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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

FORTUNE ARTERIAL SS    『やはり対決!!』

今日もやはり(?)引き篭もり状態……。ま、外に出たら何かと金を使うし……ということにしておきます。


というわけで

早坂さんSS 『Moonlight Cradle』
最初読んだときには「え?」という感じでよく分からなかったのですが、改めて読んでみると「なるほど、そういうことか……」といった感じですね。流し読みでは少々難しい気がしました。シンシアにとってはつらいパターンでもあるんでしょうけどやらねばならないことはやらなければ……ですかね。

『福hideさんは何番くらいだったか』:自分が見たときは確か5日の10時頃から昼の間くらい(はっきり覚えてません)で160番台だったと思います。確か4日の段階ではまだ過ぎてなかったかと思います。


FORTUNE ARTERIAL SS 『やはり対決!!』


「あ~~、腹減ったな~~」
休日の今日、久しぶりにゆっくり寝てさっき起きたばかりの俺はとりあえず飯を食いに行こうと思って食堂に向かっていた。
昨日まで会長さんに目一杯こき使われてさすがの俺もヘトヘトになったので昨夜は部屋に戻るとそのまま死んだように眠っていた。
ま、でもこれまでみたいな無気力的な生活と違って何だか頑張っていると言う感じでこれもまた心地いいものである。

そして談話室の前を通りかかったとき、中から言い合いをしているような声がした。
「なんだ、またかよ……。この二人も相変わらずだな」
俺はドアを開けて中に入ると
「“喧嘩するほど仲がいい”とはいうけどまたかよ」
中で仲良く喧嘩している(?)のは会長と紅瀬さん。
「別に仲がいいってわけじゃないわ」
「そうよ。それに向こうが喧嘩売ってきたんだからね」
「まぁまぁ……喧嘩を売った買ったなんて女の子が言うセリフじゃないから。で、今度は何だよ?」
「どっちが支倉くんを取るか……ってこと」
「へ???!!!」
「どっちが支倉くんに相応しいのか……よ」
一瞬俺は殺気を感じた。
「……確か以前に同じような話題でとんでもない目に遭ったような気がするんだが」
「あぁ、大丈夫よ。今度は普通に決着をつけるから心配しないで」
「普通に……っていってもこの二人の普通ってあまり普通とは言わんと思うんだが……」
「だから大丈夫よ。この前のようにどこかに拉致ったりとはしないわ」
「それで勝負の方法はどうする?」
「そうね~~~」


「じゃじゃ~~~~ん!!! こーゆーことはお姉ちゃんにまかせなさ~~~い!!」
どこからこの騒ぎを聞きつけたのかやってきたのはある意味一番任せたらヤバそうな人。
「か……かなでさん、またどっから湧いて出たんですか? それにどういった用で?」
「ん? 寮のトラブルを解決するのは元寮長の務めだよ。それに……」
ペタリ……
「ちょっと待ってください。俺、何もしてないでしょう? それに“元”寮長って」
「人をカビやバクテリアみたいに言うんじゃないの!! で、話は聞いたよ。勝負の方法だったらまかせなさい!!」
「え? 確かかなでさんってさっき現れたんですよね? どこで話を聞いてたんですか?」
「ふふふ……、この寮の出来事は全てリアルタイムでわたしに筒抜けなんだよ。こーへーもやましいことをやってたらすぐにわたしがガサ入れするからね」
「何もしてませんから」
「で……悠木先輩、勝負の方法はどうするんですか?」
「うん、丁度いい具合にテニスコートが開いているみたいだからテニスで勝負ってのはどう? 健康的だし平和的でいいと思うけど?」
「ふむ……いいかもね。紅瀬さんはどう?」
「私は何でも構わないわ。どうせ何やっても勝つのは私だから」
「相変わらずね。今日こそその鼻っ柱を叩き折ってあげるわ」
「あら、怖い怖い」
「さぁ、決まったら行くよ。レッツゴー!!」
「あの……やっぱり俺も行かなければいけないんですか?」
「当然でしょ? 支倉くんの争奪戦なんだから」

というわけで俺達はテニスコートにやってきた。
どういうわけだかここには人一人いない。
「よ~~~し、じゃ勝負の前に二人ともこれに着替えて」
「何ですか? これは?」
「え? テニスをやるんだから当然じゃない?」
かなでさんが用意していたのはミニスカートのテニスウェア
「ちょ……ちょっと恥ずかしい……かも」
「だいじょ~ぶだいじょ~ぶ!! それに観客は私とこーへーしかいないんだし」
俺はそういうかなでさんの目が光ったのを見逃さなかった。
こりゃ何かやるつもりだな……


「お待たせ」
着替えがすんだ二人がコートに出てきた。
「どう? 似合うかしら? 支倉くん」
「どっちが好みかしら?」
二人のテニスウェア姿……なんとも眩しすぎる!!
「こーへーの心と体は正直である。こーへーは二人の悩ましい姿に欲情せずにはいられなかったのであった」
「あの……かなでさん、俺の心を読まないで下さい」
「え? 支倉くん……やっぱりそうなの?」
やっぱり……って、会長の頭の中では俺はどうなってるんだ?
会長の視線が段々と下の方に下りてくる。
「会長……ドコ……見てるんだ?」
「そうよね。……男の子なんだから当然よね」
「私の姿に感じてくれたら嬉しいわ」
あの……二人にこういう形で同意されるのってどうなんだ?

「さぁ、グズグズしてないで勝負開始!! こーへーはしっかりと審判をつとめてよ!!」
「俺が審判って、じゃ……かなでさんは何をするんですか?」
「わたし? わたしは公式記録員」
「なんじゃそりゃ?? 公式記録って……何するつもりですか?」
「いーからいーから!! 先ずはお互い握手して」
「紅瀬さん、今日こそコテンパンに叩きのめしてあげるからね」
「ふふふ、お手やわらかに 千堂さん」
普通の人間だったら間違いなく手が砕けるだろう力でお互いの手を握り合ってる。
それに……二人とも怖いぞ。顔は笑っているけどその笑顔が怖いぞ……
「お~~~、これまた熱い握手だね~~~」


Another View 千堂瑛里華
絶対負けないからね。
この勝負!! 勝って支倉くんとあんなコトやこんなコトもいっぱいしちゃうんだから。
支倉くんといっぱいイチャイチャしちゃうんだから!!
Another View END

Another View 紅瀬桐葉
フッ、どうせ私が勝つのは分かっているコトなのに。
こんな無駄なことをやってる暇があったら支倉くんと二人っきりでいろんなコトができるのに……ホント面倒だわ。さっさと済ませて支倉くんとイイコトしないと休みが終わってしまうじゃない……。
Another View END


「行くわよ!! それ!!」
会長の放った弾丸ライナーのサーブ。
「ボ……ボールが全く見えん……」
それを巧みに打ち返す紅瀬さん。
「んなアホな!! あれが見えるのか?!!」
一球目から物凄いラリーが続く。
「二人ともさすがだな……ていうかこの動きは人間では絶対できん」
人間離れしている二人の動きを追うのに精一杯で気付かなかったが、ふとかなでさんを見ると
「な……何してるんですか? かなでさん」
かなでさんはカメラを構えて二人を撮りまくっていた。
「あ~~~、もうちょっと……」
「よし!! えりりんのピンクがバッチリ!!」
「う~~~ん、いいアングルだ!!」
「あぁ~~、惜しい……きりきり、もうちょっとクルッと回ってくれたら……」
なにやら怪しい写真を撮っているみたいな……
「かなでさん? 何してるんです?」
「え? 二人のぱんつ……じゃない!! だから公式記録って言ってるじゃない? それよりほら、ボールが割れちゃったよ!!」
「えぇ??!! んなバカな??!!」
コートの真中に転がっているボールを見ると見事なまでに真っ二つに割れている。
普通にテニスしただけで割れるはずなんてないんだけど。
そういえばこの二人の力は普通じゃないんだよな……。
「はい!! 続き続き!!」


結局あれからすっとやってたわけだが勝負はつかなかった。
というか用意していたボールが全て割れて使い物にならなくなってしまったため終わらざるを得なくなってしまったのである。
何もしていないのに俺はヘトヘト、二人も真剣にやっていた分少々お疲れ気味みたいだ。

「あれ? 悠木先輩は?」
「あれ? そういえばドコ行ったんだろう??」
知らない間にいなくなってしまった。
「ま、いいか 帰ろう。結局勝負はつかなかったな」
「そうね。残念だけど」
「……ムダな時間を過ごしたわ」
「紅瀬さん!! そういう言い方……」

「いや~~~~!! 白熱した勝負だったね~~~!!」
行方不明だった人がケロッとした顔をして突然現れた。
「か……かなでさん、ドコにいたんですか?」
「ん? ちょっと急な仕事ができてね」
「そういえば悠木先輩!! なんか私達の写真を撮ってなかったですか?」
「うん、公式記録をね。はい、こーへー」
かなでさんから1冊のアルバムを渡された。
「なんですか? これは?」
「今日の公式記録集だよ。こーへーにあげるから」
とりあえず開いてみると
「えぇ~~~~!!!!!????」
「多数の写真の中からわたしが厳選したからね。もうヨダレが止まらないよ、こりゃ。今晩からのこーへーのオカズにピッタリじゃん?」
「ちょっと……悠木先輩!! なんて写真を撮ってるんですか??!!!」
「まぁまぁえりりん、今日からこれがこーへーの夜のお供になるんだよ。これを見ながらこーへーは……あ~んなコトやこ~んなコトを……」
「ちょっとかなでさん!! なんでそうなるんですか……?!!」
「と……とにかく、こ……これは没収です!!」
すると暫く黙って写真を見ていた紅瀬さんが不敵な笑みを浮かべて
「う~~~ん、そういう目的だったらもっと小さめのとか紐みたいな方がよかったかしら? それとも黒や紫や豹柄なんかが好みだったかしら?」
「あの……紅瀬さん、そういう問題なのか?」
「あら? 支倉くんはそういうのは嫌い?」
「え……??!! そ……それは……」
「ちょっと支倉くん!! そこで黙らないの!! それに紅瀬さん!! あなたはこんな写真撮られて腹が立たないの?」
「うふふふ、そうなの? 私は支倉くんが私の写真を使って感じてくれたらうれしいけど? もっと言うと写真なんかより実物を使って欲しいわね」
「お~~~~!! さすがきりきり!! 話が分かるね~~~」
更に疲れ果ててしまった俺をよそに会長の声が辺りに響いた。

「ちょっと二人とも!! そういう問題じゃないでしょう~~~??!!」




あとがき……みたいなの
以前に書いた対決シリーズ(?)の続き……みたいなものでしょうか? 今度はアッチ方面を少々押さえ気味にしてみました(^^;

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『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。