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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

FORTUNE ARTERIAL SS    『ばんそうこうの理由2(出合った相手が桐葉の場合)』

そういえば先日まで妙に寒かったんですけどここのトコまた暖かくなりました。
この前、あまりの寒さに毛布や布団まで出したというのに……ま、いいか。


というわけで


早坂さん、SSの紹介と感想どうもありがとうございます。
確かに考えてみれば怪しいですね。
彼氏に関しては鈍感でもいいですし、確信犯という手もありかもですね。
で、きりきりに見つかった場合を考えてみました。

あと、90,000hitsの祝辞もありがとうございます。

それと遅ればせながらどちらでお祝いしたらいいか……ですが、開設記念日おめでとうございます。


やば!! 姫さまのに関しては自分も早く考えないといけないですね。

FORTUNE ARTERIAL SS    『ばんそうこうの理由2(出合った相手が桐葉の場合)』


「千堂さん? 首、どうしたの? ケガでもしたのかしら?」
朝、学院に行くと突然紅瀬さんが声をかけてきた。
特別何もないのに向こうから私に声をかけてくるなんて珍しい……とは思ったのだけど
「え? あ! 大丈夫……何でもないから……」
「ふ~~~ん、そう? ならいいんだけど」
う~~~ん、やっぱり見えちゃうんだね。とりあえず貼っといてよかった……
だけど紅瀬さんの次の一言でたちまち私は凍りついた。
「それにしても怪我とかにしては妙に不自然ね」
そう言って目の前で不敵な笑みを浮かべる紅瀬さん。
「な……何よ? 別に何でもないって言ってるでしょ?」
「はたしてそうかしら?」
「な……何が言いたいのよ……?!」
「もしかしてお兄様に血を吸われちゃった……とか?」
いきなりとんでもないコトを言われたので私は
「はぁ~~~?! んなことあるわけないでしょ?!!」
「あら、場所が場所だけにてっきりそうかと思っちゃったけど?」
「冗談じゃないわ!! それに何で兄さんに血を吸われないといけないの?!」
「千堂さんの血が美味しそうだったからでしょ?」
「だーかーら~、吸われていないから!!」
「それじゃ虫にでも刺されたとか?」
「その……まぁ……そ……そんな感じかしら……」
「あらそう? それにしても絆創膏の大きさから察するに相当大きな虫さんね。それもかなり性質の悪い虫とみたけど……?」
「……どういう意味よ」
紅瀬さんはもう完全に楽しんでいるのが見え見えだ。
「ふふ……じゃ他には何があるかしらね?」
「だから何もないって言って……」
私の言葉を遮るように紅瀬さんは
「ふふふ……そういえば、昨夜は凄く暑かったわね~。もうすぐ秋なのに真夏に逆戻りかしら?」
手で顔をパタパタと扇ぐ仕草をしながらニヤニヤと笑っている。
まるで紅瀬さんは昨夜の私に何があったのか一部始終を知っているみたいに話してくる。
「な……何が言いたいのよ?」
「い~え、別に。もしかしたらこの暑さの原因はその首筋の絆創膏の下に隠れているモノのせいなのかしら? って思ってね」
「あ……えっ……と、それは……」
「ホントお暑いこと。よっぽど激しく愛し合ったのね」
「……!!」
辺りに人気がないのをいいことに紅瀬さんは危なっかしい言葉を次々に放ってくる。
もっとも紅瀬さんは真実を知ったからってそれを他人に広めるということをしないのは知ってるし、これもただ私をからかって遊んでいるだけだから彼女から情報が漏れる心配は全然していないんだけど……そんなコトよりも紅瀬さんに知られて、からかわれるネタにされてしまっているコト事態が私には面白くないのだ。
それに私のその面白くないという気持ちは紅瀬さんも分かっているから自分が楽しむために更にそこにつけこんでくる。
「ふふふ、誰につけられたのかしら? もちろん彼氏よね?」
絆創膏の上から紅瀬さんは指で軽く突付いてきた。
「う……え……あ……」
「この分だともしかして体中にも同じ痕があったりして?」
「うぅ……」
私は完全に動揺してしまって言葉を返す事ができない。
「あら? 面白そうだったからちょっと鎌を掛けてみたつもりだったんだけどまさか図星だったとはね。まったく『人は見かけによらない』とは言うけどあなたも見かけによらず物凄い事やってるのね。それにしても本当に分かりやすいのね、あなたは」
紅瀬さんの言葉全てが的を射てるので言い返すことが出来ないのが辛い……。

すると紅瀬さんは何か良からぬことを思いついた顔をして
「そうね。何だったら今度は反対側に私の痕をつけてあげようかしら? きっと彼氏以上にキレイな痕がつくと思うわ」
「んな……!!??」
まるでトドメをさされた感じで思わず顔がカーッと熱くなった。
「あら? もしかして本当にして欲しいの? あなたも好きね~」
「え? いや……そんな……!!」
ちょ……ちょっとそれ勘違い!! 絶対違うから!!
思いもよらぬ口撃を受けてビックリしているのか、動揺しまくっている私は思っている事を口に出せなくなってしまっている。
そうこうしている間に紅瀬さんはニヤリと笑うとゆっくりと私に近づいてきた。
マズイ!! 今の私には紅瀬さんに押さえつけられた時に抵抗できる力はない……。
身の危険を感じて顔を引きつらせながらジリジリと後退りする私。
「大丈夫よ。私は眷属だから血を吸ったりしないし、支倉くんがするよりちょっと濃いめのくっきりとした痕ができるだけだから」
そ……そんな……! 私、このまま紅瀬さんに吸われちゃうの?!!
そして壁際に追い詰められる。正に絶体絶命!!

すると……
「うふふ、冗談よ。ホントからかうと面白い人ね。飽きないしカワイイわ、千堂さんって」
「はぁ~~~~?!!」
「ケガは彼氏にしっかり治療してもらいなさい。それからあなたに点いている火も責任を持って消してもらって頂戴。周りが暑くて仕方がないから。それじゃまた遊びましょ」
やる事をやって満足したのか相変わらずの不敵な笑みを残して紅瀬さんは自分の教室に帰っていった。
あとには私が一人ポツンと残された。たぶん真っ赤な顔をしながら……
「んも~~~、何なのよ?! あの人は!! それにしても……こういう時に孝平は何をしてるのかしら? 彼女のピンチに駆けつけてくれないし……。ほんっと全然役に立たないったらありゃしないわ!!」
何故か一人でブチ切れる私だった。




あとがき……みたいなの
前日の早坂さんのコメントがヒントになって思いつきました。
もっともココのきりきりさんはかなり暴走している感じもありますが……(^^;



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