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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

今日のネタ(SS付き)

う~~~ん、シンシアSSがなかなか形にならない……
期限まで書きあがるのだろうか……?


というわけで今日は過去のを載せます ↓

FORTUNE ARTERIAL SS 『大事な日 ~支倉伽耶の奮闘~』




最近どうもパパとママのラブラブ度が日に日に増してきているような気がする。

何だか私をほっといて二人で盛り上がる場面も結構ありで、もしかしたらテレビでよく言っている地球温暖化の原因ってこの二人なのかも。

「もう・・・娘の前であまりイチャイチャしないでよ。こっちが恥ずかしいじゃないの・・・」

「あぁ、ごめんね。だってもうすぐ私達の大事な日がくるから」

「ふ―――ん?」

大事な日・・・?? ・・・そういえば確かによく考えてみると毎年この時期になると二人のラブラブ度が急激に上がっている。

今までは“どうぞ御勝手に!”って感じで全く気にしていなかったけどね。

それにしても『大事な日』・・・とは??

・・・暫しの考慮時間

『ポク ポク ポク ポク・・・ ちーん!!』

あ!!! そうか!!! あの日か!!! ってこの考える時の音までママに似なくてもいいじゃん・・・。



分かったからには何かしてあげたいんだけど、生憎まだ中学生の私にはそんな高価なプレゼントをあげられるほどの御小遣いなんてもらってないし、多分二人の場合はプレゼントよりも何かしてあげた方が喜ぶと思う。

「となると・・・ささやかながらもパーティーになるのかな?」

とりあえず予算の確保ということで財布の中身の確認。

「・・・うん。これくらいあればたぶんいけるかも」

それから私は家中からかき集めてきた料理の本を食い入るように見てメニュー決めに必死になるのであった。

もちろん計画はパパとママには内緒で。



とは言うものの一応内緒で行うつもりなんだけど、もしものことを考えて前もって釘を刺しておかなければならない。

「あ! ○月×日の夜は二人とも何か用事がある?」

すっごくわざとらしい聞き方なんだけど、もしこの日に二人だけでどこかに行かれたら計画は全てムダになってしまう。

予定を聞いておけば最悪別の日にずらす事もできるしね。

「ん? 別にこれといってないけど? 何かあるのか?」

「う~~ん、 べ・・・別に何でもないけど・・・できたらこの日は二人とも仕事が終わったら真っ直ぐ帰ってきて欲しいな・・・と思っただけ」

その時ママがピクッとした仕草をしたので

あ・・・もしかしたら感づかれたかな? ママって昔からカンは鋭いし・・・。

「あら、そう? じゃそうするわね。孝平もいいでしょ?」

「あぁ、わかった」

あ~~ぁ、サプライズのつもりだったのにもうバレバレね。

でも・・・気付かない振りをしてくれているママはやっぱり優しいな。

ここまでやった以上はもう気を抜いた事はできない。

私は今まで以上に気合を入れて料理の本を見るのであった。



それと私は今まで以上にママのお手伝いをするようになった。

「どうしたの? 最近よく手伝ってくれるけど・・・」

「別に・・・。ただこれからのために家事を出来るようになっとかないとパパみたいな素敵な彼氏ができた時に困るでしょ?」

二人とも顔を真っ赤にして

「・・・うわ!!! そんな歯が浮くようなコトをよく言えるな!!」

「ちょっと急にそんなこと言わないでよ!!」

「ちょっと言ってみただけ・・・」

楽しいな、二人をからかうのは。

でもあんまりやると本当に怒られるからこれくらいにしておこう。

「でも今だから言うけど結構憧れていたのよね、娘と一緒に台所に立つのって」

「ふ~ん。 じゃ私がもし男だったらどうするつもりだったの?」

「う~~~ん、 ・・・とりあえずキャッチボールとか?」

「普っ通―――――――!!!!」



もっとも手伝うのは別の目的もあった。

当日は私一人で料理しなければいけないんだから鍋やフライパンとか調味料などの台所用品のある場所をきちんと知っておかないと料理を作っている途中で探すなんてわけにはいかないからだ。

もちろん料理を作る腕を少しでも上げるという意味もあるしね。

それとこれは想定外だったのだけど手伝うとお駄賃も出た。

もしかしたらこれは私がこれから何をするか分かっていて私の金銭的負担を少しでも減らそうとするママの気持ちなのかな?

どっちにしても今は貴重な資金でもあるのでありがたくもらっておく。



さて、そうした下準備も整って当日になった。

パパとママは当然朝から仕事で夜まで帰ってこない。

私は学校が終わったらその足で近所の激安スーパーに行き材料の買出しをした。

かなりの量になった荷物を必死で抱えてやっとの思いで家に帰り早速料理にとりかかる。

「伊達に今日まで頑張ってママのお手伝いをしたわけじゃないのよ!!」

と根拠のない自信を出して自分で言ってみたもののやっぱりママと比べるとまだまだね。



四苦八苦しながらも料理の方は完成した。

「まぁこんな感じかな? 味見はちゃんとやったから絶対大丈夫!! さて、あとは・・・」

派手にやるつもりはないけど簡単に飾りつけくらいはやりたいな。

二人の席から目立つところに手書きの横断幕を貼る。

「ちょっと目立ちすぎかな・・・? でもこのくらいはいいでしょ」

それから、と・・・前に偶然押し入れの中で見つけたある服に着替える。

「ちょっと恥ずかしいけど・・・ね」



プルルル・・・・

「はい、支倉ですが?」

「あ、もしもし……伽耶? 今、パパと落ち合ったからあと30分程で帰るね」

「はーい」



さて、急がなきゃ!!!

でも今まで二人一緒に落ち合って帰ってくるってことはなかった筈だからやっぱバレてた?



「ただいま~」

「おかえりなさいませ、お父様・お母様!!」

「ってお前!! 何ちゅう格好してるんだ!!??」

「え? 私ってメイド服似合わないかな? それより早く早く!!」

私は帰ってきたばかりの二人を急かす。

「お~い、そんなに急かすなよ!!」

「いいから、早く!!」

「あ・・・・・」

この日のために私が用意したのは『パパ・ママ 結婚記念日おめでとう!!』の字が書かれた私の手書き横断幕に、同じ文が書かれたチョコレートのプレート付きのケーキ、そして私の手作り料理。

「これを・・・伽耶が用意してくれたの?」

「うん。あまりいいプレゼントとかできないからせめてこれくらいで勘弁してね。でもこのケーキはママ行きつけのあのお店のだよ!!」

「うん。一目見ただけで分かったよ。ありがとう」

「ありがとう、凄くうれしいよ 伽耶。じゃ早速食べよう!!」

「うん」

「それじゃ、お酒をお注ぎします」

「あ、ありがとう」

「じゃ改めて、パパ・ママ、結婚記念日おめでとう!! カンパーイ」





「あ~~美味しかった!! でも今まで何度か二人だけで結婚記念日はやったけど今回は一番嬉しかったかもな」

「そうね。まさか娘に祝ってもらえるとは思わなかったしね」

私は後片付けをしながら話を聞いていた。

「ママ、もしかして私が今日こういうことをやるつもりだったというの知ってた?」

「え? ママが知るわけないでしょ? ビックリしたわよ、もう」

「あ・・・そう、ならいいけど・・・」

「そういえばよく見たら伽耶の着てるそのメイド服、私が確か学院時代に孝平からもらったものじゃなかったけ? ドコにあったのよ?」

「え? これ? 押入れにあったけど。でもこの服気に入っちゃたからもらっていい? サイズも大体イイ感じだし」

「別にいいけどそんなの着てどこ行くつもり?」

「え? 彼氏ができたら着て驚かしちゃおうかな・・・なんてね」

「ちょっと!!! あんた変なところでパパの遺伝子を受け継がないでよね!!」

「何でそこで俺が出て来るんだよ!!」

「だってそういう趣味があったから贈ったんじゃないの?」

「あの時は・・・ある意味流行っていたから・・・まぁ、洒落のつもりで・・・だな・・・」

「これ以上言うとボロが出るわよ。その辺りで止めといたら?」

「・・・そうします」

「それじゃ、ママ!! 親子で着て一緒に街を歩こうよ!! たぶん姉妹で通用するかもよ」

「それってどういう意味よ!! やめてよ!! 恥ずかしいから!! あ・・・でも・・・ちょっと・・・面白そうかも・・・」



やっぱりママってからかうとカワイイから大好き!!

二人ともいつまで仲がよくてラブラブのパパとママでいてね。









あとがき……みたいなの

孝平と瑛里華の結婚記念日について書いてみた話でした。

もっとも史実にうたわれてないからこっちで勝手にかんがえて書きましたが。


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