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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

今日のネタ(SS付き)

週末が雨で外出できなかたので、昨日今日で久々の外出です。
ま、だから何なんだ? って感じですが。


というわけで

朝霧さん、SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

たとえ暴走してもえりりんもその辺はちゃんとしているので尻尾を出すようなマネはしません(^^;
あくまでも孝平の前だけです(たぶん)



で、今日は久しぶりに過去の作品を載せます。 ↓


FORTUNE ARTERIAL SS 『受け継がれし気持ち ~支倉伽耶の回想~』





私、支倉伽耶は今、珠津島行きの電車の中にいます。

何故かと言うとパパとママも通った修智館学院後期過程に私も入学することが決まって今日から寮に入ることになったからです。

この学校を選んだ理由? まぁ自分で言うのも何だけどパパとママ譲りなのか勉強も結構自信があったし有数の進学校で実力を試したかった・・・という表向きの理由は置いといて・・・やっぱ制服がカッコカワイかったからかな?

この前ママの学院時代の写真を見せてもらったんだけどカッコカワイかったな。

何だか悔しかったから“馬子にも衣装”なんて言ったら怒られちゃった。






学院に入学が決まって先日パパとママと3人でおばあちゃんの所に報告に行きました。

そう言えばその前に会った時の印象は凄く若かったな・・・って思った。

実はその時には私はパパとママからおばあちゃんの姿を見てもその姿については何も言うな、と言われていました。

電車を下りたら山道を歩いておばあちゃんの家に行きます。

瑛里華「ここに来るのも久しぶりね」

孝平「あぁ、色んな思い出がありすぎてそれも昨日のことみたいだ」

・・「いらっしゃい」

瑛里華「あ、紅瀬さん お久しぶりね」

孝平「こんにちは、紅瀬さん。 伽耶さんは?」

私「桐葉さん、こんにちは」

たまたま庭を散歩していたのか桐葉さん(“おばちゃん”と言うと睨まれるんです)が出迎えてくれました。

桐葉「こんにちは。伽耶ならいつもの部屋にいるわよ。それにしても・・・あなたたちも段々老けていくわね」

瑛里華「はーーーーーー????!!!!! ちょっと!!!紅瀬さん!! 会って早々に何てこと言うの?!!! それに娘の友達からは“若くてキレイね”って言われてるんだからね!!」






はーーーー! それにしても・・・凄い屋敷・・・。

パパとママは桐葉さんと話(それとも口喧嘩??)をしながら歩いています。

でも私はこの屋敷の雰囲気にはまだ慣れていないのか緊張してます。

普段はこんな大きな屋敷は縁がないしね。

瑛里華「母様、久しぶりね」

孝平「伽耶さん、どうもお久しぶりです」

伽耶「久しぶりだな、って言うかどっちの名前を呼んでいるのか紛らわしいわ!!」

孝平「相変わらず素直じゃないですね」

伽耶「うるさいわ。顔見て早々に言う事か?!!」

私「おばあちゃん、こんにちは」

伽耶「おぉ、こんにちは。う~~ん・・・孫に“おばあちゃん”って言われるのも何だか複雑な心境だな。しかし前に会った時はまだ小さかったのにしばらく見ないうちにお前も大きくなったものだな」

瑛里華「その割りには“おばあちゃん”と呼ばれるのもまんざらじゃないって顔してるわよ、おばあちゃん!!

伽耶「や・・・やかましい・・・お、お前まで何を言うか!!!しかも“おばあちゃん”のところだけ強調せんでもいい!! ・・・で、今日は何の用だ?」

瑛里華「何よ。用がなかったら来ちゃダメなの? せっかく伽耶の修智館入学の報告に来たのに」

伽耶「おぉそうか。 もうそういう歳か。 早いものだな」

私「はい、この前合格発表があって無事合格しました」

伽耶「そうかそうか。 よく頑張ったな。 でも間違ってもコイツ等みたいな出来損ないにはなるなよ」

私はママ譲りの笑顔で「はい」と返事をした。

孝平「おい!! 伽耶!! ちょっと待て!! 今の“はい”ってどういう意味だ?!」

瑛里華「な!! ちょっと母様、誰が出来損ないよ? 伽耶もそんなところで素直に返事をしないの!!」

伽耶「事実を言われて怒ることないだろ?」






何だか3人の会話を聞いてると凄く楽しそうでまるで漫才でも見ているみたいです。

桐葉さんが横で楽しそうな笑みを浮かべてこの様子を見ながら

桐葉「あの時には考えられなかった光景ね」

この時私は桐葉さんの言ったこの言葉の意味が分かりませんでした。

家に帰ってパパとママから話を聞くまでは・・・。






このあとは久しぶりに家族揃って食事をした後ママの実家を後にし、学院を見に行く事にしました。

通り道にあった保育所から何やら凄く賑やかな声がした・・・と思ったらいきなり誰ががこっちに向かって凄い勢いで走ってきました。

・・「こーへー、えりりん おひさ~~!!」

孝平「ありゃ!! かなでさんじゃないですか!!」

瑛里華「悠木先輩、よく私達が分かりましたね」

かなで「そりゃもう。私は一度見たものは忘れないんだよ。 伽耶ちゃんも大きくなったんだね~」

孝平「はい。この4月から修智館に入学するんですよ。 あ、伽耶 この人はパパ達の先輩の悠木かなでさん」

私「始めまして・・・じゃないですよね?」

かなで「まぁ前に会った時はまだ小さかったからね。 それよりなんで私のいるこの保育所に伽耶ちゃんを通わせなかったんだい?」

孝平「かなでさんがいるから通わせなかったんですよ」

かなで「何だと~!!! っていけない、こんな事してる場合じゃないんだ。じゃこーへーにえりりん、また今度皆でご飯でも食べようね。その時はひなちゃんも呼ぶから」

瞬く間に走り去っていきました。

すっごい元気な人・・・。

瑛里華「相変わらず忙しい人ね」






学院に着くと校門の前でパパが懐かしそうに

孝平「ココで始めて瑛里華に出会ったんだよな」

瑛里華「そうね。 何だか色々なコトを思い出すわ」

孝平「ホントあの時はトラウマに・・・」

瑛里華「も・・・もういいでしょ?!! あの時の事は!!」

何故か真っ赤な顔をしているママに

私「ママ、何でそんなに恥ずかしがってるの?」

瑛里華「あ・・・あとでちゃんと話するから!!!」

そんなに恥ずかしいことなのかな? 気になる・・・。






一応私に学院内を案内しながらも結局はパパとママの懐かし話(って言うかラブラブ話)を散々聞かされて

私「はいはい・・・もうお腹一杯でごちそうさまでした・・・」

孝平「そう言うなよ。 伽耶ももしかしたらここで運命の人を見つけるかもしれないし」

私は顔を真っ赤にして

私「ま・・・まだ分かるわけないでしょ? 今からそんな事言わないで!!」

瑛里華「うふふふ・・・そうね。分からないものよ、運命なんて。 ママもあの時はまさかこうなるとは思わなかったし」

ママは笑いながら言ってるけど私にはその言葉が何だか胸に響いた気がしました。






帰宅して一息ついた後、ママに呼ばれて部屋に行くと、いつもとは全然違う凄く真剣な顔をした二人がいました。

孝平「伽耶、座りなさい。 これからする話はまるで作り話のように聞こえるかもしれないが全て事実だ。 真剣に聞いて欲しい」

そして私はパパとママが出会ったときのエピソードからママがかつて吸血鬼と呼ばれる存在だったこと、おばあちゃんや伊織さんや桐葉さんの正体、そして今の様な家庭になる前にパパとママが正に命懸けでおばあちゃんと話をしたことなどいろいろな話を聞かされました。

全て始めて聞く話だったし全てが驚きの連続でした。

私「・・・信じられない、そんなことがあったなんて・・・」

でも最初にパパが言ったようにこれは全て事実なのです。

『~あの時には考えられなかった光景ね~』

あの時桐葉さんが言った言葉の意味がこの時やっと分かりました。

友達からはパパとママが若くてキレイでいつ見てもラブラブで羨ましい・・・なんて言われて私もそれは凄く自慢だったけどこの話を聞くとパパとママが何で今でもこんなにラブラブで仲がいいのか改めて分かったし、おばあちゃんとも今まで以上にもっともっと親しくできそうな気がしました。

私「次におばあちゃんと会った時はもっともっと甘えよう・・・」








「次は終点、珠津島海岸通り。どなた様も、お忘れ物のないようお降り下さい」








私「あ、そろそろ降りる準備しなきゃ」

これから始まる3年間、どんな出会いが待ってるんだろう?

パパとママからあんな話聞いた後だから期待と不安が入り混じってるんだけど・・・

でも私もパパとママに負けないくらい一杯思い出を作るからね。

運命の人をゲットしてパパとママに自慢しちゃうんだから!!

もしかしてパパみたいに校門で運命の人が待ってたりして・・・キャッ♪

それとも吸血鬼の人と命懸けの愛を貫くとか・・・キャーッ♪♪



あ!!もちろん勉強も頑張らないとね。


                                  Fin




あとがき……みたいなの
これは以前載せました『雪山賛歌』に続いての自分の2作目でして伽耶ちゃん系の初作品でした。
ま、自分が考える伽耶ちゃんの性格などはこの時に決まったわけですね。

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