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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

FORTUNE ARTERIAL SS    『伽耶のお小遣いゲット大作戦』

久しぶりに月2作目です。てかペースが遅っ!!


早坂さんSS 『夏の軽装
ふと思ったんですが、委員会メンバーが卒業したらその人が着ていたプリム服はどうなるのでしょうか? 着ていた人が買い取り? 後輩用として使い回し? それとも着ていた人が記念にもらう? ま、いいか(笑)
体操服の上にエプロンという対抗意見を出した人って……やはりそういう趣味の人だろうか?

水浴び
さすが千堂家! やることが違う。
ってかやっぱりそういうオチに落ちついたということで(^^)
大体一人ですら抵抗できないトコで三人がかりで引っ張られたら……。


やまぐうさんSS 『暑いデート
この二人だったら特別“何処に行く”というのでなくてもしっかり楽しんでますね。

打ち水の日
う~~~ん、是非見てみたいイベントですな。ってか司は何気なく的を射たことを言うから怖い。
それにしても瑛里華と桐葉、ある意味巧くバランスがとれたコンビって感じですな。




最初に断っておきますが今回のSSはあくまでも“ネタ”です。

というわけで本編へ ↓





FORTUNE ARTERIAL SS   『伽耶のお小遣いゲット大作戦』


「う~~~ん……」
私は全財産の入った財布を覗きながら唸っていた。
「う~~~ん……全然足りないよ~~……。はぁ……、せっかくカワイイ服を見つけたんだけどな~~」
絶望的な気分で私はそのまま机に突っ伏した。
一応毎月それなりのお小遣いは貰っているんだけど、中学にもなると欲しい服や小物にスキンケア用品にメイクアップ用品とかもうキリがないくらい増えてくるのでこの金額では全然足りない。
でもだからと言ってパパとママには悪いけどウチもそれ程裕福というわけじゃないことはわかっているつもりだから値上げ交渉というのもさすがにね……。
だから普段からよく使うスキンケア用品とかいった消耗品の買い物は毎日の新聞のチラシやネットなどの情報を隈なくチェックして友達と情報交換をしながら格安情報をゲットし、あとは自分の足を使ってあっちの店からこっちの店まで格安店をハシゴして市内を所狭しと走り回っているわけです。
そうしてコツコツとお金を貯めて高い服とかを買っているんです。
それなりに結構苦労してるわけなんです、私達も。
というわけで今日も安売り情報のチェックっと。

「ママ、今日の新聞ドコ?」
「え? 新聞だったら台所のテーブルの上にあるでしょ?」
新聞っていっても別に新聞を見るわけじゃない。目当ては新聞に入っている広告。
私は新聞を広げると中の広告を抜き取りその場で早速チェックをする。
「お?! あったあった、安売り店の広告が。今日は何があるかな?」
 
で、そんな私達の様子を知ってか知らずかママからは
「何だかまるでバーゲン品をあさりまくるオバちゃんさながらの姿ね」
なんて言われるんだけど……ほんっともう『ほっといて!』って感じ。
「それとアンタもママに新聞って聞いてくる割りには全然新聞なんて見ないじゃない? 中学生なんだからいい加減世の中の動きを知るためにたまには読みなさいよ。」
「そんなこと分かってるわよ。だから毎日見てるじゃない?」
「“毎日見てる”って、アンタの場合は新聞を開く向きが違うでしょ?」
「どういう意味よ?」
「意味も何もアンタが見てるのはテレビ欄と三面記事くらいでしょ? 一面トップと政治欄から読みなさいってこと」
「うぅぅ……悔しいけど返す言葉がない……」
ってな言い合いをしながら目はしっかりと安売り商品を探している。だけど
「う~~~~ん、今日はあまりいいのがないみたいだね。みんなはどうかな?」
私は携帯を取り出すと友達に状況をメールする。すると早速返信が来た。
「あらら……、どこも一緒か。だからと言って目的もなくお店をウロウロしちゃうとムダ金を使うことになりそうだから今日は大人しくしておいた方がいいかな? 何せ資金が少ないからしょうがないよね」
とか一人でチラシを眺めながらブツブツ言ってるとママが横に来て
「どうしたの? 浮かない顔をして」
言うだけムダだと思うけど
「いろいろ欲しいのがあってね。だけどどうにも資金不足でね」
「ふ~~~ん? だけどお小遣いの値上げ申請は却下だから」
「あ……そ?」
……やっぱりね。ま、予想通りということで。
というわけで再びチラシを見ている私にママが
「値上げはできないけどお小遣いを自分で稼ぐというのはどう?」
思いもよらぬ言葉に
「それってバイトしろってこと? 中学生がバイトできないのはママも知ってるでしょ?」
ったく、いきなり何を言うの? この人は。
「人の話は最後まで聞きなさい。アルバイトじゃなくてお手伝いをしてお小遣いをもらうということよ」
「お手伝い? ママの?」
「違うわよ。悠木先輩のお店のお手伝いよ。今あそこでウェイトレスを探してるからやってみないか、ということよ」
なるほど。あそこのウェイトレスだったらやってみたいかも。だけど……
「うん、できるならやってみたいけど私の歳がバレたら悠木さんがマズイんじゃ?」
「だから“お手伝い”よ。お金も“バイト代”じゃなくて“お駄賃”」
「なるほど。うん、そういうことだったら是非やりたい」
ラッキ~~! やっぱ言ってみるもんだね。
「分かったわ。じゃ、悠木先輩に頼んでおくから。ホント言うと私がやりたかったんだけど、私はまぁ……いろいろあってね」
ママは言葉を濁しているけど、なんとな~く何て言われたか分かった気がする。だけど私も余計な事を言わなきゃいいものを、相手がママだとついつい
「ふ~~~ん? もしかして『若い子の方がいい』って言われたとか?」
こんな時に限って出た言葉が的を射てたりするんだよね。その言葉を聞いてたちまちママの目の色が変わる。
「何ですって? せっかくいい儲け先を紹介してあげたのにそんなコトを言っていいのかな?」
うわっ!! ママのあの目は……ヤバ! 
「わ~~~~~!! ゴメンなさ~い ゴメンなさ~い!! ママだ~~~いすきぃ~~」
何はともあれこの場は先に謝っておくべき。特にママがあの目をした場合は怒りかけてるから
「ったく、心にもないセリフを言うもんじゃないの。ってか謝るくらいなら最初から言わないの」
「は~~~~い」
とりあえず火だけは消しておかなくちゃ。あぶないあぶない……。

さて、バイトの件はママが話をつけておいてくれたわけだけど、もう次の日から行くことになってしまった。
何とも話が早いというのか何なのか。
というわけで私は学校から帰って支度をすると早速喫茶店『Pure Message』に行った。
「こんにちは~~」
「お、伽耶ちゃん いらっしゃ~い。待ってたよ。来て早々だけど先ずはこれに着替えて」
店長のかなでさんから一着の服を渡された。
「これはここの制服だよ」
渡された服を広げてみるとこれが結構カワイイ。
そのまま奥に連れて行ってもらって着替える。
着替えが終わって出てくると
「うんうん。伽耶ちゃん、よく似合ってるよ」
「そうですか? この服ってカワイイから何だかこのまま普通に表を歩けそうですね」
すると陽菜さんが少し困った顔をして
「う~~~~ん。それは……ちょっとどうかな? 結構派手だし。っていうか最近の子の感覚ってそういうものなんだね」
あらら、やっぱり歳が離れるとそういうものなのかな? もしかしてこれがよく聞く“ジェネレーション=ギャップ”ってのかな?
「そうですか? 私は結構カワイイと思いますけど」
そう言えば二人ともエプロンをしてたから気付かなかったけど悠木さん達も同じ服を着てたんだよね。
すると店長が得意気な顔で
「そりゃもう私のデザインだから完璧にカワイイに決まってるでしょ?」
「お姉ちゃんのデザインだから心配だったんだけど……」
いきなり二人で漫才を始めちゃったし……。ったくウチのパパとママといい、この二人といい 大人ってどうして……。

「じゃあとりあえず始めようか。わたしがいろいろ指示するから先ずはその通りに動いて。あとお客さんに対するご挨拶は明るく元気にね」
私は元気に大きな声で
「はい、分かりました」
その声に店長は満足してくれたみたいで
「お! いいねいいね~。そんな感じで頼むよ」

今日は店長の指示を受けながら食器の片付けやテーブル拭きなど基礎的なことからやっていったわけだけど、店の中をあっちへ行きこっちへ行きとで結構ヘトヘト。
そして夢中で働いていると時間が経つのが早いもので、あっという間に時間がきたみたいで店長が
「伽耶ちゃん、今日はもうあがっていいよ」
あ、もうそんな時間なんだ。思い出したみたいに時計を見るともう結構な時間なので、やっていた仕事を切り上げると。
「それではあがりま~す」
と言うと奥に行って制服から私服に着替える。
まだ初日だからあまりよく分からないけど、何だか楽しかったしもしかしたらこの系統のお仕事って私に合ってるのかな?
「お疲れ様でした~」
「はい、お疲れ~。また明日もよろしくね~」
ということで私のアルバイト(?)初日は終わった。


「ふ~~~ん、そうかそうか。かなでさんところの手伝いとはママも考えたもんだな」
帰って夕食時にパパにも報告
「それにしてもお金を稼ぐってホンットに大変なんだね」
「そうだな。まぁパパ達もこんなことを毎日やってるわけだからな。だけどこれで伽耶も今まで以上にお金の有難味が分かるだろうし、自分で苦労して買ったものだとまた一層大事にするだろうしな。ま、なにはともあれこれから頑張って続けてみなさい」
「うん」
あ~~~、お金が貯まったらどんな服を買おうかな~~。楽しみだな~~。
よぉ~~~し、明日からまた頑張って働かないとね。
気合を入れてた横からママが
「伽耶、頑張って働くのはいいけど勉強をそっちのけにしちゃダメだからね。成績が落ちたらバイト禁止だからね」

ママ……それはないよ~~~。




あとがき……みたいなの
別にここまで書く必要はないかと思いますが、念のためここでも言っておきますが、これはあくまでも“ネタ”です。実際にできるかどうかは別としてただの“ネタ”です。
中学生がバイトを……などと真面目なツッコミをされても一切答えかねますので悪しからず。





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文字通り思いつくまま気ままにSSを書いているところです。
主としてオーガスト系(といっても種類はかなり限定されていますが)とあとはちょこちょこと気が向いたらなのは系他も書いてたりして。

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ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。