログパーツ

今日のネタ

謝辞です。

早坂さん、TMさん、朝霧さん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

早坂さん>何だかんだ言ってもやっぱり達哉は優しいですからね(^^
吸血鬼の瑛里華までそうできる陽菜:まぁ一応夢の中の出来事ですので何でもできるということに・・・(^^;

TMさん>こういうのは銭金の問題じゃないですね。

朝霧さん>
なんで、ケチャップなの:まぁ陽菜の見た番組がたまたまそうだった・・・ということにしておいてください(^^; (ホントはあの色を使いたかっただけです)
翠さんがとんでもなく恥ずかしい台詞を♪:やっぱり翠様が言うにはちょっとアレですかね?(^^;

マクさん>Canvas2はとりあえず時間を見つけて見るようにしています。それで何かネタが浮かんだら新天地開拓じゃないですが、またSSに挑戦しようかと思います。


朝霧さん、マクさん 30,000hitsのお祝い文ありがとうございます。


早坂さんSS 「約束の証」
付き合っていくと喧嘩の一つや二つはあるでしょうね。それにしても周りはナイスフォローですな。
ここまでされて家に帰ろうものなら麻衣とさやかにボロカスに叩かれて・・・(以下自主規制)


「扱い」
やっぱり霧さんってそういうキャラなんだ・・・(“やっぱり”ってどういうことだよ?って突っ込まれそう・・・)


朝霧さんSS
2/10 まさか・・・このまま禁断の世界に・・・てなことはないか(^^; まぁいおりんのことだから冗談でやるということにして、そういう要素を若干盛り込むのももしかしたら面白いかも(^^

2/11 それにしても瑛里華もある意味とんでもない人に頼んだもんだ・・・。

夜明け前より瑠璃色な SS   『遠山翠誕生日記念SS「本当のプレゼント」』

「さて、と・・・準備は出来たね。あとは達哉が来るのを待つだけ、と」

事は先日
「達哉、2月10日は何の日だ?」
「え?う~~~~ん・・・と、何かの祭日だったっけ?」
「ぶふっ」
思わずコケた・・・
私は達哉の首根っこを摘み上げて
「コラッ!!もしかして自分の彼女の大事な日を忘れたとか言わないわよね!!」
「あ~~、もちろん覚えてるよ。え~~~と、ほら、あの日だろ?あの日・・・ってか俺はネコかよ」
「だから何の日?」
「え~~~と・・・あ、そうそう!翠の誕生日だ!誕生日!!」
「ふう、やっと思い出してくれたみたいね。というわけで待ってるから絶対に来てよ」
「あ・・・あぁ、もちろん」
「翠さんの手料理が食べられるなんて、何て幸せ者なの?こいつ~!!」
「あのな、自分で言うなっての」

で、当日
私は学校が終わったら速攻で家に帰って準備を始めた。
料理に部屋の片付けと飾りつけ等、やることがいろいろある。
「でも考えてみると自分の誕生日のお祝いを自分で支度するってのはどうなのかな?」
確かに考えてみたらおかしい気がするのだけどでもお父さんもお母さんも家にいないし、まぁ達哉と一緒にすごせるならいいんでないの?
てなことを考えながら料理を作っているわけです。

片付けた部屋に大き目のテーブルを置いて出来上がった料理を並べた。
「う~~~ん、我ながらよく出来てる。いい匂いだね~。達哉、早くこないかな。お腹が空いてきちゃったよ」

でも待てども待てども達哉が来る気配がない。
「どうしたんだろう?遅いね・・・」
電話をかけてみるけど電話にも出てくれない。
心配になった私は達哉の家に行ってみることにし、家を飛び出した。
するとそこには
「あ!!達哉・・・」
「み・・・翠・・・」
なぜか達哉が入りずらそうに玄関先でウロウロしていた。
「何してるの?達哉。早く中へ入って」
「あ・・・あぁ」
とりあえず達哉を家の中に押し込んだ。
「どうしたのよ?何で家の前でウロウロしてたの?」
「い・・・いや、別に・・・な」
「別に、って私に話せないこと?」
何か凄く深刻な顔をしている。何なんだろう?どうしたんだろう?
「達哉がそんなに悩んでるんだったらいくらでも相談にのるよ。私は達哉の彼女なんだから」
「・・・ありがとう、翠」

暫しの沈黙が流れて・・・
「じ・・・実はな」
「うん」
「・・・ゴメン!!誕生日のプレゼントが用意できなかったんだ・・・」
「え?」
「だからプレゼントを買えなかったんだよ・・・」
私は拍子抜けした感じで
「あ・・・あらっ」
「こ・・・こら、コケるとこかよ。人が真剣に話してるのに」
「な~んだ、そんなことか。心配して損しちゃった」
「え?み・・・翠・・・」
「もしかして麻衣のこと?」
「え?もしかして知ってたのか?」
「うん、麻衣から全部聞いてるよ。私のプレゼント用に貯めていたお金を麻衣のフルートを買うのに使っちゃったという話でしょ?」
「あ・・・あぁ・・・」
「この前、麻衣が新しいフルートを持ってきてたのに嬉しそうな顔じゃなくて凄く申し訳無さそうな顔をしてたからその時に話は全部聞いたんだよ。で、私が『せっかく買ってもらったんだから大事にしなさいよ』って言ったらすっごく嬉しそうな顔をしてた」
「そ・・・そうだったのか。そうならそうと言ってくれればよかったのに・・・」
「もしかしてそれで申し訳ないと思ってなかなかウチにこれなかったの?」
「そ・・・そうなんだ。ゴメン!本当にゴメン」
「そんなこと気にしてないのに。それにしても・・・麻衣は幸せ者だね。私もこんな妹思いの優しいお兄ちゃんが欲しかったな」
「み・・・翠、そ・・・そう言ってもらえるとホッとしたよ。ありがとう。」
「何言ってるのよ、達哉。それに・・・今日はもう最高のプレゼントを貰っちゃったし」
「え?俺は何もあげてないけど・・・?」
「もう・・・バカ・・・鈍感・・・女の子の気持ちが判ってるんだか判ってないんだか・・・」
「え・・・・??????」
・・・やっぱりコイツは言わないと判らないのかな?
まったくもう・・・照れくさいこと言わせないでよ・・・
「一度しか言わないからね。・・・達哉が今日ここに来てくれたことが私にとっての一番のプレゼントなの!!」
「えぇ―――――――――――!!!!!!」
その瞬間真っ赤になる達哉。
多分私も真っ赤になってるだろう。

「あ・・・ありがとう、翠・・・。そ・・・それじゃ改めて『翠、誕生日おめでとう』」
「ありがとう、達哉」
「今年は何もなくて本当にゴメンな」
「うん。でも、・・・来年はちょっとプレゼントを期待してもいいかな?」
「あぁ、頑張るよ」





あとがき・・・みたいなの
というわけで翠様の誕生記念SSを書いてみました。
これまでネタらしいネタが全く思いつかなかったのに昨夜の夜勤の最中にネタを思いついて帰ってきてから寝るまでの2時間ほどで一気に書き上げました。
なのでもしかしたらどこかにアラがあるかもしれませんけど・・・その時はスミマセンm(_ _)m


追記
早坂さん、SSの紹介と感想どうもありがとうございます。
早坂さん>まぁ確かに夢でああなって現実でこうなったら・・・(^^;

早坂さん、TMさん 30,000hitsのお祝い文 どうもありがとうございます。
早坂さん>自分も気付いた時には結構回ってました。
TMさん>こちらこそよろしくお願いしますm(_ _)m
自分なんて思いつくままに書いているだけですのでとてもひねれてませんよ(^^;
それと今日はみどりん一色でスゴイことになってますね(^^
さすがみどりん推し!!
というわけで改めておたおめ(^^



朝霧さんSS
2/9 何となく分からない気がしないでもないが・・・分からない(どっちだよ!!)
この女の園でこれから何が行われるのか気になる・・・(^^

マクさんSS 「
伽耶様ときりきりの飲み比べ・・・どんな状況か見てみたい。って言うか回復力が強すぎて結果的に水を飲んでるのと変わらないのかな?
それにしてもきりきりのお茶目なイタズラにはこれまた・・・(^^
最後の発言はもしかして孝平も酔いが回ったからなのかな?

ブログパーツ

今日のネタ

このブログが本日(というか昨日)、30,000hitsを超えました。
これもひとえに訪れて下さる方々のおかげです。
どうもありがとうございます。と同時に今後もよろしくお願いいたします。


というわけで

TMさん、マクさん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

TMさん>FAのキャラはこの中には一人しかいないから多分大丈夫と思いますよ(^^;

マクさん>さて、誰なのでしょう?^^


早坂さんSS 「出番
『さて、本当に焦ってるのは誰なんでしょうか?』なんてコト思ってるのはもしかして自分だけ?

さて、まだCanvas2のゲームはやってませんが、アニメ版をやっと見始めたところです。とは言ってもまだ3話ほどを端折りなら見ただけですのでこれだけではさすがにまだイマイチよく分かりませんが・・・
でも何となくSSのネタが浮かんだような気がする(^^
まぁそのネタが文章になるかどうかは別として・・・


やまぐうさんSS 「エプロンをつけよう
何となく瑛里華の呆れ顔が目に浮かびます(^^;

FORTUNE ARTERIAL SS 『天使の顔、悪魔の顔』

「孝平くん、私のこと好きだよね?」
俺の目の前にはいつもの笑顔のはずなんだけど何故か物凄く怖い目をした陽菜がいる。
その目は例えるなら悪魔に魂を乗っ取られたかのような目をしてる。
そして・・・手には包丁が握られている。
その包丁は真っ赤に染まっていた。
正に血の色である。
よく見ると陽菜の体も真っ赤である。
俺のではない。陽菜自身のでもない。
そして陽菜の後ろの惨劇が目に入る。
「うぅっ・・・・!!!!」
3つの真っ赤に染まった塊が横たわっていた。
塊・・・と言うより人(だったもの)である。
陽菜のは恐らくその返り血だろう。
それが誰かはパッと見ただけですぐに分かった。
「う・・・ウソ・・・だろ?!!!」

「孝平くん・・・私のことが一番好きだよね?」
更に陽菜は俺に問いかけてきた。
「答えてよ・・・孝平くん・・・」
こ・・・こんな状況で答えられるもんか!!それよりも・・・
「ねえ・・・答えて・・・」
「は・・・陽菜・・・う・・・後ろのは??」
陽菜はニヤリとしながらその横たわっている物体を一瞥すると
「あぁ、これ?ちょっと邪魔だったからお休みしてもらったんだ」
「お・・・お休み・・・って・・・」
「そう、お休み・・・。3人ともよく眠ってるね」
“眠っている”・・・って・・・おい!!
「それに・・・邪魔・・・って・・・」
「孝平くんがいけないんだよ・・・」
「お・・・俺のせいだと言うのか?」
「私、孝平くんのことがこんなに好きなのに・・・孝平くんがみんなに優しくするから・・・」
「そ・・・そりゃ会長や白ちゃんは生徒会でも一緒だし・・・かなでさんも・・・俺がここに来た時から目をかけてくれたし・・・当り前だろ?」
「私だけに優しくしてくれたらよかったのに・・・。私、いつも孝平くんが帰ってくるのを一人で待ってたんだよ。そしたらいつも千堂さん達と楽しそうに帰ってくるし・・・」
「そ・・・そりゃ監督生室を一緒に出てくるんだから当然だろ?!!」
すると今度は涙を浮かべながら
「私が毎日どんな気持ちでそんな楽しそうな孝平くんの姿を見ていたか分かってる?」
陽菜が俺に静かに語りかけながらジリジリと距離を詰めてくる。
「一人で待ってるのって・・・凄く寂しかったんだよ・・・」
「・・・・」
余りの恐怖に俺は声すら出せない。
そして遂に手を伸ばしたらお互い届くところまで2人の距離が詰まってしまった。
「でももうこれで終り・・・。私がこの手をもう少し伸ばすだけで・・・」
「・・・や・・・や・・・」
「孝平くん・・・これからはずっと一緒だよ・・・永遠に・・・ね」
「や・・・やめてくれ!!陽菜!!」
やっとの事で俺はその一言だけ絞り出したが陽菜の耳には全く届いていない。
俺はこの場から逃れたいのにまるで金縛りにでも遭ったかのように体が固まって動かない!動けない!
動くことができるのは体中を伝い流れる汗のみ。

「もう・・・いいよね。孝平くん、一緒に行こうね」
陽菜が手にした包丁を胸の前で構える。
「私も後ですぐに行くから・・・。先に『おやすみなさい』・・・」

「や・・・やめろ―――――――――!!!!」

「は!!こ・・・ここは??!!」
周りをキョロキョロ見回す。
間違いなく俺の部屋である。
そして自分の体を調べてみる。
どこにも傷は無い。
「・・・よかった・・・夢か・・・」

「あ、目が覚めた?何だかうなされてたみたいだけど大丈夫?」
声がした先にいたのはさっきまでの悪魔の顔と全く違う天使の顔が。でも・・・
「は・・・陽菜・・・大丈夫・・・って!!オイ!!その手に持ってるのは??!!」
陽菜が手にしているのは正にさっき見た“アレ”と全く同じ物である。
「あぁこれ?“よく切れる”って通販番組でやってたから買っちゃたんだ」
さらに陽菜の後ろに目をやると・・・3人が寝転がっている!!
「お・・・おい!!後ろの3人は??!!!」
陽菜はニッコリしながら
「お休みしてるみたいだね。3人ともよく眠ってるね」
これまたどこかで聞いたセリフが・・・
「お・・・お休み・・・って・・・?!!!」
はっと気がついてよく見てみると何故か陽菜の持っている包丁には赤い液体が付いていた。それに着ているエプロンもまるで返り血でも浴びたかのように・・・。
・・・冗談だろ??!!!ここは確か現実世界のはずだよな??!!だったら・・・まさか正夢??!!
俺の体を冷や汗が伝う。
「陽菜・・・まさか・・・そ・・・その・・・赤いのは?!!!」
俺は血の気が引いた顔で恐る恐る陽菜に尋ねた。
「あぁ、これ?ついさっき試し切りでケチャップの容器を切断してみたんだ。ほら、コレ」
そう言って陽菜は真っ二つにされたケチャップの容器を俺に見せる。
「番組でやってたのを実際にやってみたんだけど飛び散っちゃったんだよね。ごめんね。ちょっと汚しちゃった」
「は―――――――・・・だったらいいんだけど・・・」
「でも・・・どうしたの?孝平くん。さっきから凄く怯えた目をしてるんだけど・・・。私、そんな怖い顔してる?」
「あ・・・な・・・何でも・・・ないし・・・陽菜は・・・いつもと・・・全然変わらないよ。ちょ・・・ちょっと・・・な」
「そう?ならいいんだけど。ヘンなの・・・」
よかった・・・マジでよかった・・・いつもの優しい陽菜だ。


しばらくして3人がムクッと起き上がり、目を擦りながら
「ん?ひなちゃん、来てたの?いい匂いがするけど何かつくってるの?」
「あ、お姉ちゃん 起きた?孝平くんのために焼きソバを作ってたんだよ。でもなんでお姉ちゃん達が?」
「お茶会をやろうと思ってみんなで押しかけたんだけど、支倉くんは気持ちよさそうに寝てたからそれを見てると私達も眠くなっちゃって、つい・・・ね」
「陽菜先輩も誘おうと思ったんですけどお部屋にいなかったもので、ごめんなさい」
「あぁ、そうなんだ。私、ちょっとお買い物に出てたから」
まったく・・・紛らわしいシチュエーションだよ・・・。

「そういえばこーへー、汗びっしょりだけど何かあったの?」
「い・・・いえ、大したことじゃないですよ・・・」
「その話し方、なーんか怪しいな。まさか私が寝ている間にひなちゃんを・・・!!」
「それだけは絶対ないです」
「ま、その辺はあとでゆっくり聞かせてもらおうじゃないの?」
話してもいいですけどそんなに面白いものでもないと思うんですけどね・・・

「それより早く着替えないと風邪ひいちゃうよ。はい、お着替えはあちらへ~~」
バスルームを指差された。ここは俺の部屋なのに・・・。
ま、いいか。それにしても夢オチとはいえ、とんでもない夢を見たもんだ。

でもそれからしばらくの間、陽菜の笑顔に微妙に恐怖心を抱いた俺であった。




あとがき・・・みたいなの
一度ホラー的なのを書いてみたくなって書いてみたんですけど、感じが出てるでしょうか?
まぁネタ的にはありがちかもしれませんね。
少々強引でムリのある設定や箇所もある感じなのでツッコミどころも結構あるかとは思いますが、とりあえず話を繋げるためと思ってご勘弁ください。


追記
朝霧さんSS
2/6 さて、これから何が起きるのでしょう?楽しみであります(^^

ブログパーツ

今日のネタ

ココのところスランプなんでしょうか?
話がなかなか思いつきません・・・


というわけで

早坂さんSS 「豆まきと恵方巻きと悠木姉妹」
落花生とは考えましたな。
それにしても・・・恵方巻で想像するコトというと・・・やっぱりみんな考える事は同じですな(^^;

TMさんSS 「節分」
こりゃ達哉くん、形無しですな。墓穴を掘りまくり(^^;

やまぐうさんSS 「豆まきの日」
自ら鬼役を買って出るとは、相変わらずいろんなことに興味を持つ姫さまですな。
「冬の丘での距離」
案外きりきりも楽しんでやってますな、こりゃ。

朝霧さんSS
2/3 何だかんだと言われながらも幸せそうですな、瑛里華さん(^^
2/4 やっぱり幸せそうな瑛里華さん(^^ 
2/5 うん。瑛里華がコーヒーを飲む姿は珍しいと思います。多分思いっきり砂糖を入れて・・・とか??

マクさんSS 「夢と現実」
なんだか素晴らしい夢ですね。
それにしてもいつになっても神出鬼没な方ですな。
『俺の秘蔵コレクション』・・・どこに隠してもお見通しということですな(^^;

今日のネタ

もうすぐポニーテールのあの方の誕生日が近いとのことですが・・・SSのネタがまだ思いつきません(ToT)
さて、どーする・・・


というわけで眠い目を擦りながら・・・

早坂さん、SSの紹介と感想どうもありがとうございます。
早坂さん>かなでさんもたまにはセンチメンタルな気分になる・・・ということで。




早坂さんSS 「約束の証」
まだエステルのルートをやってないので憶測でかいてますが、確かにわがままって感じjだけどそのなかに彼女なりの優しさがある感じですね。

「エステルさんと」
短い中にも色んな面が見えた感じでした。

TMさんSS 「節分」
達哉くーん・・・いろんな意味でそりゃ確かにマズイですわな(^^;

朝霧さんSS
2/1 1.はいはい、ごちそうさま・・・
   2.紅つば・・・どんな味がするんだろう??
   3.やっぱ瑛里華さんも元気の塊ですな(^^)

2/2 どんなのでも主役のその一部分は年中無休で元気なものです。でもこれって羨ましいというべきなんでしょうか? 

マクさんSS 「母のお仕置き 第2話」
今回も親子の親しいおつきあい・・・じゃなくて壮絶などつきあいが繰り広げられてますな(^^;

今日のネタ

参照


やっと買ってきました。

他にも月の方々が表紙の本とかもありましたが・・・予算オーバー(ToT)


というわけで大変遅くなりましたm(_ _)m

TMさん、マクさん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

TMさん>
・まぁ確かに美味しいですからね。
・ということは本編の始まる前日・・・ということか。

マクさん>いつもが賑やかなだけにこういうのは確かに・・・ですな。


早坂さんSS FA楽屋裏小劇場”汚れた理由”
こっちでもコスプレをやってたわけですかね。それにしてもサイズがいろんな意味で・・・って、後ろに殺気が!!

FA楽屋裏小劇場”1日の長”
これはどっちが望んでるんだろう?

朝霧さんSS
1/27・28・29
それぞれの特徴が出ている感じがします。

「未来も大事だけど、俺は今の幸せを優先するよ」
わぉ!!やっぱ熱いね~~~(^^)

きりきり・・・その気になればホントに食う気ですな(^^;
♪うさぎお~いし 塩焼き~♪ ってオイ!!

マクさんSS 「かな 縛り」
普段はあれだけ気が強く突き進むかなでさんもやっぱりいざとなると女の子なんですね(^^)

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『気ままな場所』へようこそ!

文字通り思いつくまま気ままにSSを書いているところです。
主としてオーガスト系(といっても種類はかなり限定されていますが)とあとはちょこちょこと気が向いたらなのは系他も書いてたりして。

当ブログはリンクフリーです。
この様な所でよろしければ御自由にして頂いて結構です。
報告とかも任意で構いません。
ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。