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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

『娘と一緒に』   FORTUNE ARTERIAL SS

まったく……暑いんだか涼しいんだかわかりゃしない。
ってかまたまた休みの日を狙ったかのように雨が降ってくれるし……。
そうかと思えば太陽がカンカン照りでメチャメチャ暑かったり……。
まぁ、夏ですから暑いのは当たり前だし天気のことをあまり言っても仕方がないんですけどね。
とりあえず体調だけは崩さないようにしないといけないですね。
バテて仕事を休もうものならメシの食い上げですし。


早坂さん、TMさん、SSの紹介どうもありがとうございます。

まぁ、このコンビ(?)は自分が好きなパターンですから。



というわけで本編へ ↓
考えてみればココの所月に1回しか書いていないことが多かったことを考えれば今月は割と書いた方かも。



FORTUNE ARTERIAL SS  『娘と一緒に』



伽耶が夏休みに入ってもう数日経った。
それにしてもこの位の歳になるといろんなことに興味を持つのか私がやっている家事に妙に興味を持ち始めた伽耶は
「ママ、なにかおてつだいすることない?」
なんてことをしょっちゅう言ってくるようになった。
ましてや今は夏休み。
朝は一応宿題や勉強をさせているので特に言ってくることはないんだけど昼を過ぎて夕方になると遊びに行っていない時なんかはいつも言ってくる。
もっとも学校からも“夏休みはお家のお手伝いをしましょう”と言われているのもあるみたい。
まぁ、伽耶もいろんな体験ができて結構面白がっているみたいだし私としてもそうやっていろんなことを覚えてくれるのはいいことだと思っているので伽耶が言ってくることをある程度見越して何かと用事を頼んでいる。

そして今日も
「ママ~、なにかおてつだいすることない?」
来た来た。
「はいはい、それじゃあ今日は取り込んだ洗濯物をたたもうね。ベランダにあるカゴを持ってきてちょうだい」
「うん、わかった」
伽耶がトトト……とベランダに向かうと
「よいしょよいしょ」
と言いながらカゴを抱えてきて
「ママ、もってきたよ~」
「はい、ありがとう。それじゃあたたんでみようね。この前教えたこと覚えてる?」
「え~~っと……こうして……こうだったかな?」
手つきがどうにもおぼつかない。どうやら忘れちゃったみたいね。あの時はちゃんと出来てたのに。この子は覚えるのも早いけど忘れるのも早いのかな?
ま、いいわ。何度もやっているうちに覚えるでしょう。
「ママがやるのを見てなさい。シャツはこうして……こうやって」
先ずはやってみせる。
「うん、わかった。えぇ~っと……こうやって……っと、できた~。ママ、これでいいの?」
一応それなりにできたみたいね。
「うん、そうそう。上手にできたね。それじゃあ他もやってみようね」
「うん」
それからは二人でお話ししながらたたんで
「じゃあこれは伽耶のね。ちゃんと仕舞っておきなさいよ」
「うん、わかった」
と言って伽耶は自分の服を持って自分の引き出しに仕舞に行った。
「さて、次は……と」
私は立ち上がると次の準備をしに台所に向かった。


「ママ、しまってきたよ。つぎはなにをしたらいい?」
思った通り来た来た。
「それじゃあ次は今日の晩御飯を作るのを手伝ってもらうね」
すると目を輝かせて
「うん、やりたいやりたい」
料理に関しては包丁とか火を使うことになるからまだ危ないかな? と思って今まではやらせてなかったから伽耶にとってはまだ未知の領域。だけどそろそろちょっとずつでもやらせてみたらいいかもとも思ったので今日はやらせてみることに
「それでなにをつくるの?」
「カレーライスよ」
「わ~~~い。うれしいな~~~」
好物の一つだからもう喜ぶ喜ぶ。
「だけどその前に……」
私は引き出しから伽耶用のエプロンを出してきた。
それを伽耶に着せてやると
「わ~~~い、かやのエプロンだ~~~」
またまたこれはこれで喜ぶ喜ぶ。
「それでなにからやったらいいの?」
「先ずは野菜の皮むきからね」
とは言っても一応包丁とかいった刃物を使う作業はさすがにまだ早いと思って予め野菜は電子レンジで加熱して冷ましておいた。こうしておけば包丁も使わず簡単に皮がむける。
まぁ、伽耶に手伝わせるという前提で段取りしておいたというわけだけどね。
「野菜はこうして手で皮をむいてね。簡単にむけるから」
「うん。だけど……にんじんもいれるの?」
少しずつ食べさせてきたから段々食べれるようになってきたみたいだけど、さすがにまだ嫌いな食べ物の一つらしい。だけど
「もちろんよ。好き嫌いなく何でも食べないといけないからね」
「え~~~~~、にんじんきら~~~い……」
絶対に言ってくるとは思ってたけど
「小さめに切るから頑張って食べようね。よく煮込んでカレーの味が染みたら大丈夫よ。せっかくだからこの夏休みに好き嫌いもなくしちゃいなさい」
するとちょっと顔をしかめながらも
「うん……わかった。がんばる……」
あまりこういう顔をしてる伽耶を見たくないんだけどここはガツンと言っておかないといけないわよね」
「それじゃあ次は皮をむいた野菜を切ろうね」
「うん」
最初に熱を通して既に柔らかくなっているから包丁を使わなくても食事用ナイフで十分切れる。
最初にお手本をしてあげたら結構いい感じで切ってる。
「できたよ~~」
「うん、上手にできたね。じゃあこれをこの鍋に入れてね」
鍋に伽耶が今切った野菜とコマ切れ肉を入れて水を入れて火をつけた。
「後はこれでグツグツ煮えてくるのを待とうね。そしたらこのカレーの素を入れて更に煮込んだら出来上がり」
「うん。あ~~~、はやくたべたいな~~~」
「こらこら、まだまだこれからたっぷり煮込まないと美味しくならないわよ。美味しいご飯を作るのは時間もかかるのよ」
「うん。だけどたのしみだな~~」
「それより今夜はパパもビックリするよ。このカレーを伽耶が作ったなんて言ったら」
「パパ、おいしいっていってくれるかな?」
「絶対美味しいって言ってくれるよ。伽耶が頑張って作ったんだから」
「うん、またつくろうね」
もう伽耶は満足って感じでニコニコ顔。だけど
「ちょっと伽耶、“また”ってこれもまだできてないんだからね。最後の仕上げが残っているから最後までちゃんと作ろうね」
「えへへ、そうだよね」
ま、料理自体はそんなに大したモノを作ったわけじゃないけど私も結構楽しかったし伽耶もお手伝いができて満足したみたいだし、とりあえず夏休みの間はこんな日がちょくちょく出てきそうね。それもいいか。




あとがき……みたいなの
またまたいつもの(?)伽耶ちゃんネタです。
他にネタがないんかい? って感じではありますが、こういう普通の生活的ネタは自分が結構好きなのでこの手の話は結構メインになりそうですね。


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コメント

ほのぼの話ありがとうございます
美味しいですよねカレー。明日の夕食に作ろうかと思います

Re: タイトルなし

> ほのぼの話ありがとうございます
> 美味しいですよねカレー。明日の夕食に作ろうかと思います


コメントありがとうございます。
伽耶ちゃんの作ったカレーはどんな味になるんでしょうね。

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