FC2ブログ

気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

『甘いモノと甘い人』   FORTUNE ARTERIAL SS

8月に近づいて益々あつくなってきております。
こうなってくると段々考えるのも億劫になってきたりして……。



先ずは感想などを
早坂さんSS 『支えて、支えられて
『恋人の最後の夜』

さすがに日付までは覚えていませんでしたけどこの日が二人の結婚記念日だったんですね。
それにしても地球側も思い切った交渉をしたもので。
自分だったらそれこそアニメみたいに地球と月の真ん中に特設会場を……とか、以前SSに書いた大型旅客往還船を使って……ってな感じについつい考えてしまうでしょうね。

まぁ、王室のメンバーというのは大体ドコに行っても物々しいことになってしまうものだからこれからは二人きりで旅行気分ってのはもう無理になってくるでしょうね(とマジレスしてみる)

それから暑中見舞いどうもありがとうございます。




というわけで本編へ ↓





FORTUNE ARTERIAL SS  『甘いモノと甘い人』


伽耶も夏休みに入ったこともあって私達3人は孝平の休みの日に合わせて母様の家に泊りがけで遊びに来ています。
もっとも遊園地とかに行く、ということも考えになかったわけじゃないんだけど伽耶もここに来ておばあちゃんと遊ぶのも結構楽しみにしてるので私としても安上がりで手っ取り早い。
まぁ、だからというわけでもないんだけどね。
母様も伽耶を連れてくると嬉しいみたいで何かと面倒を見てくれるもんだからついつい私もそれに甘えちゃって母様に伽耶の世話を丸投げしちゃってるし。

昨日は着いたばかりで疲れていたのか早く寝たけど今朝はみんなで朝ごはんを食べて私と孝平は腹ごなしに庭を散歩していた。
「それにしても今日も暑いな」
まぁ夏だしね。
「そうね。だけど家よりココの方がまだ涼しいわね」
「確かにな。ココと比べりゃ街中は地獄だな、ははは。そりゃそうと伽耶は?」
「あそこよ」
私が指差した先に母様と仲良くお話している伽耶がいる。
「ホント伽耶も伽耶さんのことが好きなんだな」
「まぁね。何かと結構話が合うみたいだから案外似た者同士だったりして? 名前も一緒だし」
「あんまり言ったらさすがに伽耶さんも怒るぞ」
すると向こうから大声で
「瑛里華!! 聞こえておるぞ!!」
あらら、本当に聞こえてたのね。さすがは吸血鬼の地獄耳。だけど悪口を言ったんじゃないからね。


「みんなここにいたのね」
中から紅瀬さんが何やら抱えて出てきた。
「スイカを切ってきたんだけど食べない?」
またこの人にしては珍しく気が利くわね。
「あぁ、もらうよ。頂きます」
「どうぞ。よく冷えてるし、たぶん美味しいと思うわ」
“たぶん思う”って……あ、そうか。紅瀬さん、味が分からないものね。
せっかくなのでみんなで頂くことに。
「しっかしスイカも久しぶりだな。うん、冷たくて美味い」
孝平は本当に美味しそうにかぶりついてる。
「ホントね。甘くて美味しいわ。それはそうと……」
紅瀬さんも私達と同じようにスイカを食べてるんだけど……何だか紅瀬さんの意外な姿を見た気がする。
すると私が眺めているのに気付いたのか
「どうしたのかしら? 千堂さん」
「いえね、紅瀬さんが甘いものを食べてるのは珍しいわねと思って」
普段から辛すぎるのばかりを食べてる印象しかないだけに余計にそう思うんだけど。
「あぁ、スイカの事? 確かに味は分からないけど今みたいにスポーツドリンクとかない時代には水分補給に丁度いいから夏は普通によく食べてたわ」
あ、そ? ちょっと意外。

ふと横を見てみると伽耶の食が進んでいない。母様も心配なのか
「どうしたんだ? 伽耶」
「あ、おばあちゃん なんでもないよ」
とは言うもののみんなが既に一切れ食べ終わっているのに伽耶はというとまだほとんど食べていない。
なんでだろう? と暫く考えていたけど……あぁ、そうか。あれのせいね。
「伽耶、かじった時に口の中で上手く分ければいいでしょ? そんなに面倒なことじゃないと思うけど?」
「うん……」
すると母様が
「何だ? 種がダメなのか? よしよし、ちょっと貸しなさい」
と言って伽耶からスイカを受け取ると箸で種を取り始めた。
「ちょ……ちょっと母様、それはやり過ぎじゃ……」
「別に構わんだろう? それくらい」
何故か分からないけど妙に慣れた手つきで種を穿り出して取っていく。
「よし、こんなもんだろう。後は頑張って食べてみなさい」
「うん。おばあちゃん、ありがとう」
すっかり種がなくなったスイカにかぶりついた伽耶はニッコリしながら
「うん、あまくてつめたくておいしいね」 
すると母様も何故かニコニコしながら伽耶の頭を撫でると
「そうかそうか。いい子だいい子だ」
私はというと二人のやり取りを見て唖然としながら
「本当にこれでいいの……?」
すると母様は普通に
「別にいいではないか? ここにいる時くらいは」
“何か問題でもあるか?”って顔で答えてるし……。
その後ろで紅瀬さんはそのやり取りを見ながら笑いを堪えてるし……。
それにしても紅瀬さんっていつの間にこんなに表情が豊かになったのかしら? もっともあくまでも学生時代と比べてだけど。
それよりも……

何でおばあちゃんって孫にはこんなに甘いの?




あとがき……みたいなの
実際のトコ、おばあちゃんってこんなに甘かったっけ? と書いた後で思いましたけど……ま、どっちにしてもそういうのもアリかな?と思って。




ブログパーツ


コメント

おばあちゃんが甘々なのは孝平と瑛里華のラブラブ生活の賜物と信じております、はい!

Re: タイトルなし

> おばあちゃんが甘々なのは孝平と瑛里華のラブラブ生活の賜物と信じております、はい!

コメントありがとうございます。
まぁ、何にしても仲がいいのはいいことですね。
見方によってはこの二人のラブラブ生活は暑苦しいと思えないでもなかったりして(笑)

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kimama810.blog64.fc2.com/tb.php/457-8eecbdb0

 | HOME | 

Calendar

« | 2019-11 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

TIPS114 記念日にメッセージを表示する

Birthday


今日は誰の誕生日?


Recent Entries

Categories

Monthly

通算ランキング

月間ランキング


アクセスカウンター





現在の閲覧者数:

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

福hide

福hide

『気ままな場所』へようこそ!

文字通り思いつくまま気ままにSSを書いているところです。
主としてオーガスト系(といっても種類はかなり限定されていますが)とあとはちょこちょこと気が向いたらなのは系他も書いてたりして。

当ブログはリンクフリーです。
この様な所でよろしければ御自由にして頂いて結構です。
報告とかも任意で構いません。
ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。