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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

『アイドルは大活躍』   FORTUNE ARTERIAL SS

段々昼間が暑くなってきました。
とは言ってもまだまだ十分しのげる気候なので自転車で走り回る分にはまだまだいい気候ですね。


というわけで先ずは感想などを少々


早坂さんSS 『お礼のお礼
それからその後はお約束で誰かに見つかって……ってなことに?(おいおい……)

ストレッチ
それにしてもエステルさんもその体操服をどこで仕入れてきたのだろう? ってことを聞くのは野暮ってもんでしょうね
以前だったらこういう状況になったら容赦なく天罰が下っていたでしょうけどエステルさんが丸くなったのかそれとも達哉だから許されたのか……ってかもしかしてわざと?!

母の日の抵抗
シンシアもこれまで御所大事にとっておくとはもしかしてもらった時に何年か後に使ってやろうとか考えていたとか。
まぁ、日頃科学者として頭を使いまくって疲れるだろうからこういうことでストレス解消というのもアリなのかもしれないですね。
さて、“父の日”はどうなることやら。
……って他人事みたいに言ってみる(お前も“父の日”モノを何か書けよ!! ってツッコミが来そうです)



というわけで本編へ ↓



FORTUNE ARTERIAL SS  『アイドルは大活躍』


「パパ~、ママ~ はやくいこうよ~~」
「はいはい、ちょっと待ちなさい」
「そうだぞ。祭りは逃げたりしないんだから」

今日は玉津島をあげての大イベント『TAMATU FESTIVAL』の日ということで何故か伽耶が大はしゃぎ。
もう朝からいても立ってもいられないという感じで早くから私達を急かしている。
まぁ、私としても結構楽しみでもあるんだけどね。
それとお祭りに出掛ける理由はもう一つある。
私達の行きつけ……っていうか悠木先輩(一応店長だから)のお店である『Pure Message』も出店を出すということで行ってみるというのもある。
「それにしてもあそこが出店するってのも意外だった気がするんだが」
「そうね。出すのはやっぱり紅茶とケーキかしら?」
「ま、なにはともあれ出掛けるとしようか」


3人で海岸通りを歩きながら
「それにしてもさすがにいろんな出店があるもんだな」
「そうね、それよりこの島の何処にこんなにたくさんのお店があったのかしら?」
とりあえずいろんなお店を見て回って
「そろそろ行ってみようか」
「あぁ、そうだな。忙しくしてるのかな?」
「ゆうきおねえちゃんたちのおみせにいくの?」
「そうよ。今日は何があるかな?」
「わ~~~い」
相変わらずあそこへ行くとなるとまるで条件反射的にゴキゲンになる伽耶。

「お、やってるやってる」
お店の前にテントを張ってその下で3人が慌ただしく動いている。
どうやら紅茶が何種類かと手作りクッキーを売ってるみたい。
悠木先輩がお盆に小さな紙コップをたくさん載せて
『おひとつどーぞ!!』とか『当店自慢の紅茶ををどーぞ!!』
とか言いながら走り回っている。
テントの中では陽菜が走り回りながら紅茶を入れたり販売の対応をしたりしているし、八幡平くんも店とテントを行ったり来たりしながら何やら運んでいて物凄く忙しそう。
もう蜂の巣を突いた様な大騒ぎみたいなんだけど、とりあえずは
「こんにちは~~」
と挨拶するや否や
「あ! えりりん、いいところに。これお願い!!」
と言っていきなり紙コップが並んでいるお盆を渡された。
「ちょ……ちょっと何ですか? いきなり」
「お願いだから手伝って!! もう忙しくて猫の手も借りたいほどなんだよ。こーへーはへーじを手伝ってあげて!!」
「は……はい……」
孝平もいきなり言われて一瞬キョトンとしていたが、この人に言われたら仕方がないって感じで慌てて店の中に走っていく。
「ごめんね、えりちゃん。ホントどうしようかと思っていたところだったんだよ」
確かに3人でこの状況ではね……。
「ま、仕方ないわね。困ったときはお互い様だし」

最初は何となくぎこちなかったけど何度かやっているうちに段々慣れてきた。
大変だけどやってみると案外面白いかもしれないわね。
そしてお盆が空になったので補充をしにテントに戻ると
「ママ、かやもやってみたい」
何やら物凄く興味を持ったみたいなんだけど
「伽耶にはまだ早いわよ」
「いっかいでいいからやってみたいよ~~」
「コップをひっくり返して人にかけちゃたら大変なことになるからね」
そう言ったら伽耶はもう駄々をこねそうな顔をして
「む~~~ん」
まったく……変なところに頑固なんだから。ホントこういうところは一体どっちに似たのやら……。
すると後ろからタイミングよく陽菜が
「それじゃあ伽耶ちゃんにはこれをお願いしようかな?」
と言って別のお盆を持ってきた。
「これなら人にかけちゃう心配もないし」
そこには焼き立てクッキーが乗っていた。
「なるほど。だけど伽耶、これは司おにいちゃんが焼いた大事なクッキーだからね。転んでこぼしたりしない様にちゃんと持つのよ」
すると伽耶はさっきとは一変、もうニコニコ顔で
「うん、わかった。それじゃあがんばってくるね」
と言うとトトトと駆け出して行った。
『ぴゅあめっせーじでーす。おひとつどーぞ~』『とうてんじまんのクッキーで~す』
とりあえずはテントの近くであの子なりに大きな声を出して配っている。
それにしても私や悠木先輩がやっているのを見てただけなのにセリフとかよく覚えているものね。言葉の意味が分かってるかどうかは別として。
とは言うもののやっぱり私は見ていてヒヤヒヤものではあるんだけど、空になったお盆を抱えて帰ってきた悠木先輩が
「さすがと言えばさすがだよね。見よう見まねなのによくやるよ」
「うん。ま、それなりにやってるみたいね」
「うふふ、そうだね。はい、準備できたよ えりちゃん」
「うん、行ってきまーす」
一応見張りも兼ねてあまり伽耶から離れない場所で配っていたんだけどそのうちに伽耶も慣れてきたのかそれとも度胸があるのか今度は人ごみに突入していった。
ちょ……ちょっと大丈夫かな?
それよりも気のせいかテントにやってくる人の数が増えたような気が。
先輩や陽菜が必死になって接客してる。

そうこうしているうちに私のお盆がまた空になったのでテントに戻ると悠木先輩が接客している声が聞こえた。
『すみません。このクッキー売ってる店はここですか?』
「はい、そうです。こちらがそうです」
『それじゃあこれを2つください。さっきカワイイ女の子が配っているのを食べたら凄く美味しかったんで』
ん? “カワイイ女の子”って、もしかして伽耶のコトを言ってるのかな? うんうん、そりゃ誰の娘だと思ってるの? ってそれより私も頑張らないとこのままじゃ伽耶に負けちゃうじゃない?
私は気合を入れなおすと補充をしてもらったお盆を持って再び人ごみに突入していった。


そしてやっとのことでイベントも終わり一息つく。
テーブルとかテントの端にぶら下げてあった商品名を書いた札にも“売り切れました”の文字が並びみんな満足顔。
とりあえずテントの中で陽菜の入れてくれたお茶を飲みながら
「いや~~~、えりりん達が手伝ってくれて助かったよ。ご苦労であった」
「ホントごめんね。せっかくのお休みの日なのに手伝わせて」
「すまんな、孝平。俺もお前が走り回ってくれたおかげで作る方に集中できたから割と納得いくのができた」
確かに大変だったわね。だけど
「ううん。それより何だか学生時代に戻ったみたいにみんなで一緒に頑張れたから結構楽しかったわね」
「そうだな。仕事と違って好きでやってたあの頃みたいだったな」
「そう言ってもらえるとわたしもうれしいよ。で、伽耶ちゃんはどうだった?」
すると伽耶もさすがにちょっと疲れたような顔をしてたけど
「うん、すっごくたのしかったよ」
とニコニコしながら答える。
「そう言えば確か一番最初に売り切れたのはあのクッキーだったよね。伽耶ちゃんが配り始めてから急に売り上げが伸びてたしお客さんも『何か凄くカワイイ子が持ってきてたからつい手が伸ばしたら美味しかったから』とか言ってたしあるカップルも『将来はあんなカワイイ子が欲しいよね』って言ってた人もいたよね」
「さすがアイドルの効果は凄いな」
「うんうん、何たって伽耶ちゃんは『Pure Message』のアイドルだもんね」
「そうだね、正にアイドルが大活躍だったよね。あ、そうそう。これは私達からのご褒美だよ」
さっきまで自分が配ってたクッキーをご褒美にもらった伽耶は更に満面の笑顔で
「うわ~~~、ありがとう」
「またこういうことがあったら伽耶ちゃんにお願いしないといけないかもね」
「うん、またがんばるからね」
伽耶の目が妙に輝いているし……。他所で変なコトしなければいいんだけど。

「それにしても“アイドル”って……褒め過ぎじゃない?」
「でもえりちゃん、そういう割にはすっごくゴキゲンな顔をしてるよ」
自慢の娘を褒められたら当然でしょ?
「そりゃもう誰の娘だと思ってるの? うふふ」
と気分よくなっている所へ余計なことを言わなければいいものを孝平が
「それにしても人ごみに対して臆せず突っ込んでいくという“突撃”の性格もしっかり受け継いでいるみたいだな」

プチン

私の頭の中で何やら音が……
するとまるでそれが聞こえたかのように
「さ、片付け片付け」
雰囲気を察したのか、巻き込まれるのを避けるかの如くササッと散っていく3人。
で、私はというと

「孝平、今なんて言ったの?」




あとがき……みたいなの
昨日自分の地元で行われた『バラ祭り』に出掛けた際にふと思いついたネタを元に書いてみました。
当然『TAMATU FESTIVAL』ってのは自分が勝手に設定しました。
さて、この後の孝平の運命やいかに。


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コメント

スパロボなら三人の精神コマンドは
孝平:必中 不屈 気合 努力 魂 絆
瑛里華:直感 加速 「突撃」 直撃 気迫 愛
かや:集中 ひらめき 根性 幸運 熱血 希望
って感じでしょうか?
孝平には勇気も似合いそうですけどね。漢ですし

Re: 遅くなりすぎました。

> スパロボなら三人の精神コマンドは
> 孝平:必中 不屈 気合 努力 魂 絆
> 瑛里華:直感 加速 「突撃」 直撃 気迫 愛
> かや:集中 ひらめき 根性 幸運 熱血 希望
> って感じでしょうか?
> 孝平には勇気も似合いそうですけどね。漢ですし


大変遅くなりすぎて申し訳ありません。
コメントどうもありがとうございます。

それはやったことないので詳しくは分かりませんが、何となく言わんとしていることは分かるような……(って、どっちだよ?)

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『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。