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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

『あの人は誰?』   FORTUNE ARTERIAL SS

当り前ですが、お寒うございます。
3日ほど前にようやく初詣にいきました(遅っ!!)
ま、3が日は人が多過ぎて気が進まないのでここ数年はこんな感じです。


で、感想等を少々

早坂さんSS 『見せたくないもの
そりゃ確かに彼氏としては面白くないでしょうね。
ましてやフィーナクラスの女性がそういう格好となると普通の男だったら誰でも見たいでしょうし。
正常な男だったら見たい気持ちも嫉妬も普通の気持ちでしょうね。


やまぐうさんSS 『新年三日に
新年早々からまぁお盛んで……。
ってかもう普通じゃ満足しないみたいで(^^;




というわけで本文へ ↓
今回もやまぐうさんのSSにヒントを頂きました。
毎度毎度どうもすませんですm(_ _)m



FORTUNE ARTERIAL SS 『あの人は誰?』


最初は白からのお願いで元日の巫女のバイトが足らないから手伝って欲しい、というお願いからだった。
だけど始めは“何人かはいるでしょう”と高をくくっていた私も心当たりを回ってみたけどこういう時に限ってどうしても思った様に人が集まらなかった。困り果てた私は
「は~~~、仕方がないわね……。こうなったら……」
もうこの際割り切って最後の手段をとることにした。
暮れも押し迫ったある日
「孝平、元日は時間あるかな?」
「ん? 特別何があるわけじゃないけど。あ、そう言えば瑛里華は巫女の手伝いをするんだよな」
「そうなんだけどね。で、そのことでちょっと……お願いがあるんだけど」
「なんだ? まぁ、俺も瑛里華がいないと部屋でテレビでも見ながらゴロゴロしてるくらいしかすることがないしな」
「だったら……ちょっと手伝ってくれないかな?」
「あぁ、荷物を運んだり力仕事も必要かもしれないだろうから別に構わないよ」
あぁ、やっぱり普通はそう思うよね……だけど
「ううん、そうじゃなくて……」
何だかすっごく言い出しにくいんだけど……。
私のどうもよそよそしい態度に孝平は
「何か嫌な予感がするんだが……」
その言葉を聞いたのか聞かなかったのか私は持ってきた袋からあるものを取り出しながら
「違うの。これを……着て欲しいの……」
それを見た孝平は
「なに~~~~~!!!!!!????」
もう期待通りの反応。
そりゃそうよね。私が袋から取り出したのは“巫女服”
「まさか……俺にこれを着ろ……っていうのか?」
「……うん、ダメ……かな?」
「ちょ……ちょっと待て!! そりゃ手伝ってやりたいのは山々だけどさすがに俺がこれを着てバイト……ってのはマズイだろ?」
「それは分かってるわよ。だからはい、これも」
っと言って取り出したのは“カツラ”
「これを被ってメイクをすれば誰か分からないから」
さすがに孝平は
「頼むから勘弁してくれよ~~~!!」
だけどここまで言った以上は私も引き下がる気はないので
「お願い。人助けだと思って!!」
「ホントそれだけは勘弁してくれ!!」
「お願い!」「勘弁してくれ!」
しばらく二人の問答が続いた。
そこまでやってると私も熱がこもってきたのか知らず知らずのうちに涙目で訴えていたらしく、遂に根負けしたのか孝平は
「わ……分かったよ、今回だけだからな」
「あ……ありがとう、孝平」
「ったく、瑛里華にそういう目で頼まれたら断れないじゃないか。卑怯だぞ……」
卑怯……って、私はただ必死になってただけだからそんな気はなかったんだけど。

何はともあれ先ずは孝平に巫女服を着せてみた。
「うん、ピッタリね。いい感じだわ」
「そ……そうか?」
何となくこれくらいのサイズだろう、と思う服を選んで持ってきたんだけどピッタリでよかったわ。
「はい、次はカツラね」
カツラを孝平に渡すがさすがに孝平はつけるのに躊躇している。
「どうしたの? 早くつけてみて」
すると孝平は何やら疑いの目で私を見ると
「もしかして瑛里華、お前結構楽しんでやってないか?」
ギクリ
最初は本当に人手が欲しいからという一心だったんだけど、それと同時に孝平が巫女服を着た姿を見た瞬間に最終的に孝平がどんな姿になるのか楽しみになっていた。
だけど一応それを素直に言うコトはできないので
「ち……違うわよ。私は白の頼みに答えたいだけだから」
まぁ、孝平もここまでやったからもう諦めモードになったのでしょう。それでも少し嫌そうに
「分かったよ。着ければいいんだろ? 着ければ」
と言って孝平はもう半ばヤケクソ的にカツラを着けた。すると……
カ……カワイイ~~~。
これは意外だった。
「ちょ……ちょっと待ってね。すぐメイクもするから」
「お……おい、瑛里華!!」
「いいからジッとしてなさい! すぐ終わるから」
私は持ってきていたメイクセットをとりだすともう有無も言わさず孝平を押さえつけて孝平の顔に簡単ではあるがメイクを施す。
「うわ~~~、カワイイ~~~。できたわ。ほら、見てみて 孝平」
鏡を差し出す。鏡を覗き込んだ孝平は
「え? これが……俺?」
その後私の方を向くと驚いた顔で目をパチクリさせている。
「知らなかった。孝平がこんなにカワイくなるなんて……」
孝平もしばらく鏡を覗いているうちに落ち着いてきたのかしら?。それとももしかしてこの顔が気に入ったとか? それより私は思わず
「ホント私も嫉妬しちゃうくらいカワイイ!! ねぇねぇ、このままお持ち帰りしてもいい?」
「お持ち帰りって……ある意味いつも似たようなことをやってるだろ?」
いきなり何を言い出すのよ……。
「んも~~~、エッチ!」「お互い様」
うん、どうやら何とかなったみたいね。

で、元日のバイトは大成功。
征一郎さんも最初は驚いた顔をしていたけどやっていくうちに
「ふっ、支倉も案外そういうのも似合ってるんじゃないのか?」
なんて冗談まで出てくる始末。
ドコから現れたのか兄さんに至ってはカメラを片手にウインクしながら
「支倉くんのカワイイ姿をたっぷり撮らせてもらったよ」
そんな写真を一体どうするつもりなんだろう?


それから数日後、白が困った顔で私の所に来て
「瑛里華先輩、私はどう答えたらいいのでしょうか?」
突然の白の問いかけに私は何のことか分からず
「はあ? いきなり何なの?」
白の話によると、今年の元日に神社に初詣に来た何人かの同級生から
「あのお守り売り場の奥にいたカワイイ子は誰だ?」
と詰め寄られたとのコト。
一応私も同じようにバイトをしていたのだけど私だともう面が割れてるので残念ながら(?)私のことではないらしい。
巫女のバイトをしていた女の子は他にも何人かいたので白も最初は誰のことか分からずいろいろ特徴を聞いていくうちに『まさか支倉先輩のこと?』と思ったのだけどさすがに真実を話すことができず困って私に相談しに来たという次第らしい。
この白の問いかけにはさすがの私も困った。
果たして真実を伝えるべきなのだろうか?
私はまた新たな悩みに頭を抱えるのだった。




あとがき……みたいなの
またしても正月モノで申し訳……。
今回のSSはやまぐうさんの『元旦にひと仕事』を読んで書いたコメントからふと思い浮かんだので『それなら書いてみよう』と思って一気に書いてみました。





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