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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

夜明け前より瑠璃色な SS     『フィーナ誕生日記念SS「あなたの二十歳のお祝いに」』

さて、本日は姫さまの誕生日であります。
興味ない人は『だから何なんだ~~~!!』でしょうけど。
オーガスト系のファンでしたらやはり押さえておくべき日でしょうね。

で、自分はと言いますと



写真のピーチチューハイでお祝いしたいと思います。
"( ^o^)/目☆目\(^o^ )" キャンパーイ



というわけで



早坂さんSS 『フィーナ誕生日記念SS Birthday eve
なるほど、こちらは前日できましたか。
まぁ、姫さまも忙しいから仕方がないですね。


TMさんSS 『秘密のバスタイム
何だか楽しそうですね(ってオイ……)
ってかミアもいつの間にそんなことを覚えたのだろうか?
はっ!! もしかして……地球にいた時に達哉の部屋を掃除していて見つけた本か何かで……?

今回は姫さま一色ですな。
それにしてもやはり姫さまは『脱いでもスゴイんです』ってコトですな。
「こら~~~!! 遠山~~!! ジャマするな~~~!!」(コラ……)
それと前回のほなみんさんの時より更に派手になっているように見えるのは気のせいでしょうか?
そりゃ確かに他の3人も怒りますって(^^;
御愁傷様です…… U\(-_-;) チ~~~~ン




夜明け前より瑠璃色な SS 『フィーナ誕生日記念SS「あなたの二十歳のお祝いに」』



「フィーナ、誕生日おめでとう!! カンパ~イ!!」
少々日付は遅れたが、トラットリア左門にてフィーナの誕生パーティーが催された。
そして俺達は揃って二十歳になった。
二十歳といえば菜月もそうなんだけど、ここのところ学校の方がますます忙しくなってしまっているので残念ながら帰ってくることができず先程電話でお祝いしてくれた。
やはり菜月も来たかったらしく、凄く残念そうな声だった。
まぁ、とりあえずフィーナも誕生日を迎えて俺達は年齢だけは無事大人の仲間入りをしたわけだ。

本当言うと誕生日当日にパーティーをやりたかったのが本音だが、フィーナの場合は何と言っても王女であり、しかも王国の王位継承者でもあるため特にこの日のスケジュールは毎年満杯状態であり、しかも月本国で盛大に行われる誕生パーティーを欠席するわけにはいかず、どうしても誕生日当日に地球でお祝いをすることはさすがにできなかった。
それはどうしても仕方がないことではあるのは分かっているのだが、やはり少々残念でもある。
もっともこの事はフィーナも前にメールでぼやいていた。
『お祝いしてくれるのは嬉しいんだけど……ココだけの話、正直言うとこのパーティーは“つまらない”』と。
だからこそフィーナはここで行うパーティーを凄く楽しみにしていたらしく、もう何日も前からウズウズしていた……と、ミアがこっそり教えてくれた。
数日前に地球に来る話が決まってこのパーティーをすることをメールで告げたわけだが、ミアの話によるとここ数日間のフィーナは日に日に笑顔の数が増えてきたらしい。
まったく……その時のフィーナの頭の中にはどんな光景が広がってたんだろうか?
それに逆にもし仮に何かの間違いで地球に来る話がボツってしまったらどうなってたか……考えようにも恐ろしくて想像がつかない……。

まぁそんな余計な心配をよそに、おやっさんと仁さんがこの日のためにとメチャクチャ本気を出して腕によりをかけて作った料理をみんなで食べながらワイワイと楽しく盛り上がることにフィーナは何よりも喜びを感じていたし、本当に楽しそうな顔をしていた。それに決して高価ではないがみんなからの心のこもったプレゼントをもらって凄く嬉しそうだった。
その表情は一国の姫というよりはごくごく普通のフィーナという一人の女の子という感じだった。


そういった興奮も冷めやらぬ状態で家に帰ってきたわけだが、開口一番フィーナが
「そうだ。さやかにお願いがあるのよ」
「はい……何でしょうか?」
ふむ……改めてフィーナからお願いするって何だろうか?
「前々から思ってたんだけど、さやかとカレンがお酒を飲みに行っているお店に連れて行ってくれないかしら?」
「え?」「はぁ~?」
姉さんも俺も麻衣も、そしてミアもここにいるみんなが呆気に取られた顔をした。
しかしフィーナだけは不思議そうな顔をして
「私、何かおかしいことを言ったかしら? 私も達哉ももう二十歳になったんだし別にお酒を飲んでも不思議ではないでしょう? それにみんなでお話をしながらお酒を飲むなんて凄く楽しそうだわ」
「まぁ……そりゃそうだけど……」
「ですが私達が行っているお店はフィーナ様とかみたいに位の高い方が行くようなお店ではないですし……」
「別にお酒を飲むのに位が高いとか低いとか関係ないと思うけど? 私はただ二十歳になったからさやかやカレン、そして達哉と一緒にお酒を飲んでみたいと思っただけよ」
姉さんはちょっと考えて
「わかりました。とりあえずカレンと相談して決めますのでちょっと待ってください」
「分かったわ、よろしくね」
姉さんはカレンさんに連絡をして相談を始めた。

カレンさんが何を言っているのかは分からないけどやり取りから察するに特別悪いことはなさそうだ。
そして話がまとまったようで姉さんは電話を切ると
「フィーナ様、明日行きましょう。カレンの話だとたぶん明日は公務もそれ程忙しくない筈だからうまくいけば時間も取れるでしょうということですので」
「分かったわ。楽しみね」


そして翌日
仕事が終わってフィーナ達が家に帰ってきた。予定通り本当に忙しくなかったのか、それとも目の色を変えて物凄い勢いで仕事を片付けたのかはわからない(もっともそんなことをフィーナに聞いたところで笑ってかわされるのは分かっているのだが)
「本当によろしいんですか? 私達の行きつけのお店で。フィーナ様」
「え? 私が行ってはまずいことでもあるのかしら?」
「いえ……そういうわけではないのですが……。狭いお店ですし……」
「そういうことは別に気にしないわ。それよりも私を“様”付けで呼ぶ事の方がまずいんじゃないかしら? それに王女という身分も一応隠した方がいいかもしれないわね」
「そ……それは確かにそうかもしれませんが……」
「ははは、フィーナはもう行く気まんまんだな」
「そうね。どんなところか楽しみだしね」
「うん、それだったら聞かれたらとりあえずカレンさんの妹ということにしておいたらどうかな?」
「えぇ?!!」
「あら、それはいいアイデアかもしれないわね。一応そういうことにしておきましょ、カレン」
「は……はぁ、フィーナ様がよろしければ……」
「うふふ、妹を“様”付けとか敬語を使って呼ぶのはおかしいでしょ?」
「そ……それでは……フィ……フィーナ……ちゃん……でよろしいでしょうか?」
もうカレンさんの顔は真っ赤である。その表情にみんな吹き出す寸前だ。もちろんフィーナも口を手で押さえて笑いを堪えているのが分かる。
「うふふふ……えぇ、それでいいわよ。それじゃ行きましょう」
「は……はい」
「もう~~~カレン~、もっと気楽にいかないと」
能天気なさやかの一言に
「まったく……他人事だと思って」
「それじゃ、出かけましょう」
「いってらっしゃ~~~い」
麻衣とミアに見送られて俺達は出かけた。


ガラガラ……
「こんばんは~~~」
「いらっしゃい!! お! いつもどうも。今日はお連れさんも御一緒で」
「えぇ、テーブル席は空いてますか?」
「はい、空いてますよ。どうぞ」
俺達は4人がけのテーブル席に座った。
「お飲み物は何にしますか?」
「えぇ……と、それじゃ生を4つ下さい」
「はい。食べ物はどうされますか?」
「それじゃ……お刺身はできます?」
「はい。今日はシマアジやカンパチの活きがいいのが入ってますよ。盛り合わせでいいですか?」
「お願いします。それからフィーナ……ちゃんは何を食べ……る?」
いつもの癖で敬語を使おうとしたので
「ははは 姉さん、あぶないあぶない」
「達哉くん、そういうツッコミはしないの」
「うふふ、え~っと……そうね、あ! いつだったか達哉が話してた料理は何て言ったかしら……?」
「ん? あぁ、ええと……もしかして焼き鳥か何か……だったっけ?」
「だったかしら?」
「わかりました。それじゃ串盛り合わせでいいですね?」
「お願いしま~す」
「物凄く普通の料理を頼むんだな」
「そういうのを食べてみたいのよ」
もちろんそれ以外にも天ぷらとか唐揚げを始め、幾つか料理を頼んだ。

「はい、生4つお待ちどう」
「どうも。それじゃまた改めて乾杯しようよ」
「そうね。それじゃ達哉くんとフィーナ……ちゃんの二十歳を祝しまして、乾杯!」
「かんぱ~~い」
4つのジョッキがカチンといい音を立てた。
そして姉さんとカレンさんは一息でグ~~~っと一気に半分くらい飲み干した。
「く~~~~、美味し~~~い。今日の味はまた格別よね~~」
「そうね。私もまさかこのメンバーでこのお店に来ることになるとはおもわなかったわ」
姉さんとカレンさんは本当に美味しそうにグイグイとビールを飲んでいる。
あっという間に一杯目を飲み干した二人は
「すみません、生をひとつ」「ふたつ~~」
「早っ!!」
俺はと言うと……正直ちょっと苦い。フィーナも苦そうな顔をしている。
今の俺達にはまだビールの味は分からない、ということなんだろうか?

とりあえず他の飲み物はないかと思って俺はドリンクメニューを見ると
「フィーナ、ピーチサワーというのがあるから頼んでみるか?」
「ピーチサワー? それもお酒かしら?」
「チューハイというお酒なんだけど、味はジュースみたいだからビールよりは飲みやすいかもしれないわね」
「それじゃそれをお願いします」
「はい、ピーチサワーを一つですね」

運ばれてきたピーチサワーを飲んだフィーナは
「うん、これは飲みやすいわね。美味しい」
これにはフィーナも満足しているみたいだ。
「だけどこれもお酒だから調子に乗って飲みすぎるなよ」
「分かってるわよ。でも美味しいわね」
フィーナは酒ももしかして桃系が好きなんだろうか?
「それにしてもここは料理も美味しいな」
「そうね。初めて食べたけど美味しい」
「でしょ? ここは大将もいい方だしお酒もお料理も美味しいから止められないのよね~」
「ありがとうございます。お二人にはいつも御贔屓にして頂いてまして本当に感謝しております」
「それにしても達哉くんはお酒が減ってないみたいね。」
「あぁ、料理が美味しいから俺の場合は飲みよりも食いに走ってるみたいだな」
「え~~~~?! 達哉くんもせっかく来たんだからどんどん飲んでよ~~」
さすがにこういう店にきて酒を飲まないのはマズイだろう。
ドリンクメニューを見て俺は
「それじゃ……レモンサワーをお願いします」


楽しさにまかせて飲みまくっているフィーナと姉さんに対して、ヤバイと思いつつ最悪の場合に備えてそれとなくセーブして飲んでいるカレンさんと俺。
それにしてもフィーナがここまで酒に強いとは以外だな。
気に入ったのかピーチサワーを何杯もおかわりしながら姉さんと盛り上がっている。
その光景はさながら仕事帰りのOLって感じだろうか?
とは言ってもテレビでしか見たことないんだが。

頃合を見てカレンさんが
「はいはい、さやか……そろそろお開きにしましょう」
「フィーナもいい加減にしておかないと」
「えぇ~~~~? まだまだ飲めるわよ~~~」
「そうよ~~~。達哉も飲みなさ~~~い」
「今日はこのくらいにしておきましょう。また来ればいいじゃない? すみませ~~ん、お勘定お願いします」
「はい、分かりました」
「え~~~~?! もうおしまい~~?」
「今日はおしまい。達哉くんはフィーナ……ちゃんをお願い」
おっとあぶないあぶない。
カレンさんは慣れた感じで姉さんをさっさと椅子から引き摺り出した。
もしかしていつもこんな感じなんだろうか?
俺もフィーナの肩を担いで外に出ようとする。
「○○○○○円になります。今日は人数が多かったからか飲みましたね」
「ごちそうさま」
俺達は暖簾をくぐって外に出た。
中から「ありがとうございました!!」
と大将の大きな声がした。

俺にもたれかかってヨロヨロ歩いているフィーナが
「たつや~~~、私……酔っぱらっちゃったかも~~~~」
「“かも”じゃなくて本当に酔っ払ってるんだよ。だから“飲みすぎるな”って言ったのに」
「たつや~~~、おぶって~~~~」
「ったく、しょうがないな」
と言いつつ俺はフィーナをおぶった。
女の子とはいえ人をおぶるんだから多少の重みは覚悟していたが、フィーナは無駄な贅肉がついていないからか思ったより軽い。
何となく背中に二つの柔らかい感触が伝わってくる。
「達哉くん、フィーナ様をよろしくお願いします」
「間違っても帰る途中で変な気を起こしちゃダメよ~~~」
「はいはい、分かってます……」
って、それでなくても監視役が二人もいて何が出来るって言うんだ? ってかその前に変なコトをする気はさらさらないんだけど……
歩き出してしばらくするとすぐにフィーナは吐息を立てはじめた。
「やれやれ……結局こうなるのかな?」
今夜はいい夢見れたらいいな。
「……たつ……や……だい……す……き……」
いきなり出たフィーナの寝言に
「あらあら、ホントにもうアツアツね~~」
ったくなんちゅう寝言を言うんだよ、ホントに困った姫様だ……。


Another View フィーナ

表向きは結構酔っ払った感じに振舞っているけど、思ったより頭がフラフラしている感じはないし意外と足元もしっかりしている。
飲んでいるように見えて、これでも私も一応自分の調子を考えて飲んでいたつもりよ。
もちろんお酒が入っているんだからそれなりに酔っ払っているけどね。
正直私が案外お酒に強いとは思わなかった。
だけどせっかく達哉にもたれかかっているんだし、酔っ払った振りをしてたまにはちょっとくらいワガママ言ってもいいかな? と思って達哉におんぶをおねだりしてみた。

それにしても達哉の背中って暖かい。
それに歩く時の揺れが何とも心地いいので最初は寝た振りをしていたんだけど、だんだんと気持ちよくなってきて私はいつの間にか本当に夢の中に落ちていったのだった。
そう言えば落ちてしまう直前に何か言ったような気がしたんだけど……。

Another View END




あとがき……みたいなの
というわけで一応フィーナの誕生日記念SSです。
もっとも日にちの設定は誕生日後ではありますが……。
お店はMCのおまけシナリオでさやかとカレンが飲んでいたあのお店のつもりです。
あとここではフィーナは案外酒に強いという設定になってますが、逆に弱いというのもありかもしれないですね。
まぁ、そういうのはまた気が向いたら……ということで。


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コメント

面白かったです。
酔っ払いが言う自分はお酒に強いという言葉は信用出来ませんよ。

Re: タイトルなし

> 面白かったです。
> 酔っ払いが言う自分はお酒に強いという言葉は信用出来ませんよ。


大変遅くなりましたが、コメントどうもありがとうございます。
確かにそれはあるでしょうね。まぁ、彼女自身実際はどうなのかは分かりませんが。

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主としてオーガスト系(といっても種類はかなり限定されていますが)とあとはちょこちょこと気が向いたらなのは系他も書いてたりして。

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ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。