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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

今日のネタ(SS付き)

明日は菜月さんの誕生日だというのにSSが全く思いつきません……m(_ _)m


というわけで

朝霧さん、SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

まぁ、史実どおりもいいですが史実と違う内容も面白いかと。



早坂さんSS 『薔薇と苺』
引き続きのパンツシリーズ(?)ですが、今回はある意味少々押さえ気味ですかね。瑛里華さんもそれ程壊れてませんね。
まぁ今回は瑛里華の勘違いが生んだ産物ということで、ワンポイントというのも意外でいいかもですね。


で、今回も過去の作品を載せます。 ↓



FORTUNE ARTERIAL SS 『バカップルのハチャメチャ遊園地デート』





「瑛里華、今度の日曜は空いてる?」

いきなり孝平が聞いてきたので

「生徒会の仕事も今は結構ヒマだし、特に予定は何も無いわよ。どうしたの?」

すると孝平はある雑誌のページを見せて

「最近できた遊園地ということらしいけど、もしよかったら行かない?」

「どうしよっかな~?」

ホントは「行く!!」と即答したいんだけど、それじゃ面白くないからちょっとだけはぐらかせてみる。

「いいわね。いきましょう!!」

顔と言葉では一応平静を装っているが、実は心の中ではもう嬉しくて飛び上がりたい気分だった。

だって私は最近までずっと屋敷の中で生活してきたからそういった所には縁が無かったし、学院に通いだしたからと言っても休みの日はせいぜい近所でお買い物をするくらいで島の外に出たりすることは無かったから。

それに孝平との久しぶりのデートだしね。

というわけで話は決まったわけだけど、もう当日まで楽しみで楽しみで仕方がなかった。






前日は全然眠れなかった。

楽しみで仕方がなくて、やっと寝付いたのが多分明け方くらいだったかな・・・?

それでも予定時間より早く目が覚めたものだから、お弁当でも作ろうかな?と思ったんだけど生憎部屋には炊事道具がないので断念・・・。

仕方が無いので支度を済ませてテレビでも見ながら時間を潰すんだけど、ついつい何度も時計を見ちゃうものだからなかなか時間が来ないのよね。

そんなことを繰り返しているうちにやっと時間になったので部屋を飛び出して孝平との待ち合わせ場所へ。

孝平もほぼ同時にやってきた。

「おはよう!! 孝平」

「あぁ、おはよう 瑛里華」

「ル~~ララ~~♪♪」

「なんかご機嫌だな」

「もっちろん♪ さ、行こう行こう!!」

私は孝平の手を引っ張って急かす。

「お~い、もうちょっと落ち着けよ!!」

「だって~・・・」







「場所的には電車に乗って3~40分くらいなんだね。意外と近いんだ」

「ほら、こんなに遠くから観覧車が見えてるよ」

「うわ~~~!! こんなところから見えるなんて凄く大きいんだね・・・」

なんて他愛も無い話をしている間に最寄の駅に到着。







入場口から入った時

「あ~~、やっと来たのね・・・」

「ん?」

「私、今日が遊園地デビューなの」

「あぁ、そうなんだ。じゃ今日は思いっきり楽しまないと」

「もちろん!! じゃどれから行こうか?」

「やっぱりここの目玉から行ってみようか?」

ここの目玉と言うのは“グレート=モンスター”とかいう名前の世界最大級のジェットコースターである。

いかにも恐ろしい(感じがする)名前がついているだけに怖さも凄いという話らしいけど・・・。

でも乗った事無いからよくわからないのよね。

ま、これも挑戦かな。

「うん」

私達は早速ジェットコースターの列へ並んだ。

程なく順番がきたので係員の指示で座席に座って安全バーをおろす。

さぁ、人生初の遊園地の乗物である。ドキドキしながら出発を待った。

ガタンガタン・・・動き出した。

「え・・・・?!! あんなに高いの??!!」

下から眺めているとイマイチよく分からなかったのだが、意外と急な角度でかなり上まで上っていくのだ。

「大丈夫、死にはしないよ」

「それは・・・まぁ、そうだけど・・・」

今の言葉はどっちの意味よ?

そしてコースターは頂上へ・・・。

「え?! え?! 高いよ高いよ!!!」

もうパニックになりかけてる・・・。

「そんな大袈裟に驚かなくても大丈夫だよ」

そしてコースターは一気に奈落の底へ・・・。

「怖いよ~!!怖いよ~!! ギャアアアアアアァァァァァァァーーーーーーー!!!!!!!」

私の今にも絞め殺されそうな悲鳴がこだましていつの間にやらブラックアウト・・・。

「おい・・・大丈夫か???」

気がついたら私はベンチで孝平に膝枕されていた。

「あ・・・私・・・」

私は体を起こすと孝平の胸に飛び込んで

「ふぇ~~~~~~ん・・・・怖かったよ~~~~~!!!」

孝平は私の頭を撫でながら

「おいおい・・・ったく、ジェットコースターで気絶するヤツって始めて見たよ」

「・・・ごめんね・・・もう・・・大丈夫だから」

「それにしても物凄い悲鳴だったな。 普段の瑛里華だったら絶対考えられないな」

「だって・・・ホントに怖かったんだから。 もうああいうのは遠慮したいわ・・・寿命が縮んじゃったわよ」

「どのくらい? 500年くらい減っても大して変わりがないじゃん」

「もう・・・知ってて言ってるでしょ・・・?」

「ははは、でも本当に大丈夫か?」

「うん。次の乗り物に行こう」

「じゃ次は“あれ”行こうか?」

と孝平が指差した先にあったのは“フリーフォール”・・・

私は頬をぷくっと膨らませて

「・・・別れたいの?」

「イヤだったら下で見てて。俺行ってくるから」

「・・・私も・・・行ってみる」

「ムリしなくてもいいぞ。また気絶されたらシャレならないし」

「たぶん・・・大丈夫と思う・・・あっという間に終わるみたいだし・・・も、もう一度別の乗物でチャレンジしてみたいの・・・」

「・・・それじゃ行くか」

今度は隣に座っている孝平と手を繋いでおくことにした。

これで少しは気が紛れるかな?

上に上がり始めた。

段々高くなってきて最高点で一瞬静止。

「高いよ~!! 怖いよ~!!」

そして私の叫びも空しく落下開始・・・。

「ふぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!! やっぱりダメーーーー!!!!!!!!」

「痛い痛い痛い痛い!!!!!! おい瑛里華!! 力入れすぎー!!!!!」

終わった・・・・・今回は気絶はしなかったけど・・・

「大丈夫か? それにしても力入れすぎだぞ。 手の骨が砕けるかと思った・・・」

「・・・・ごめん」

今の私、たぶんボロボロでブサイクな顔してると思う。

やっぱりムリしてまで乗るんじゃなかった。

こんなブス~な顔、孝平に見せられないよ。

「何か飲物買ってくるよ。 瑛里華は紅茶でよかったんだよな?」

「あ、・・・うん」

孝平は販売機に走っていった。

私はベンチに座って大きな溜息を一つ・・・

「はーーーー。私、何しに来たんだろ・・・人生初の遊園地なのに最初にこんな思いをするなんて・・・」

「ただいま。ほら」

と言って紅茶を差し出した。

「怖かったのは仕方がないじゃないか? そんなに凹んだ顔するなよ。 せっかく遊びに来たんだし。 いつも俺に言ってるじゃん。“笑顔で”って!! よし!じゃ次は瑛里華の乗りたいのに行こうか」

「うん、じゃあそこのゴーカートに乗りたい」

「よし、じゃ一息ついたら行こう」








私達は二人乗りのゴーカートに乗り込んだ。

「孝平、運転よろしく」

「まかせとけ」

たまに買い物とかで街に出るとカップルが車でドライブしている光景をよく見るけど、やっぱり私もそういうのに憧れる乙女なんです。

その気持ちを察してくれたのか

「今はこんなのでしかドライブできないけどいつかは本物の車でドライブに連れて行ってやるからな」

「うん、楽しみにしてるね」

隣で運転している孝平の肩に頭を載せてのラブラブモード全開でしばしの擬似ドライブデート♪ 

何だか気分は湾岸道路を颯爽とオープンカーで・・・なんてね。

もう顔なんてさっきのボロボロ状態と違って思いっきりにやけているに違いない。








名残惜しいドライブが終わったら次は来るときから見えていた大観覧車へ。

私達の乗ったゴンドラが段々高くなっていくけど絶叫マシンの時と違って怖さは全く無い。

それよりも目を凝らして見ると遠くに珠津島が見えた。

「孝平!! ほら、島が見えるよ!!」

「あ!! ホントだ。 ま、考えてみると島から出るときからこの観覧車は見えていたんだから当然と言えば当然だな」

「そう言えばそうね。 でもホントいい眺め・・・」

時を忘れて景色を見入っている。

観覧車自体が大きいから結構長い時間乗っていたはずなんだけど、あっという間にもう降りてきてしまった。







「なぁ、いい加減腹減らないか?」

「あ、そうね。余りに楽しくてお昼食べるのも忘れてたわ。 何食べる?」

「う~ん・・・、とりあえずそこのテイクアウトでホットドッグでも食べる?」

「うん」

「じゃ買ってくるからここで待ってて」

私は設置されている丸テーブルの一つを陣取って椅子に座り孝平が帰ってくるのを待った。

程なく孝平が二人分のホットドッグと飲物を抱えて帰ってきた。

「美味しそう。 いただきま~す」

「あ!!そうだ!! すみませ~ん。 シャッターお願いできますか?」

孝平がたまたま近くを通った人に声をかける。

「いいですよ」

「お互いに食べさせあっているところを撮ろう」

「え・・・え・・・・・??!!」

「ほら! 早く早く!!」

孝平が自分のを私の口に持ってくるので私も自分のを孝平の口に持っていく。

「いいですか? はい!チーズ」

カシャ

「ありがとうございました」

カメラの画像を確認した孝平は

「うん、バッチリ」

「もう・・・いきなりこんなコトって恥ずかしいじゃない・・・」

「いいじゃん。 バカップルらしくって」

「まぁ・・・別にいいけど。 でも兄さんの言葉に余り影響されないでね」








「さて、次はドコいこうか?」

「う~~~ん、ジェットコースター以外だったらどこでもいいけど・・・」

「じゃお化け屋敷とかは?」

「面白そうね。 行ってみましょう!」

孝平はちょっとやぶ蛇みたいな顔をして

「俺はどちらかと言うと余り好きな方じゃないんだけどな・・・」

その言葉を聞いた私はイタズラ心が出たのか不敵な笑いを浮かべて

「ということは・・・今度は孝平の驚く顔が見れる・・・と?」

「絶叫マシンの仕返しかよ・・・余裕だな」

私は興味深深で入った。

自分で言うのは嫌だけど一応本物の化け物である私にはさほど怖くはなかったけど、孝平は私の前であるからか一生懸命我慢をしていたのがよく分かった。

これは内緒だけど、その証拠に声がいつもと比べて微妙に震えていたし、繋いだ手には結構汗を掻いていたしね。

でも私の手を引いて大丈夫な振る舞いをしていたのはやっぱり男のプライドなのかな?








お化け屋敷を出て適当にぶらついていると大きな池にたどり着いた。

そこには二人乗りの脚漕ぎボートがあって乗れるようになっていたので

「孝平、次はこれに乗ろう」

「よしきた」

孝平がペダルを懸命に漕ぐ。

「そんなに必死にならなくても」

「ここは男の見せ所の一つだ・・・」

「もう・・・そんないいトコ見せようと思わなくてもいいのに」







ボートを降りたら

「ちょっと休憩させてくれ・・・」

「もう・・・そんなに張り切るからよ。 ちょっと待ってて」

私は自販機に走り、二人分の飲物を買ってきた。

「はい、これでも飲んで」

「あぁ、ありがとう」







そろそろ陽もかなり傾いてきた。あと乗れるのはもう一つ位かな。残念だけど・・・。

「そろそろ締めになっちゃうけど」

「じゃ、最後はあのブランコみたいなのに乗ろうか?」

締めに選んだのはメリーゴーランドみたいなのに二人乗りのブランコがぶら下がっている乗物だった。

「うん」







降りたあとで

「このくらいだったら大丈夫?」

「うん、楽しかった」

「それじゃそろそろ帰ろうか?」

「名残惜しいけど仕方が無いわね」

「晩飯を食べて帰ったら丁度いい時間だろうな」

「そうね。じゃ何食べようかしら?」

とは言っても余り選んでいる時間もないので駅までの通り道にある食堂に入ったんだけど、意外とこれが美味しくて大当たり!!

で、お腹も気分も十分満足した私は帰りの電車の中で孝平にしなだれかかって眠ってしまった。

「瑛里華・・・そろそろ着くぞ。 起きろ」

体を揺さぶられて目が覚めた。

「・・・ん?? 私寝ちゃってたの?」

「幸せそうな顔してぐっすり寝てたぞ」

「でも・・・起こすにしても普通に起こさなくてもいいじゃない? この車両には私達以外に誰も乗ってないんだし・・・もうちょっとこう・・・ね・・・」

さすがに私が何を言いたいか孝平には分かっているみたいで

「また目を覚ました時にほっぺたを思いっきりつねられたらたまったものじゃないからな」

「ひど~~~い」





「次は終点、珠津島海岸通り。どなた様も、お忘れ物のないようお降り下さい」





電車を降りたら外はもう真っ暗。

ここまできたらもうあとは歩いて学院まで帰るだけ。

時間的にも普通に歩いて十分に門限まで間に合う時間。

何だか名残惜しいな・・・。

「今日は凄く楽しかった。 ありがとう」

「あぁ、次に行くときは今日乗れなかったのを乗ろう。 折角だからアトラクションを全制覇しなきゃ」

「そうね。でも・・・絶叫マシンはパスね」

「あ、やっぱり?」

二人で顔を見合わせて大爆笑。

今夜はいつもに増して気持ちよく眠れそう。

また行こうね、孝平。















あとがき……みたいなの
これも初期の作品です。

もうバカップルの公害を撒き散らしまくっていますね(^^;

瑛里華が絶叫マシンが苦手かどうかは分からないので何をやっても完璧の瑛里華にも一つくらいは・・・と思って大の苦手(であることに気付く)という設定にしましたが如何でしたでしょうか?


注)実際に絶叫マシンで気を失ったらどういう状況になるのか自分もよく分からないのであくまでも勝手な憶測と想像で書いています。
ですから事実と異なった場合はご容赦願います。



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