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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

Canvas2 SS  『花見のはずが』

最初に申し訳ありませんでした。

偉そうにもスランプといいますか、どうにも文章が思い浮かばなかったといいますか……。
それに加えて他にもやりたいことがあったのでSSにかける時間が減ってしまったというのもありますが、これは言い訳みたいなものですね。

いくらかネタはあるのですが、なかなか文章になっていかなくなってしまったわけでして。

まぁ、ぼちぼちと再開していこうと思いますのでよろしかったら再びお付き合いしていただければうれしく思います。

というわけで





Canvas2 SS  『花見のはずが』


「ありがとうございました」
コンビニで買い物をした袋を持って俺は店を出ると再び来た道を戻っている。
どういうことかと言うと、今日は休みで暖かく天気もよかったので久々に散歩に行ってみることにした。
とりあえずうるさいの(って誰だ?)も今日は何故かタイミングよく外出していて家にいないということもあって自由気ままに歩いてここは河川敷。
見てみるとそこにはキレイな桜が咲き誇っており、その下では何組かのグループが弁当を広げて花見としゃれこんでいる。
その姿を見てると
「よし、俺も今日は一人だけどちょっと気分転換に花見といってみますかな」

というわけで俺は近くのコンビニに行ってお酒とつまみを買い、来た道を戻って再び河川敷の桜がキレイに見えるところに腰をかけた。

そして袋から缶チューハイを取り出すと栓を開けた。
プシュー
ゴクゴクゴク……
「あ~~~、美味い!! たまにこういうところで飲むのもいいもんだな」
と一人桜を眺めながら呟いた。

そして一緒に買ってきたつまみを口に放り込んだ次の瞬間……。
ドン
後から背中を押されて同時に
「せ~んせ~、何やってるんですか~?」
いきなり大声が……
その声にビックリした俺は
んぐ……んぐぐぐ……
口の中のつまみを思いっきりノドに詰まらせて悶絶状態に。
その声の主はまた能天気な声で
「あれ~? せんせー、どーしたんですか~?」
「んぐぐ……ノドに……詰まった……」
するとコイツは面白そうに俺の背中をバシバシ叩きながら
「も~~~、何やってるんですか~~。しっかりしてくださいよ~~」
しばらくしてやっとのことで
「ふう……死ぬかと思ったぞ……。いきなり驚かせるなよ」
「死ぬかと……って、せんせーそれは大袈裟すぎですよ~。で、こんなところで何してるんですか~?」
「え? 俺はただ花見をしていただけだ。そういう萩野こそなんでここにいるんだよ?」
「私ですか? 気分転換にブラブラしていたら偶然せんせーの姿を見つけただけですよ~。だけどこんな出会い方をするなんてやっぱり私とせんせーは運命の糸で結ばれているんですね~」
「それだけは絶対にないと思うぞ」
それに本当に偶然か?
「せんせー冷たいですよ~。そうだ、せっかくだから私も一緒にお花見をしよっと。いいでしょ?」
てなことをいいながら俺の横にチョコンと座る小さい体。
「別に構わないが締め切りとかは大丈夫なのか?」
「たぶん……きっと……恐らく……」
俺は呆れた口調で
「また得意の脱走か?」
「せんせー、人聞き悪いですよ~。こんな善良なカワイイ子を捕まえて」
「……」
アホらしくて返す言葉もない……。
「って、スルーしないでください~。というわけで私も一本貰いますね」
何故かこういう時に限って俺は何も考えず
「あぁ、御自由に」
横で栓を開ける音がした。そして美味しそうに飲む音が聞こえた。
「それにしても桜がキレイだな~」
って……ちょっと待て!!
考えてみたらあの袋の中には確かジュースの類は入ってなかった筈。
って言うか俺は酒しか買ってなかったと思うんだが……。
「おい!! 萩野!! ちょっと待て!! そりゃ酒だぞ!! お前はまだ飲んじゃマズイだろ?!」
って言った次の瞬間
「……おい、上倉!」
声がした方を見てみると……
「おい上倉、人が呼んでるんだから返事しろっつうの……」
あっちゃ~~、遅かったか……っていうかコイツは飲んだらガラが悪くなるのか? オマケに目も完全にすわってるし……。一番タチの悪いパターンだなこりゃ。
「上倉!! お前は隣にこんなカワイイ子がいるってのに口説かんのはどういうことじゃい!!」
おいおい、そっちかよ。
「ってか声がデカイ!! 静かにしろ!!」
「なんだって? いつもお前がハッキリせんから今回こそはハッキリしろって言ってるだけじゃい!!」
酔っ払ってその勢いで頭に血が上ったのか大声を張り上げる萩野をなだめる様に俺は
「分かったからとにかく静かにしてくれ」
「やかましい!! おのれがハッキリすればすむこと……なん……じゃい……」
ドテッ。ク~~~~……。
いきなり箍が外れたみたいに酔っ払って怒鳴りまくった萩野はいきなりコテッとなったまま気持ちよさそうに寝てしまった。
「何なんだ? この瞬間湯沸し器は? それよりいくらなんでもコイツをこのままここにほったらかしておくわけにもいくまい。おい萩野、起きろ。こんなところで寝るな」
頬っぺたを軽く叩いてみるがまるで眠り薬でも飲んだみたいに全くおきる気配がない。
結局俺はこのまま萩野が目を覚ますまでの暫くの間膝枕をしてやらざるを得なくなってしまった。
「ったく……だけどそれにしてもこうして見ると案外カワイイ寝顔だな」

しばらくして目を覚ました萩野は
「あ……せんせー、私……寝てました?」
「そりゃもう天下太平白河夜船状態だったぞ」
「そーですか。せんせーの膝枕、気持ちよかったからグッスリ寝ちゃいました」
「そ……そうか」
その後でふとちょっとしたイタズラ心が出た俺は
「そう言えばお前、よく寝てたのは仕方ないんだけどイビキに歯ぎしり、寝言に加えてヨダレまで垂らしてたな。何を食う夢を見てたんだ? 何かは知らんがよっぽど美味そうだったんだな」
すると萩野は真っ赤な顔をして
「えぇ~~!!?? ウソでしょ??!!」
「うそ」
すると萩野は瞬間沸騰したかの如く
「コラ~~~!! せんせ~~~!!! レディーに対してなんてコトを言うの~~?!!」
「ははは、すまんすまん。ちょっとした出来心だよ」すると萩野はプクッとほっぺたを膨らまして
「んも~~~」
これもカワイイ表情だが、何となくそんなコトをいう萩野の目の奥には『覚えてろよ!!』という気がありありのような気がした。


そしてしばらく経ったある日、萩野の新刊が発売された。
何故かこのところ新刊ができると萩野は俺に1冊プレゼントしてくれるわけで、今回もこれまでと同様に一通り読んでその翌日に学校で萩野を捕まえると……
「おい萩野、今回の新作もよくできているんだけど……あの部分はもしかして?」
すると萩野は、しれっとした顔で
「え? さぁ? 何のことでしょうね?」
さっさと走って行ってしまった。
ちくしょう! まさかとは思ったがまたネタに使われたか。また帰ったらエリスが嫉妬の表情を浮かべてるな……こりゃ。
だけどあの時の状景がこれだけ詳しく書かれているんだからもしかしてアイツ、あの酔っ払って怒鳴っている時もちゃんとした意識があったのか? ということはあの時の萩野は全て演技だったというわけか? 
やられた……。





あとがき……みたいなの
久々にCanvas2を、というよりSSそのものを……ですな。
何だか巧く言葉が出てこなくて苦労しました……。やはり元々の実力不足は否めませんな。



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