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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

FORTUNE ARTERIAL SS    『ばんそうこうの理由(わけ)』

さて、シルバーウィーク終了……ということで、さて何しようか?(ってオイ)

というわけで

早坂さんSS 『ぬくもり
そろそろそういうのが欲しくなる季節になっていくんでしょうかね。
っていうか、これからぬくもりを感じるのか寒さを感じるのか……。
まぁ少なくともこの二人は真冬になっても寒さを感じることはないでしょうね。
なんせバカップルですから年がら年中暑苦しいという正に常夏の状態でしょうし(^^



TMさん、90,000hitsの御祝文ありがとうございます。
いつの間にかというのかやっとの事でというのか……ですね(^^
もっともココはSSしか目玉(?)らしいモノはないので、来てもらおうと思えばただひたすらSSを書き続けるしかないんですけどね。ははは……



今回のSSは久々に若干アッチ方面の話になっております(もしかして18禁?)





FORTUNE ARTERIAL SS 『ばんそうこうの理由(わけ)』


「瑛里華? 首、どうしたの? ケガでもしたの?」
朝、教室に行くと友達が声をかけてきた。
「え? あ! 大丈夫……何でもないから……」
「そう? ならいいんだけど」
う~~~ん、やっぱり見えちゃうんだね。貼っといてよかった……
朝から妙にホッとした一瞬であった。

何故か今日、私は首に絆創膏を貼っている。
さっきも友達に言ったように別にケガをしたわけじゃないんだけど。
ただ……ちょっと……ね。
もう~……孝平の……バカ……。


昨夜のことだった。
はい……この日も私は孝平の部屋でくんずほぐれつ状態になっていたわけでありまして……。
何だかこれがもう日課になってしまっているみたい。
ホントにもう通い妻状態よね。
だけど孝平も疲れているはずなのにいつも目一杯私を愛してくれる。
今やこれが明日への活力の源みたいになってしまっているみたい。
だってこれがないと次の日何だか体が重い気がするの。
もちろんそんなのは気のせいなんだけど……もうほとんど病気よね。

そして毎度毎度孝平は私を愛してくれた。
目一杯愛された私は時間が来るまで愛する人の胸に包まれたまま時を過ごす。
そして、時が(消灯時間)来たら私は名残惜しく体を離し、自分の部屋に帰る。
まるで何かのおとぎ話のような話ね。


ただどういうことなのか、今夜は違っていた。
いつものように愛し合っていると突然孝平が
「瑛里華の首筋に……噛み付いてもいいか?」
ちょっと……いきなりそんなコトを言われても
「え?! なに?! どういうこと?!」
そりゃそうよね。
「そ……そんな、噛み付かれたら……困るわよ。痛いし……」
「あぁ……ゴメン。ちょっと言い方が悪かったな。う~ん……そうだな、一度吸血鬼の気持ちに……なってみたいと言うか何と言うか……」
うふふ、それにしても孝平もこういう時の頼み方はホントにヘタよね。もう何がやりたいのか丸分かりじゃない?
とは言うものの今の私はある意味理性を失っていて正常な判断が出来ない状態になっていたのか孝平のお願いを拒む事はできなかった。
「孝平がなにをしたいのかは分かってるわ。いいわよ、噛み付いても。だけど……外から見えるところはその首筋の一箇所だけにしておいてね」
たぶんその時の本心はもう孝平にメチャクチャにして欲しかったのかもしれない。
だけど『一箇所だけ』と言ったのはもしかしたら私の中にほんの少しだけ残された理性の最後の砦だったんじゃないのだろうか?

私がそう答えると孝平はニッコリ笑って唇を私の首筋に当ててきた。
「あっ!……やん……!!」
軽く舌がチロチロ這い回ったあと、突然甘く痺れるような感触が首筋に伝わってきた。
「……!!」
まるで血か精気か何かを激しく吸い取られているかのように段々私の頭の中が真っ白になっていった。
「……っく!!……あぁぁ……」
そして私の精気をひとしきり吸い取ったのかのように思い切り私の首筋を吸い、孝平は唇を離した。
間違いなく私の首筋にはくっきりと赤い痕が付いているだろう。
「うぅ……孝平のいじわる……」
「あぁ、瑛里華をいっぱい愛するためだったら俺は意地悪にもなれるさ。それにこれは瑛里華は俺のものだという印なのかもな」
と言いながらさっき思いっきり吸ってたところを舌で舐めている。
もう……さっき私にこれをするお願いしてたときの孝平とはまるで別人みたいね。
だけどこのことでまた私は火が付いてしまったのか
「ねぇ、もっとして……」
孝平におねだりしちゃった……。
次の瞬間体中に痺れるような感覚が走り、まるで孝平の腕の中で溺れてしまうかのように私は最後の理性を失った。

我に返ったときには私の頭の中はまるで孝平に体中から精気を吸われ尽くされたかの如く完全に真っ白になってしまっていた。
今は何も考えられない……。力も全然入らない。何だか雲の上に浮かんでいるみたい。
分かっているのは孝平に抱きしめられたまま、その胸の中にいることだけ。

その後しばらくしてやっと少し落ち着いた私は体中に無数の赤い痕が付いていたことに気付いた。
「あぁ、私は孝平にこんなに愛されちゃったんだ」
一応最初の約束を守ってくれたのか、服を着たら見えない場所に付けてくれているみたいだ。
とは言うもののさすがに体中にこんなにたくさんの赤い痕をつけられたら恥ずかしいなんてものじゃない。
明日、体育とかの服を着替える時間がないことを祈ろう。
当の孝平はというと何だか目がさっきよりも活き活きしているみたい。
結局私は吸血鬼の時に自分から望んで直接人の血を吸うことはなかったんだけど、もしかしてパックものではない生血を人の首筋から直接吸った時ってこんな感じになったのかしら?
もっとも孝平は最初から吸血鬼じゃないから血を吸うなんてことはありえないんだけど。
だけど……まさか本当に首筋だけじゃなくて体中から私の精気を吸い取っちゃたのかな?
そんなわけ無いのは分かってるんだけど、それくらい孝平の目は生き生きしているような気がする。
だからちょっと気になった私は

「ねぇ孝平、私の……美味しかった?」


翌朝になっても首筋の赤い痕は消えてなかった。
よほど激しく吸われちゃったんだろう。遠目でも目立つくらいくっきりと真っ赤に……。
どうも昨夜の出来事は夢の世界のような気がして仕方ないんだけど、鏡に映る首筋の……そして体に残った赤い痕を見るとやはり夢ではなかったんだ。
もし私が吸血鬼の頃だったら既に消えていたはずなんだけど、もう人間に戻った体だとそんな簡単になくなる訳が無い。
さらに今日は平日で休みでは無いので当然授業がある。
さすがに首筋にこんな目立つ真っ赤な痕をつけていくわけにはいかない。
大体この位の歳になるとみんな経験はともかく知識はあるんだから間違いなくこの痕から何があったか悟られてしまうだろう。
もちろん体の痕も消えていないのだけど、これは服を着れば問題ない。
で、問題は首筋なんだけど、さてどうしよう……。

散々悩んだ末、たまたまバッグの中に絆創膏があったことに気付いて鏡を見ながらキチンと痕が隠れるように貼る。
「うん、これで大丈夫ね」


外に出て孝平と待ち合わせ、教室に向かう。
「あれ? 瑛里華、首 怪我でもしたのか?」
ア……アホ!! 誰のせいよ!!
白々しい顔をして隣を歩く孝平を肘で軽く小突く。
このヤロ……
だけど今の孝平の言葉で周りの視線を受けて恥ずかしさでたちまち顔が熱くなった私の口から出た言葉は
「え? あ! ちょ……ちょっと……ね」

って言うしかないじゃないの。
もう……孝平のバカバカ……




あとがき……みたいなの
これもやっぱりバカップルの行動なんでしょうかね?
最初は軽めにすませるつもりでここまでする気はなかったのですけど、書いているうちに段々調子にのって気がついたら後の祭り……になってました。
で、結局最後はこうならないと話が成り立たなくなってしまい、あれこれ尾びれ背びれを付けてしまったので適当なところで自主規制……という次第です(^^;



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