FC2ブログ

気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

『ムリなものはムリなのに』   FORTUNE ARTERIAL SS


どうもお久しぶりです。
ネタが尽きているのかなかなか話が浮かばずやっとのことで恰好になったみたいです。

それにしても最近はみんな『大図書館~』のSSに移行している中で今だもってFAのSSを書いてるって自分って……。


その『大図書館~』も今だもってやってないとはいえSSも読めばある程度情景は分かるのですが、結局のところやってないと分からないネタも結構あるのでなかなか感想などが上手く書けず、どうもすみません。(ってかそう言うんだったらさっさとやりゃいいのに……)



とりあえず今回はさっさと本編へ ↓



FORTUNE ARTERIAL SS  『ムリなものはムリなのに』


この連休を使って私は孝平と娘の伽耶と一緒に母様の家に遊びに来ています。
もっとも他にもここに来る前に遊園地とかも行ってたりしたので孝平もあっちこっち振り回されて大変だったみたいだけど伽耶も久しぶりにパパも一緒に3人で一日中遊べて満足したみたいだから まぁ、よかったのかな?
それに伽耶も伽耶でここに来ておばあちゃんといろいろなお話をするのも大好きみたいだからここに連れてくると結構ゴキゲンなのよね。
まぁ、母様も母様で孫を連れてくると嬉しそうな顔をしてるし。

そして今日はみんなでワイワイお話しながらの食事も終わってリビングでお茶を飲みながらくつろいでいる。
すると母様が何やら思い出したように、というかわざとらしく
「そう言えば瑛里華、お前は伽耶の弟をつくる予定とかはないのか?」
それを聞いた私と孝平は
ブーーーッ!!
思わず飲んでいたお茶を思いっきり噴き出した。
「コラ、何やってるんだお前たちは」
「ケホッケホッ……。ちょっと母様、突然何てこと言うのよ……」
だけど母様は全く表情を変えず
「だから伽耶の弟をつくる気はないのかと聞いてるんだ」
私は孝平をチラリと見たが孝平はというとわざとこちらから目を逸らしてテレビの方を見ているし、まるで“我関せず”というのか“見ざる言わざる聞かざる”と言う顔。
ったく仕込役のくせにいざとなったら無責任なヤツめが。それよりも
「それにしても簡単に言ってくれるわね……」
「何だ。お前達だったら簡単にできるんではないのか?」
そ……それは確かにうまく命中すれば結果として簡単かもしれないけど……っていうかそんなこと考えてるだけで恥ずかしい。
「ん? また何顔を真っ赤にしてモジモジしてるんだ?」
そりゃそうもなるわよ。
「で……できないことは……ないけど……だけど、……うまく男の子ができるとは限らないわよ」
私は恥ずかしさを押し殺してやっとの思いでそれだけの言葉を絞り出した。
しかし母様は
「そうか? あたしもあたしなりに調べたらやり方によっては男と女の生み分けができるとどこかに書いてあったぞ」
ったく、何考えているのやら。もう私は半分ヤケクソで
「何を見たのか知らないけどそんなうまい方法があったら教えてほしいわね」
「知らんのか? 瑛里華。まぐわう際に支倉の金精を瑛里華の蕃登に深く深く瑛里華が絶頂に達するように奥までいっぱいに……ん~~~~ん~~~~!!!」
思わず私は母様に飛び掛かって口を塞ぐと母様の耳元で
「ちょっ……ちょっと何を言い出すのよ!! しかも子供がいる前で!!」
「ん~~~ん~~~~……ぶはっ!!! いきなり何をする!! 瑛里華!!」
「いきなりでごめんなさい。もう分かったから……お願いだからストレートに言うのは勘弁して!!」
ったく、とんでもないことを表情を変えず真面目な顔でサラリと言ってくれるんだから……。今自分が言ったことがどういうことか分かってるのかしら? それに大体何の目的でこんなことを調べたの……?
「何だ、お前達も分かってるんだったらやればいいではないか? それより顔が真っ赤だが熱でもあるのか?」
そりゃそうでしょうね。大体誰のせいよ、ったく。まぁ心配してくれてるのは嬉しいんだけどね。だけど
「ホントにこの話題はもう勘弁して……」
何にしても話題を変えないと母様にこれ以上喋られるととんでもないことになる。
「それはそうと母様、何で男の子が?」
「あぁ、この前雛祭りの時に雛人形を出したな」
「えぇそうね。大きかっただけに片付けも大変だったっけ」
雛祭りが終わった後でまたここに来て総掛かりで片付けたことを思い出した。
「だけどそれとどういう関係があるの?」
「あの時は女子の場合だったが実は男子の場合のために甲冑一式があってな」
「え?! 武者人形もあるの?」
「人の話をよく聞け!! 甲冑だ。人形ではない」
「甲冑……って、実物大の鎧のこと?」
「他に何がある? 何でもあたしの父様が東儀家から貰ったらしい。実際に戦でも使われた代物らしい」
「ふ~~~ん? ということはそれも結構な年代モノね。鑑定してもらったら幾ら位になるかしら?」
「バカたれ!! 何考えてる。父様から頂いた大事な家宝なのにそれこそ父様に失礼だぞ!!」
それはそうだわ。
「ごめんなさ~い。それはそうとそういうのなら是非一度見てみたいわね」
「今はムリだな。しまってあるのを引っ張り出すのはかなり骨だし。だからまぁ、お前達に男の子が出来たら出そうと思ってるんだが……」

するといつの間にか横には伽耶が
「ねぇママ、かやにおとうとができるの?」
どの部分から聞いていたのか知らないけど伽耶は目を輝かせて
「かやのおとうと、いつできるの?」
「え?! 別に……おばあちゃんが男の子がいたらいいなって言ってただけだから……」
「じゃあこれからできるの?」
「いや……まだそういう予定はないから……」
「だったらかや、おとうとよりおねえちゃんがほしいな~」
するとそれまでは余裕の笑みを浮かべていた母様もビックリした様子で私と顔を見合わせて
「え?!」
「そ……それはちょっと……」
しかし伽耶は真顔で
「え~~~~?! おとうとはよくてなんでおねえちゃんはダメなの?」
「だ……だからそこはいろいろあってだな……」
さすがの母様もこればかりは困り顔。
「なんでなんでーー!! かや、ぜったいおねえちゃんがいい!! おねえちゃんがいいーーー!!」
さすがにこれはちょっと叱らないと。
「伽耶! ワガママ言うんじゃありません!! おばあちゃんも困った顔してるじゃない!!」
「え~~~~ん。かや……おねえちゃんがほしいっていってるだけなのに……。ママのばか~~、ぶす~~、いじわる~~、けちんぼ~~」
「コラ!! 何てこと言うの!! そんな悪い言葉言っちゃダメでしょ?!!」
だけど、ごめん……本当にごめん。今は説明できないけどムリなものはムリなのよ……。

『泣く子と地頭には勝てない』とはよく言ったもので、泣き顔の伽耶を見て何とかしてあげたいと思ってもさすがにこればかりは……ね。
母様と私は再びお互い顔を顔を見合わせると
「は~~~~」
と深いため息をついたのだった。




あとがき……みたいなの
それにしても、1ヶ月以上たってやっと絞り出したのがこれかよ……。



ブログパーツ

コメント

無理なものは無理
ダメなものはダメ
っていうのは本当は子供の教育上良くないんですよね。そんなので納得出来るわけもないし…
かといってかやちゃんの年齢では男女の体の神秘にはまだ触れさせるべきではないし・・・
うーん、難しい!

Re: タイトルなし

> 無理なものは無理
> ダメなものはダメ
> っていうのは本当は子供の教育上良くないんですよね。そんなので納得出来るわけもないし…
> かといってかやちゃんの年齢では男女の体の神秘にはまだ触れさせるべきではないし・・・
> うーん、難しい!


大変遅くなりすぎて申し訳ありません。
コメントどうもありがとうございます。

確かに難しいですね。
てかさすがにまだそこまでは分からないでしょう。
きりきりさんの言葉じゃないですが、まだコウノトリが運んできてくれると思っている年頃でしょうね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kimama810.blog64.fc2.com/tb.php/451-b1e45b2c

 | HOME | 

Calendar

« | 2019-11 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

TIPS114 記念日にメッセージを表示する

Birthday


今日は誰の誕生日?


Recent Entries

Categories

Monthly

通算ランキング

月間ランキング


アクセスカウンター





現在の閲覧者数:

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

福hide

福hide

『気ままな場所』へようこそ!

文字通り思いつくまま気ままにSSを書いているところです。
主としてオーガスト系(といっても種類はかなり限定されていますが)とあとはちょこちょこと気が向いたらなのは系他も書いてたりして。

当ブログはリンクフリーです。
この様な所でよろしければ御自由にして頂いて結構です。
報告とかも任意で構いません。
ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。