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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

夜明け前より瑠璃色な SS     『ミア・クレメンティス誕生日記念SS「一緒に」』

クリスマスだというのに肝心のがまだ考えれておりません。
で今回もまた……。
ここのカレンダーは遅れとるんかい?!

またクリスマスモノも事後処理になってしまうのかな?
さて、このあと頑張って書かないと……。



というわけで本編に ↓



夜明け前より瑠璃色な SS 『ミア・クレメンティス誕生日記念SS「一緒に」』



今日はミアの誕生日。
ということで本日の営業が終わったトラットリア左門の店内には朝霧家と鷹見沢家の面々が集った。
テーブルの上にはいつもの如くおやっさん特製メニューがズラリと並んでいる。
「さて、みんなグラスは行き渡ったかな?」
こんな時に音頭を取るのはやはり仁さん。
「それでは本日のミアちゃんの誕生日を祝して乾杯をいたしま~す。乾杯!!」
「かんぱ~~~い!!」
みんなのグラスが高々と上がる。
「ミア、おめでとう」「ミアちゃん、お誕生日おめでとう」
みんなからの暖かい言葉にミアもニッコリして
「皆さん、ありがとうございます」

「は~~~、やはりこういうおめでたい席だとお酒も美味しいわね」
「それじゃあ冷めないうちにお料理も頂きましょうか」
「それにしても今日はさすがに豪華ですね」
「それにいつもにも増して美味しいし」
て言ってもおやっさんは特に表情を変えず
「ん? そうか?」
ってな感じ。
相変わらずおやっさんの料理は味も見た目も抜群なのだが、そうはいっても今日はミアの誕生日ということで豪華版にしていることは誰が見てもわかる。ましてや今のミアはこの店の稼ぎ頭みたいな感じになってきているのでおやっさんとしてもその頑張っているミアの為に今日くらいはパァーッと奮発したのだろう。

そしてミアはパーティーの最中にみんなからの心のこもったプレゼントに満面の笑みを浮かべていた。
俺もバイト代を貯めてささやかではあるけどプレゼントを用意しておいた。
中身はと言うと……まぁ、アクセサリーの類ではあるんだがさすがに今の俺ではそれくらいが限界だ。
だけどミアは
「うわ~~~、キレイです。早速つけてみたいんですけど」
ってな具合。ま、喜んでくれてよかった。

そして宴もたけなわになってきた頃、ミアが思い出したように
「あ、そうだ。達哉さん、一つお願いがあるんですけど聞いていただけませんか?」
ミアからお願いなんて珍しいな……と思いつつ
「何? できたら俺ができることにしてくれよ」
「それは大丈夫だと思います。細かい事は私がやりますから」
細かい事は……って、ますます分からん……。
俺は首をひねりながら
「それで一体何をすればいいんだ?」
するとミアはニッコリ微笑んで
「明日、一緒にお料理をしてもらえませんか?」
俺は面食らったように
「へ? 料理?」
「はい、そうです。明日の夕食を達哉さんと一緒に作りたいんです。ダメ……でしょうか?」
すると
「なるほど。明日は楽しみだね、お姉ちゃん」
「そうね。ミアちゃんにここまで言われてやらないなんてことは間違っても言わないわよね、達哉くん」
「麻衣に姉さんも……。それに俺は別にやらないなんて言ってないし。ただ俺に務まるかどうか……」
するとミアはパーーーっと更に明るい顔で
「大丈夫です、達哉さん。達哉さんは私の言うように動いて下さればいいですから」
「あぁ、分かったよ。じゃ明日は頑張ろうな」
「はい」
まぁ、これもある意味ミアへの誕生日プレゼントかもしれないな。
と思った矢先に
「やれやれ、達哉くんの将来が見えたみたいだね。もう既にミアちゃんの尻に敷かれかけているというか」
パコッ
久々に菜月のしゃもじが仁さんにクリーンヒット。
「兄さん、せっかくいい雰囲気になってきてるのに余計な事は言わないの!!」


で、翌日
俺とミアは一緒に商店街に買出しに来ていた。
「それで今日は何を作るんだ?」
「うふふ、それはお楽しみです」
「え~~~? 俺にも教えてくれないのか? そりゃないだろう?」
「こういうのは最後まで内緒にしておく方がいいですから」
追及しようにもこの満面の笑顔でそう言われると俺としてはどうしてもこれ以上聞くことができない。
全く……昨夜の仁さんの言葉が蘇ってきそうだ。あの人の発言は案外的を射てたりすることがあるからな……。

「おやミアちゃん、今日は二人で買い物かい?」
商店街のおばちゃんが声をかけてきた。
もうミアは本当に楽しそうに
「はい、今夜は達哉さんと一緒に夕食を作ろうと思いまして」
「あら~~~、ホント仲がいいね~~~。幸せそうな顔をしてるよ」
「そうですか? ありがとうございます」
ニコニコしながらおばちゃんと喋っているミアを見てると
『あ~~、やっぱりミアにとってはもしかしたらこれが一番のバースデープレゼントなのかもな』
と改めて思えてきた。

てなことをいろいろ考えていると
「はい達哉くん、これね」
おばちゃんに食材がいっぱい詰まった買い物袋を目の前に差し出された。
「しっかり持ってあげなさいよ。そのために一緒に来たんだろ?」
「ははは、そうですね」

そしてしこたま買い込んでの帰り道。
「ごめんなさい、達哉さん。こんなになる予定ではなかったんですけど……」
俺は両手にいっぱいの荷物を抱えている。
「来たついでにと思ってたらこんなになっちゃいました……ごめんなさい」
今度はさっきとはうって変わって妙にすまなそうな顔になっているし。
「いや、別に謝ることはないだろ? 俺はそのために来たようなものだし、それに今日は一緒に料理をつくるんだから買出しも一緒にするのは当然じゃないか。俺もこの程度の荷物が持てなくてどうしてこれからミアを支えていけるんだ? まぁそれより帰ったら何を作るか知らないけど二人で頑張って作ろうな」
ここでミアの頭を撫でてあげたいところではあるんだけど、生憎両手が塞がっているのでできないのが残念ではあるのだが。
するとミアはやっとさっきのような笑顔に戻って
「はい、頑張って作りましょう」
「姉さんや麻衣がビックリするようなのをな」
「えぇっ?!! ビ……ビックリするかどうか分かりませんが……」
次の瞬間、肩をすくめて小さくなるミアに
「おいおい、いきなり弱気になるなよ」
「そ……そうですね。それに達哉さんが一緒ならどんなことでもできそうですし」
さっきとはうって変わって今度は一気に自信を持った目をするし、まったく忙しいコだ。
しかしミアからの思わぬ逆襲に
「ちょ……ちょっと待てよ。お……俺もそこまでは……」
「うふふ、今度は達哉さんが弱気になってますよ。さっき弱気になってはいけないって自分で言ったばかりじゃないですか」
「あはは、そうだったな。ったく、言った矢先に俺が弱気になったんじゃこりゃ本末転倒だな」
「うふふふふふ」「あははははは」
二人で顔を見合わせての大笑い。
さっきの弱気から二人の間に笑顔と自信がもどった。

「さ、帰ったら一緒に頑張って作ろうな」
「はい、一緒に頑張りましょう」




あとがき……みたいなの
はい、またしても事後処理みたいな感じになってしまいました。
ったく、当日までにネタが思いつかないもので申し訳ないですm(_ _)m
で、やはりミアといえば料理(と勝手に思っている)ということで、ふとこういうネタを思いついたわけですが……この前からといい今回といい、もっと早く思いつけよ!! って感じでしょうか。
さて、この後二人はどんな料理を作ったんでしょうね(って書いたヤツがんなこと言ってどうする?!)





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『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。