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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

FORTUNE ARTERIAL SS    『お互いの欲するもの』

本当にめっきり寒くなりましたな。

久々にネタを思いついたのでいっちょ書いてみることにしました。
あ~~~、それといい加減にクリスマスモノも考えてみないと……(悩)


先日、劇場版なのはをやっと見ました。
内容は『あ~~、なるほど』といった感じでしょうか?
まぁ、それよりも結構面白かったのが『オーディオコメンタリー』で、何やら熱い実況を繰り広げておりましたな。
それと個人的にはレイジングハートのカノンモードが何ともかっちょえ~~~~



巡回報告はまた次回書きます。
というわけでとりあえず本編へ ↓




FORTUNE ARTERIAL SS 『お互いの欲するもの』


今日はわたしとひなちゃんの二人だけでお茶会。
ひなちゃんの入れてくれたお茶を飲みながらこれまたいつもの如くの取り留めのない話が続くが、わたしは何を思ったのか何故か今日の私の視線は固定された様にある一点を凝視中……。
ひなちゃんもそれに気付いたのか
「お姉ちゃん、ドコ見てるの?」
「……ひなちゃん、いいな~~~」
わたしの言葉にひなちゃんは首をひねりながら
「どうしたの? 今日のお姉ちゃん、ヘンだよ。それに……私のどこがいいの?」
「ひなちゃんの胸、大きいし形もキレイだし……」
内心冗談半分、……だけどもう半分は実は本気が入ってたりして。
「ちょ……ちょっとお姉ちゃん、別にお姉ちゃんだってそんなに小さいわけじゃないでしょ?」
「だけどひなちゃんに比べたら全然小さいし……」
と何やら物欲しそうな目で見つめてみる。

暫しの沈黙の後、
「お姉ちゃん」
わ!! なんだかひなちゃんの目がマジになった……。
「そんなに胸を大きくしたいの?」
「あ……え……?!」
「そんなに胸が欲しいの?」
あまりのひなちゃんの迫力にタジタジになったわたしは
「あの……その……そんな……本気にされたら……ははは」
必死で笑って誤魔化そうとするが、今のひなちゃんはそんなこと聞き入れてないみたいで
「それならお姉ちゃんのために私が大きくしてあげるから」
「ちょ……ちょっと待って!! じょ……冗談だから……冗談!!」
と言っても時既に遅し、もうひなちゃんはスイッチが切り替わったように完全本気モードに入ってしまった。
「ここまで言っといて今更それはないんじゃないかな?」
そう言いながらジリジリと私との距離を縮めてきた。
無意識にわたしもそれに合わせたようにジリジリと後退する。
が、とうとうわたしは壁際に追い詰められてしまった。もう逃げ場はない……。
こうなったら最後の手段。わたしは一縷の希望を持って
「ひ……ひなちゃん、……も……も……もしかして今からひなちゃんがやろうとしているその方法って……タ……タ……タダの迷信じゃないの??!!」
しかしひなちゃんは表情一つ変えず
「大丈夫。私がちゃんとしてあげるから」
そう言った次の瞬間、わたしはひなちゃんに押し倒されてしまった。

「あ……あれ?!」
わたしは必死で抵抗を試みるのだけど
「ひ……ひなちゃんってこんなに力が強かったっけ?」
ひなちゃんに押し倒されたまま身動き一つとることができない。この力って……まるで男性、しかも格闘技のプロか誰かのバカ力で押し倒されたみたいにガッチリ固定されてしまっているので脱出することができない。
ひなちゃんは静かに
「大丈夫だよ、お姉ちゃん。私に任せといて」


そして……
「うぅ……ひなちゃん……何だか別人みたいだよ……」
結局脱出できずで、もうひなちゃんのなすがままされるがままになるしかなかったわけで……。
ひなちゃんは静かな声で
「お姉ちゃん、間違いなく大きくなったはずだよ」
んなわけないじゃない?!!
と思いながらわたしは涙目でひなちゃんを見つめると、一瞬何だか殺気のようなゾクリと冷たいものがわたしの体を走り抜けた……。
「お姉ちゃん、もっといいこと教えてあげる。吸血鬼の欲しいものが何か知ってる?」
いきなり放たれた質問にわたしは何が何だかわからず
「え? え?」
すると次の瞬間ひなちゃんの目が恐ろしいくらいに赤く光って
「それはね、大切な人の血なんだよ」
と言うやひなちゃんはニヤリと笑って口から牙を剥き出すと一気にわたしの首筋に!!
「やめてーーーー!!!」

「はっ!!」
ここはわたしの部屋。どうやら普通に寝てたみたいだ。
わたしは心底ホッとした気持ちで
「よかった~~~。夢……だったんだね。そうだね、ひなちゃんが吸血鬼なんてありえないよね」
それにしても物凄い夢だったからか体中寝汗で物凄いことになってるのでとりあえずシャワーを浴びで制服に着替えるとひなちゃんとの待ち合わせ場所に向かった。

「ひなちゃん、おはよ~」
待っていたひなちゃんはニコニコしながら
「あ、お姉ちゃん おはよう」
うん、よかった。いつものひなちゃんだ。

今日もいつも通りひなちゃんと他愛もない話をしながらの登校。とは言っても昨夜の夢の話はさすがに強烈なのでとりあえずしないでおいた。しかし、ふと周囲からの会話が聞こえてしまった。それによると
「ねえねえ、聞いた? 最近何か吸血鬼が出てるんだって」
「うっそー!! そんな襲われたら怖いじゃん!!」
「アンタはたぶん大丈夫だよ。吸血鬼はある程度の美人でしかも自分が興味ある人しか襲わないみたいだから」
「何でアンタがそんなコト知ってるのよ? っていうかそれってどういう意味?」
「いえいえ、深い意味はございません」
「でもある意味何かフクザツだよね。選ばれないってのもね~~」
「ちょっとアンタ、バケモノに選ばれて嬉しいの?」
「そりゃそうだね、あははは」

何やらここのところ吸血鬼の出没騒ぎがあるみたいだ。もっとも実際に見た人はまだいないみたいなのであくまでも噂の域を超えていないのだけど。
「こりゃ近々見回りをしないといけないかもしれないね、ひなちゃん」
何気なしに話を振ってみたのだけど、ひなちゃんから答えがない。
いつもと違う態度にわたしは心配になって
「ひなちゃん? どうしたの?」
するとひなちゃんは静かに
「お姉ちゃん、見回りの必要はないと思うよ……。たぶん……おねえちゃんの凄く近くにいると思うから」
と言ってひなちゃんが静かにわたしの方を向いた。そのひなちゃんの顔を見た瞬間……
「うそ!! ひなちゃんの……目……」
あまりのショックに次の瞬間、わたしは意識を失った。


気がついたら私はベッドに寝ていた。
「ここは……?」
とりあえず落ち着いて辺りを見回してみる。どうやら保健室のようだ。
すると、わたしが起きたのに気付いて保健の先生が横に来て
「どうしたの? 悠木さん。妹さんが『突然にお姉ちゃんが倒れた』と言って悠木さんを抱えてきたのよ」
わたしは頭を抱えて
「う~~~ん、何でだろう?」
でもまさかひなちゃんに限ってあんなことなんてあるわけないから多分普通に調子が悪かったんじゃないかな?
そう言えば何だか頭がクラクラするし妙に気だるいし……。
先生も心配そうな顔をしながら
「顔色も良くないみたいだから今日は寮に帰って寝てなさい。担任には私から報告しておくから」
そうだね。とりあえずあまり調子よくないみたいだから今日は素直に帰って休むことにしよう。
そう思ってわたしは体を起こすとふと傍らにある鏡に目をやった。すると……
「……うそ?!!」
首筋に何やら見慣れない二つの痕が……。
わたしは次の瞬間、夢(のハズ?)の中でひなちゃんの言ってた言葉を思い出してしまった。

「吸血鬼が一番欲しいものはね、大切な人の血なんだよ」







あとがき……みたいなの
またまた夢オチものですね。
それと文頭があんな感じで入ったのでアッチ方面をご想像した方、申し訳ございません。
で、今回はアニメでのいおりんのセリフからふとネタを思いついて面白そうと思ったのでちょっとありえない感じのものを書いてみました。
まぁ、ぶっちゃけ“こんなのひなちゃんじゃない!!”って感じではありますが、SSなのでありと思ってください……。
ただそうなるとひなちゃんに珠を飲ませたのは誰だったんだ? とか、ひなちゃんの目は青くないぞ。とかいったクソ真面目なツッコミは御勘弁を。
あくまでもただのネタですので生暖かく笑って許してやってください。




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E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。