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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

FORTUNE ARTERIAL SS    『娘の制服』

暑くなってきました。車に乗っててエアコンなしでどこまでガマンできるやら……。



TMさん、SSの紹介と感想どうもありがとうございます。
夢の中だったらやりたい放題ですね。


早坂さんSS 『楽屋裏小劇場~プール掃除編~feat.陽菜
さすがに陽菜はまずやることはやってからってこと……ですな。


楽屋裏小劇場~プール掃除編~feat.かなで
こっちはこっちで相変わらず(?)ハチャメチャになってしまいますな。で、肝心の掃除の方は?



今回は時期的にはちょっと遅くなりましたけど一応完成したので公開します。



FORTUNE ARTERIAL SS 『娘の制服』


6月になると衣替えになり冬服から夏服に変わる。
私達の娘、伽耶の通う中学も当然例にもれず衣替えになり、気候的にはまだ朝晩は若干寒さも残るが夏服を着て行くようになった
そうなると冬物は次の冬に備えてクリーニングに出してから仕舞っておかないといけないので
「伽耶、明日クリーニング屋が来るから出かける前に冬服でクリーニングに出す服を出しておきなさい」
「は~~~い」
伽耶はこの後出かけるらしいからその前にちゃんとやらせておかないといけないわね。
その後しばらくして
「ママ~~、持ってきたよ~~」
伽耶が服の山を抱えてやってきた。私は
「後でママたちのとまとめて出すからそこにおいといて」
「は~~~い、よいしょ……っと」
ドサッ
「それにしてもアンタもホント衣装持ちね」
「ママに言われたくはないけど~~」
「その生意気な口調、ほんっと誰に似たのかしらね~~」
「さぁ? 誰でしょうね~~。まぁ、一人しかいないと思うけど~~~」
「コラ!! 親をからかうのもいい加減にしなさい!!」
すると伽耶は“こりゃヤバイ”って感じでこの場から逃げ出しながら
「きゃはは~~ごめ~~ん、それじゃいってきま~~~す」
私は呆れながら
「もう……相変わらず逃げ足だけは速いわね」
ったく……仲がいいのやらどうなのやら……。
私……この子の育て方、間違ってなかったかな?

「さて、私達のも引っ張り出しておかないとね」
孝平がいたら手伝わせるところなんだけど、生憎孝平は朝から町内会の集まりに行っているので伽耶が出掛けた今は家には私一人。
さすがにボーっとしていても仕方がないのでタンスを開けると中から孝平の冬用スーツや私のコートや冬物などをクリーニングに出すために引っ張り出した。
引っ張り出された冬服の山を見て
「それにしても……結構あるのね。確かに私も伽耶のコトは言えないわね……ったく、伽耶もヘンな所だけはよく見てるんだから……」


すると洗濯物の山の中からあるものが私の目に入った。
「ん? 伽耶の冬用制服? ま、確かにこの山の中にあるのは当然よね」
その時、私の頭の中にある思いがよぎった。
「ちょっと……だけ……だからね」
私は服の山の中から伽耶の制服一式を引っ張り出すと、自分の着ていた服を脱いだ。
ブラウスに袖を通して短いスカートを履く。
そして、上着のブレザーを着る。
サイズはちょっと小さめかもしれない。
それに……スカートがちょっと……短すぎ……かな?
これだとヘタに屈もうものならもしかしたら下着が見えちゃうかも……。
「うん、だけどそんなに悪くないわね」
その姿のまま私はリビングに置いてある大きな鏡の前に立つと
「うん、まだまだ現役でいけるかもね」
モデルの如くターンを決めてみた。
短いスカートがフワリと舞い上がる。
思わず舞い上がったスカートを押さえて
「きゃん!」
と一言。

どのくらい時間が経ったのだろう?
かなりの時間、自己満足に浸ってたのかもしれない。すると……
「ただいま~~」「ただいま~~」
玄関から二人の声が聞こえた。
思わず慌てた私は
「え?! もうそんな時間?! どうしよ~~~!!」
当然今から服を脱いだところでもう間に合わない……。
そして次の瞬間、私の姿を見た二人は
「瑛里華……お前、なにやってるんだ?!」
「ママ、その服って……?!」
二人の目が点になる。
「こ……これは……その……あの……」
完全に慌てている私はもう返す言葉がない。

そのうち二人の方が落ち着いたのか
先ず伽耶が携帯を取り出すと
カシャ!
いきなり写真を撮られた。
「ちょっと伽耶!! いきなり何するのよ?!」
「大丈夫だよ。別に悪用したりとかはしないから。あ! そうだ。ちょっとそのまま待ってて」
伽耶は自分の部屋に行った。
孝平も
「それにしても急にどうしたんだ? 伽耶の制服なんか着たりして。ビックリしたぞ……ったく」
「ゴメンね。うん……洗濯物の中から伽耶の冬服を見つけたからそれを見ているうちに……ちょっと……ね」
「だけど案外似合っているぞ。今度は学院時代の制服を着てみるか? まだ現役でも通用するんじゃないのか?」
段々私も余裕が出てきたのかニヤッとすると
「あら? もしかしてムラムラしてきちゃった? 孝平ってもしかして制服フェチだったのかしら?」
「そ……そういうわけじゃないぞ!! 俺は“似合ってるぞ”と言っただけで……」
「もしかして“あの時制服を着たままでしちゃった時のコト”を思い出しちゃったとか?」
「だから~~、そういうわけじゃないって言ってるだろ?」
何だか今はもう立場は逆になっちゃったわね。
「それじゃ今夜は制服を着て……」
「夜に制服を着て何するの? ママ」
いつの間にか伽耶が制服に着替えて戻って来ていた。
「あ……え?……な……何でもないから……。で、今度は何よ?」
「ん? この状態のママと一緒に写真を撮りたいだけだよ。こうするとまるで姉妹みたいでしょ? ね、お姉ちゃん」
いきなり伽耶が私に抱きついてきた。
「ったくもう……何考えているのやら」
「うん、制服を着たママの姿を見てたら何となく“お姉ちゃんが欲しいな~”と思っただけだよ。ほら、私一人っ子だから」
そう言われると返す言葉がない。仕方がないか……。
「……分かったわよ。今回だけだからね」
「うん。それじゃあパパ、カメラマンをお願いね」
それから制服を着た私達二人は色んなポーズで写真を撮った。

そして、一通り終わって伽耶が部屋に戻った後で
「さすがに疲れたわ」
「だけど瑛里華もまんざらじゃない顔をしてたぞ」
「そりゃ誰だって“若い”と言われると気分は悪くないわよ」
「ははは、まぁそれにしても伽耶がお姉ちゃんを欲しがっていたとはな~~」
「そうね~。だけどさすがに今となってはね」
「それじゃ今夜は伽耶の妹でも仕込みますか?」
「んも~~~!! やっぱり私の制服姿にムラムラしてるんじゃないの~~!!」
「あ!! 俺、ちょっと用事を思い出した!!」
というと一目散に部屋に逃げていった。
「コラ!! ちょっと待ちなさい、孝平!!」
私が慌てて後を追うとそこには
「ママ、まだ制服を着てたんだ。よかったら一緒にショッピングに行こうよ。街中でも十分姉妹としても通用するんじゃないかな?」
「お買い物はこれから行くけどこの格好じゃ行かないわよ」
「ふむ……ざ~んねん。あ! それと私が欲しいのはお姉ちゃんであって、妹は今の所いらないからね~~」
「う……」
……聞かれてたか。




あとがき……みたいなの
さすがに遅くなりました。
衣替えの時に案はあったんですがなかなか話にならず、ここまできてやっとどうにか話として落ち着いた……ということです。
今回は瑛里華視点なのでいつもの“伽耶ちゃんシリーズ”とは若干違いますが、まぁ似たようなものでしょうか?


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