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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

夜明け前より瑠璃色な SS     『旅に出ようよ』

本SSが当ブログにおきまして丁度100作品目になります(過去の再UPは除く)
コメントや拍手を下さいました方、各自のブログやサイトで紹介して下さいました方、他 訪れてSSを読んでくださいました方、どうもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

で、今回はある意味ドキュメンタリー作品(なんじゃそりゃ?)を作ってみましたのでUPします。


が、その前に
早坂さん、朝霧さん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。
早坂さん>
・う~~~ん、ストッキングやニーソックスが……それはそれで困りますな(^^;
一応中のパンツだけ黒に……もうええってか(--;
・これらは元々はよそに投稿した作品ですのでもしかしたらそちらの方で読まれた可能性もあるかと。

それとリクエストですか……とりあえず今思いついたのが、やはりこの下着シリーズまだがんばってみてください。だんだん瑛里華たちが面白い方に壊れていくのもいいかも(^^ (ってFAはいつからギャグ方面になったんだ~~~!! って言われたりして)

朝霧さん>
・そんなこと言ってもこーへーの考える事は全部わかっちゃうんだから仕方ないじゃない? (BY かなで)
・女子は上はベストを着ますから見えません……って、しまった!! そう言えば少なくとも約一名ベストを着ない人がいるんだった……



早坂さんSS 『桃色吐息』
やっぱり怒っている方向の違う瑛里華さんですな。
たぶん今日じゃない日は孝平好みのを穿いていてもたまたま穿いていない日に限って……そういうものですよ。
それにしても瑛里華さん、だんだんいい具合に壊れていきますね(^^

やまぐうさんSS 『旅のこの日』
『母の日』ですか。自分もアイデアが全くなかったわけではないんですが、こっちのSSにかかりきりだったため手が回りませんでした(と言い訳しておく……)
なるほど確かに伊織らしいと言いますか……
伽耶さんも内心本当は嬉しくて仕方がないんだと思う。ただ桐葉の前だからそういう態度になってしまうんだろうけどそれを桐葉も分かっているから場の雰囲気は和んでいますね。
過去のしこりもいろいろあるでしょうけど、こうして何かをきっかけにして少しずつ本当の意味で家族になれるようにお互い近づければいいですね。




夜明け前より瑠璃色な SS 『旅に出ようよ』



先日俺はフィーナにあるメールを送っていた。

『今度地球に来たら二人で旅行に行こう』

するとフィーナは

『わかったわ。必ず休みを作るから絶対に行きましょう』

という答えを返してくれた。
仮にもフィーナは王女という立場上すごく多忙なはずなのだが、一度やると言ったら外交辞令ではなく必ず実行するのもフィーナなのだ。
だから聞いた話では今回のフィーナはこのために休日返上をし、目の色を変えて物凄い勢いで執務をこなし、まとまった休みをとってきた。
でもさすがフィーナ、人前でそんな苦労したという表情は全く見せなかった。


「達哉、約束通り休みを作ってきたわ。国の一大事にならない限り呼び出しはこないはずよ。それでどこに連れて行ってくれるのかしら?」
俺はフィーナにとあるサイトを見せた。
「ここに行ってみようと思うんだ」

p1

「え? 何があるの? ここに……」
「ここには砂丘というのがあるんだけど、その砂を使って像を作っているんだよ。ほら、こんな感じの」
フィーナに写真を見せると
「凄いのね。是非実物が見たいわね」
「あぁ任せろ」




そしてその当日。

p2
「さ、着いたぞ」
「ここが会場ね。世界ってことはそれだけトップクラスの人達が作っているのね?」
「らしいな。こういうのにも世界選手権があってそういう大会でトップを争う人達が作ったということだから期待できると思うぞ」
「楽しみね。達哉!! さ、早く行きましょう」
「おい、そんなにはしゃぐなよ」


p3
会場に入ると早速砂で作られた『ウェルカム砂像』が出迎えてくれた。
「すご~~~い!! これって砂を固めたのを彫って作っているのね。よくできてるわね~~~」
フィーナは早速興奮気味だ。
「まだまだこんなものじゃないぞ!! さぁ、先へ行くぞ」
「ちょっと、待ってよ~~達哉~~」

さらに先に行くと先ず『タイトル砂像』という砂でできた看板が見えた。
「フィーナ、この前に立ってみて」
「えぇ」
カシャ
p4

「凄いわね~~、ホントよくできてるわ」
「これで驚いててどうするんだよ。先にあるのはそんなものじゃないぞ。見てみろよ」
俺に言われてフィーナは先のほうを見てみる。

p5
「えぇ??!!! 何なの?!! これって?!! でも近くで見るとやっぱり砂でできているのね」
「だから砂像って書いてあるじゃないか」
「それはわかっているけど……でも凄いわ!!」
「フィーナ!! 写すよ」
「えぇ」
カシャ
p6

一つ一つの砂像に一喜一憂するフィーナ。
かくいう俺も初めて見るものだし、この大きさはなかなか見ごたえがある。

フィーナは砂像だけでなくそれぞれの像のテーマにもかなり興味があるらしく、説明文の一つ一つを熱心に読んでいる。
「いろんなお話があるのね。面白いわ」
「あぁ、今回はいろんなおとぎ話に基づいて作られているらしいね」
「原作も面白そうね。今度本を探してみて読んでみましょう」

とにかくいろいろあるもので

p7
さまよえるオランダ船

p8
観音様を拝む竜女

p9
ゴレム

p10
ジョン・ヘンリー ~アメリカの伝説と庶民の英雄~

p11
ゴミ集め男 (時間つぶしについての物語)

p12
ドン・キホーテ

フィーナは目を輝かせて一つ一つの像を隅々まで見てまわるかのように時間をかけて見ていた。
「なんだか見ていて飽きないわね。技術の素晴らしさにも驚かされるし」
「あぁ、そうだな。フィーナ、一番奥にメインのがあるみたいだぞ」
「えぇ、行きましょう」

「あ、あれね」
フィーナは早く像が見たいのか走り出した。
「お~~い、フィーナ」
「何? 達哉」
フィーナが振り向いたら……
カシャ
p13

「もう……撮るなら撮るって言ってよ」
「でもどんな時でも笑顔を絶やさないのはさすがだな」
「おだてないの。早く来なさい」
「は~~い」

p14
「これが“シンボル砂像”ね」
「あぁ、それにしても他もそうだけどよくこれだけのを作れるもんだな」
「えぇ、本当に凄いわね」
「そういえば月でも砂はたくさんあるからもしかして同じような事ができるんじゃないのか?」
「確かに砂はたくさんあるけど水も大量に使うじゃない? 残念だけどそんなもったいないことできないわよ」
「それは仕方がないよな……」


「よし、フィーナ!! こっち向いて」
「え? あぁ……いつでもいいわよ、達哉」
カシャ

p15

そして俺達はじっくりと砂の像を堪能した。


「よし! フィーナ、次の場所に行こう」
「次はどこに?」
「砂丘へ行くよ」
「分かったわ」

シャトルバスに揺られてやって来たのが砂丘


p16
「……すごく広いのね」
「でも月と比べたら月は一面砂だらけなんだろ?」
「それはそうだけど……。あ~~~、サンダルだから砂が入ってきちゃったわ」
「サンダル脱いじゃえば?」
「そうね、素足になっちゃおっと」
そう言うと早速フィーナはサンダルを脱いだ。
「砂が熱いわね。でもまだ大丈夫と思う」
「でもこりゃ夏になったら熱くて歩けないだろうね」
「そうかもね。でも素足で歩いたら何だか気持ちいいかも」


p17
見渡すと丘の上にたくさんの人の姿が見える。
「ねぇ達哉、あそこまで言ってみましょうよ」
「えぇ!! ちょっと距離があるし砂の上を歩いてくのは疲れるぞ」
「何言ってるの? さぁ、競争よ!!」
と言うとフィーナは丘の上目掛けて走り出した。
「こら、待てよ!!」
俺も後を追って走るが砂に足をとられてうまい具合に走れない。
俺がやっとのことで前に進んでいるのをよそにフィーナは素足だからか鍛え方が違うからなのかさっさと走っていってしまった。
「達哉~! 追いつけるものなら追いついてみなさ~い」
まったく……それでなくても歩きにくいこの砂の上を何でそんなに走れるんだ? 信じられん……
俺は必死でフィーナの後を追う。
また今日は少々暑いことも手伝ってかたちまち汗が噴出してきた。
そして、やっとのことでフィーナに追いついた。
「た……頼む……ちょっと……待ってくれ」
「もう……だらしないわね~。早く来なさい」
「ぜ~~~は~~~ぜ~~~は~~~」
「息がきれてるじゃない。まだまだこれからなんだからしっかりしなさい」
ようやく丘のふもとまで来たのだが……


p18
「こ……これを上るのか?」
「かなり坂が急ね。さ、頑張って上るわよ」
「……やっぱり行くのか?」
「ここまできたら当然でしょ?」
二人でえっちらおっちら上っていった。

それにしても急な坂だ。更に砂であることも手伝ってなかなか前に進まない。足を置いたところから砂が崩れて下に落ちるみたいだ。
それでも何とか坂を上っている
p19
坂の途中で後ろを振り返ってみる。
けっこう歩いてきたものだな。


p20
「それにしてもあっちみたいな坂を上れと言われたらどうしただろう?」
「もちろん頑張って上るわよね」
「は……はい」
そりゃ……まぁ、フィーナが行くと言ったら行かないわけにはいかないだろう。


「やっと着いた~~~」
p21
「かなり高いわね。あ、海だわ。ねぇ達哉、行ってみない?」
俺とフィーナは海の方にもう少し進んでみた。
p22
「うわっ!! ちょっとこれは勘弁してくれ……」
「そ……そうね、ちょっとこれは坂が急すぎるわね」
そこは何だか断崖絶壁みたいな感じになっていた。
まぁ、下りようと思えば下りれない事はないが、たぶん足がもつれて転びそのまま下まで一直線……というオチに間違いないだろう。


p23
「でも、いい眺めね。風も気持ちいい」
「あぁ、そうだな」
丘の上で二人で風に吹かれながら暫くの間佇んでいた。

「で、どうだった? 感想は」
「楽しかったし、いい体験ができたわ。連れてきてくれてありがとう、達哉」
「そう言ってもらえると連れてきた甲斐があったってものだよ。だけど帰るまでが旅行だから最後まで楽しもうな」
「えぇ、もちろんよ」




あとがき……みたいなの
鳥取砂丘に行ってきました。
で、その帰り道でこういうのをやったら面白いかもと思ったので帰ると早速考えてみました。
もっとも何かネタに使えるだろうと思って結構写真を撮っていたので助かりました。
が、撮り忘れていたのもありました。
砂像も全部撮ってませんでした。いろんな写真を割とたくさん撮ったつもりだったんですけど帰って見てみると『あれ?』という感じで『これがあったらよかったのに』というのも……
写真の加工ももうちょっと時間をかけて丁寧にできればよかったんですけど……
それに内容は大したことないのに手間ばかりかかって正直めんどいです。
あと、場所は画像の都合上『鳥取砂丘』になっていますが、作中ではあえて場所の名前は出していません。とりあえず『砂丘』としています。



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E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。