FC2ブログ

気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

夜明け前より瑠璃色な SS     『イメージチェンジ?』

本日も一応ネタバレモノは無し……ということで



夜明け前より瑠璃色な SS 『イメージチェンジ?』


「う~~~ん……今までいつもつけていたのをしてないと何かしっくりこないわね」
今日は久しぶりにさやかに食事に招待されており、今さやかの家に向かっているところ。
「でもこのことはさやかにもまだ話してないからきっと私の姿を見た瞬間ビックリするかもね」
もしかしたら若干のイタズラ心もあるのかもしれない。

それにしても……通り過ぎる知り合い達、みんな首を傾げてるし……私、そんなに変かしら?
そう言えばさっきも同僚に
「あ……あれ? もしかしてカレンさん?? ど……どうしたんですか?!! なにがあったんですか?!!」
なんて驚かれながら聞かれたし……
「まったくもって失礼な話です……」


そのような事を考えているうちにさやかの家へ到着。
「こんにちは」
「は~~~~い、いらっしゃい……って、もしかして…カレン??!! どどど……どうしたの?!!」
「もしかしなくてもそうなんだけど……」
まぁ、一応さやかには分かってもらえたみたいで一安心。
「び……ビックリした~~~。誰かと思ったわよ」
「え? そ……そんなにビックリすることかしら?」
「どうしたの? 姉さん。あ、あの? どちらさまで?」
「い……いらっしゃいませ……え?? も……もしかして……??」
「あの……これでお分かりでしょうか?」
仕方なく私はポケットに入れていた眼鏡をかけてみた。
「カ……カレンさん!!」
「どうしたんですか??!! 何があったんですか?」
「と……とりあえずカレン、玄関で立ち話も何だから上がって……」
「……それではおじゃまします」
訳が分からず目を丸くしている3人に迎えられて私は中に入った。

「で、カレン……いつもの眼鏡はどうしたの? 壊しちゃったとか?」
「そういうわけじゃないんだけど、それにいつもの眼鏡はさっきかけたじゃない?……でもそんなに分からないほど人相が変わってたかしら?」
「ま……まぁ、かなり……」
「……やはりそうですか。ここに来る前にも同じような顔をした知り合いに結構会ったのですが……」
「あ、もしかしてコンタクトにされたんですか?」
「はい」
「へ~~~、またどういう心境の変化よ?」
「あ!!もしかしてカレンさん、気になる人がいるとか??」
「そういうのじゃないけど……ちょっとした気分転換のつもりでね」
「あら残念。それにしても……私達って二人揃って男縁がないわね」
「大きなお世話。それに『二人揃って』というのが気になるわね」
「あら? それじゃ彼がいるの?」
「いません!!」
「そう? でも俺が聞いた話では二人とも結構人気があるみたいだよ」
「へ~~~、そうなんだ~~。さすがだね、お姉ちゃん達」
「あらま……」
「………え?」
達哉君の言葉を聞いて思わず真っ赤になる私とさやか。
「達哉くん、そんな話どこで聞いたの?」
「え??そ…それは某所で。で……でもそういう話を聞いた、というだけのことだから」
「じゃ、場所はいいからその内容をもう少し詳しく聞かせてもらおうかしら?」
いざとなるとさやかも迫力あるのね。なんだか横から見ててもちょっと怖いけど……
「詳しくって言われても……ただその某所を歩いていたらたまたまそこにいた男性達が話していたのを立ち聞きしただけだけで」
「で、何て言ってたの?」
「え?そ……そりゃ『館長代理はあんなにキレイなのになんで彼氏がいないのかな?』とか……『カレンさんもあの凛とした姿がカッコいいのにな~~』とか……」
「えぇ――――!!??」
たぶん今の私はもう真っ赤になっているだろう……
「もう~~~カレンったら、相変わらずこういう話には免疫がないんだから…」
「…………」
ま……まぁ、免疫がないのは事実だから否定はしないけれど……
「で……達哉くん、それだけ? なんかその続きもありそうな口振りなんだけど?」
さすが長い間一緒に住んでいるだけあるわね。何だか達哉君も気の毒なくらい慌てているし……もっともさやかがこれだけ尋問してるんだから達哉君もたぶん嘘は言ってないみたいね。
「え??も……もう……ないよ…」
「ホント? 私の目を見て言える?」
「……あ…あの……他には……『彼氏に立候補したい』とか、『仕事とプライベートとのギャップが堪らない』とか。あとは『……られてみたい』とか……」
「え?最後がよく聞こえなかったんだけど?」
「聞こえない方がいいと思うけど……」
「ここまで言っといてそれはないと思うけど?」
ちょっとさやか……あんたも案外怖いわよ……。顔はニコニコしてるけどその顔が怖い……。
「あ、ちょ……ちょっと私……お料理の様子みてくるね」
「ちょっと待てよ、麻衣……俺も…」
「達哉くんは話の続き。で、何なの?」
「え……と、その……『叱られてみたい』……と」
「え???」
「まったく……その人達、何を考えてるのかしら?」
「お……俺はそう話しているのを聞いただけだからな!!」
「分かってるわよ。達哉くんには罪はないんだからとりあえずこの話はおしまい」
達哉くん、冷や汗かいてるわね。それにしてもさやかってホントある意味一番怒らせたらいけない相手なのかもしれない……。

「それにしても話が思いっきり脱線しちゃたわね」
「達哉くんがあんなコト言うからよ」
「えぇ~~~!! 俺のせい?」
「そりゃいきなり達哉くんが言ったトコから始まったし……」
「それよりお姉ちゃん、これ以上言うとまた話が脱線するよ」
「あら、いけないいけない。で、何の話してたっけ?」
「カレンさんのコンタクトの話」
「そうそう。それにしても普段見慣れていないだけに眼鏡をしていないカレンって何だか新鮮ね~」
「そ……そうかしら?私は今まで当り前であったものがないと何だかちょっとしっくりこないんだけど……」
「正に『イメチェン』ってやつですね」
「明日からそれで仕事も行ってみたら? もしかしたら彼氏ができたりして?」
「でも世の中には意外と眼鏡好きの男も結構いるみたいだからそういう人達はガッカリするかも」
「そんな人いるのかしら? でもコンタクトも結構いいわね。何かと面倒だけど、まるで自分の目がよくなったような気がするし」
「そうなんだ。それはすごいね」
「しかしやはりこんなのに頼らなくてもいいというのが一番いいんですけどね」
「確かに大切にしないといけないわね」
「達哉くんや麻衣ちゃんも勉強をいっぱいするのはいいけど目も大切にしなきゃあね」
「じゃ勉強しなきゃいいんだ」
「こら!! それはまた話は別」
「は~~~い、ま……学生の仕事は勉強だからそれは仕方がないな」
「そういうこと。程々にということね」

「お姉ちゃん、おまたせ~。ご飯ができたよ~」
「ありがとう、麻衣ちゃん。それじゃ今日はカレンもたくさん食べてね」
「今日はカレンさんが来ると聞いてましたから麻衣も張り切って腕を振るったみたいでして」
「そうですか。それは楽しみですね。それではいただきます」




あとがき……みたいなの
久しぶりにカレンさんメインのSSを書いてみましたが、誰かが眼鏡をかける話はどこかで読んだ記憶があるんですけど、逆に外す方の話は記憶にないのでちょうどいいかと思ったんですけど……
もっともたぶん眼鏡一つでここまで大袈裟に人相が変わることはないとは思いますが所詮一つのお話ですので……



追記
早坂さん、朝霧さん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

早坂さん>雪というのをを全く知らないと、もしかしてこんな反応なのでしょうか?

朝霧さん>
・本当は言いたいのに言えないというのはまた……
・そりゃ伊達に歳とってませんから……って、背後に殺気が……
・一面真っ白に変わってしまった風景というのは始めてみる人からするとある意味幻想的なのかもしれないですかね。



早坂さんSS 「楽屋裏狂想曲~最新作に戻る方法~
しっかしかなでさんは相当の危機感を感じてるみたいで…
いずれにしてもかなでさんのハチャメチャ振りは自分の場合はやはり傍から見ている方が楽しい(^^

やまぐうさんSS 「可愛い貴方と
なんだか微笑ましい一幕ですね。その後送られてきたぬいぐるみを達哉はどう飾るのかな?

朝霧さんSS
3/8 なんてことない日常の動作一つ一つが微笑ましいと思える陽菜はやはり癒されます。
それにしても二人は何のゲームをしてたのだろう?とりあえずは対戦モノだろうというのは分かるけど……。ヤケクソになってコントローラーをぶっ壊さない様に。


ブログパーツ

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kimama810.blog64.fc2.com/tb.php/144-053bc5c1

 | HOME | 

Calendar

« | 2019-11 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

TIPS114 記念日にメッセージを表示する

Birthday


今日は誰の誕生日?


Recent Entries

Categories

Monthly

通算ランキング

月間ランキング


アクセスカウンター





現在の閲覧者数:

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

福hide

福hide

『気ままな場所』へようこそ!

文字通り思いつくまま気ままにSSを書いているところです。
主としてオーガスト系(といっても種類はかなり限定されていますが)とあとはちょこちょこと気が向いたらなのは系他も書いてたりして。

当ブログはリンクフリーです。
この様な所でよろしければ御自由にして頂いて結構です。
報告とかも任意で構いません。
ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。