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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

『涼を求めて』   FORTUNE ARTERIAL SS

久々に雨が降って少し涼しくなりました……は、いいんですが
それにしても……休みの日を狙って降らなくてもいいじゃんか!!
ま、天気には勝てないからこんなこと言っても仕方ないか。


先ずは感想等を少々

早坂さんSS 『秋のあしおと
やっぱりカワイイからついついいじめたくなってしまうもんですね。
さすが最強の妹キャラです。


処暑の夜
どうやら夏に限らずいつになってもこの周りだけは暑苦しいみたいで(笑)
襲ってしまった……何だかんだ言ってもやはり桐葉も望んでいたわけで、こりゃケダモノって言ってもこりゃどっちもどっちですな……ってなこと言ったら命に係わりそう。



というわけで本編へ ↓



FORTUNE ARTERIAL SS  『涼を求めて』



先日から母様の館に泊まりに来ている私達。
さっきみんなで朝食を食べてみんなで庭をお散歩中。
「それにしてもここはさすがに涼しいよな」
「う~~~~ん、確かにここは街より涼しいのは涼しいけど……」
すると隣を歩いていた母様が少々ムッとした顔で
「何が言いたいんだ? 瑛里華」
「いや……やっぱり夏は夏よね……」
「だから何が言いたいんだ?」
時期が時期だから分かってはいるんだけど……ね。
すると伽耶が
「ママ、きょうもあついよね」
あ~~~ぁ、言っちゃった。
「そりゃ夏だから仕方がないだろう? っていうか瑛里華、お前が言いたかったのはこのことか?」
「まぁ……ね。確かにここは涼しいんだけどやっぱり暑いものは暑いから」
とりあえず横にいる孝平をチラリと見る。すると孝平はこれがどういう意味か分かってるかの如く、っていうか白々しく既に諦めてるかのように
「だったら瑛里華、前にここに持ってきたビニールのプールがあったはずだろう? あとで俺が出して膨らませてやるよ」
私はもう“待ってました~!!”って気持ちなんだけどそれを顔に出さないように
「あ、ありがとう 孝平」
伽耶はというとまるで以前にパパが汗だくになって膨らませている時の奮闘ぶりを覚えているのか
「うん、パパ がんばってね」
確かにあの時の孝平はこの大きなプールを膨らませるのに必死になってポンプを押していたから終わったときはもうしばらくはぐったりしてその場で大の字になってて動けなかったものね。
もっとも私達はそんな孝平を横に気持ちよく水浴びを楽しんでたんだけどね。
だけど横で私達の会話を聞いていた母様が
「何だ瑛里華、泳ぎたいんだったらハッキリそう言えばいいではないか」
「まぁ……暑いから水浴びでもできたらいいな~、って思っただけだから……」
海にでも行ければ一番いいんだけど今から支度して行って、っていうのも結構面倒だからね。
「それに泳ぐのと暑いから水浴びしたいというのが目的だったらそんな小さいプールごときでわざわざ支倉にシンドイ目をさせなくてもいいところがあるぞ」
「え?! 本当? ドコドコ?!」
やっぱりさすがは母様ね。そんなにいい所があったの?
「焦るでない。避暑にはもってこいの場所だ。……ただし」
突然母様がニヤリ。
「な……何? 母様 その眼は?」
もしかしてとんでもない所にあるとか?
「ただし、風邪をひくかもしれんぞ」
あ……あら?! 何を言ってくるのかと身構えていただけにちょっと拍子抜け。
「水が冷たいのなら歓迎よね? 伽耶」「うん」
それを聞いて母様は
「そうか。じゃあ桐葉、案内してやれ」
「もしかして紅瀬さんのスピードでないといけない場所?」
何となくまた嫌な予感がしたから聞いてみたんだけど
「まさか。すぐ下にある沢よ。あなたの足でも歩いてすぐよ。もっとも私だったら一っ跳びの場所だけど」
まぁ、幾らなんでもさすがにそういう嫌がらせみたいなことはやらないか。
「分かったわ。それじゃあすぐに着替えてくるから。伽耶、孝平 行きましょう」「うん」「あぁ」

というわけで着替えて手っ取り早く支度をすると
「支度できたぞ」「それじゃあ紅瀬さんお願いね」「きりはおねえちゃん、おねがいしま~す」
すると紅瀬さんは私達をスルーして伽耶に
「それじゃあ伽耶ちゃん、行きましょう」
お~~~~~い!!! 私達は無視か~~~い!! ま、いいか。
とりあえず紅瀬さんの後をついて館の裏道を降りていくとそこにはきれいな水が流れている沢が。
「へ~~~?! こんな所があったんだ。全然知らなかったわ。だけどこんないい所があるなら何であの時教えてくれなかったの?」
「だって伽耶が言い出す前にあなた達がプールを広げてたからそんな雰囲気じゃなかったし頑張って膨らませている支倉くんに悪いから、って伽耶が言ってたわ」
「もう……」
孝平は思いっきり深呼吸しながら
「まぁいいじゃないか。あの時はあの時だし、それよりここは更に涼しいし空気も美味い」
伽耶に至っては
「わ~~~~い」
と喜びながら早速沢に入って行った。
水をバシャバシャしながら
「ママ~~、おみずがすっごくつめた~~~い」
また大袈裟に言ってると思いながら私も入ってみると
「わっ!! 本当に冷たい!!」
「だから言ったでしょ? 風邪ひくかもしれないって」
って言って紅瀬さんは水辺に腰かけて足を水に浸すといつもの如く本を広げている。
「パパ、ママ それそれ~~」
伽耶がバシャバシャと水をかけてきたので
「キャッ!! 冷たい!!」「こ……こら、伽耶 やめなさい」
最初は水の冷たさにあまり動き回れない大人二人に対して冷たさをものともせず最初から元気にはしゃぎ回っている伽耶。
だけど慣れてくると私達も気持ちよくなってきたのか3人で水を掛け合ったり泳いだりで
「う~~~~ん、気持ちいい~~~」

しかし幾ら普通の人より若干体力があるとはいえ全力で動き回っているとさすがに疲れてくるもので二人で紅瀬さんの所に行って石の上に腰かけた。
「あら? 二人はもうお終い? 伽耶ちゃんはまだ元気に遊んでいるのに」
「子供のパワーにはついていけないよ」「ホントね。もう元気元気」
「それより孝平もポンプ押しというシンドイ目をしなくてよかったわね」
「ホントそうだよ。さすがに最初はああ言ったけどハッキリ言って実際にやると思うとゾッとするよ」
「ねぇねぇ孝平、今上流から大きな桃が流れてきました。その桃を取って割ってみると中からカワイイカワイイ私が出てきたらどうする?」
カワイク言ってみたつもりなんだけど、孝平は“アホか?!”と言いたげな顔で
「いきなり何を言い出すんだ? コイツは。そのまま元に戻して川に流す!」
「……オイ」
「いやもとい。中身を食べたあとその殻に詰めなおして川に流す」
「コラ~~~!!!」
このやり取りに紅瀬さんはもう呆れ顔で
「やれやれ。“夫婦喧嘩は犬も食わない”とは言うけど……」
「ちょっと紅瀬さん、誰が喧嘩してるっていうの?」
「あら失礼。それにしても伽耶ちゃんは元気ね。最初から全開ではしゃいでいるし」
その後は思いっきり話を飛ばすし
「確かにさすがに子供のエネルギーは凄いな」
「そうね。ま、こんなことは滅多とないんだし今日の所は気が済むまで遊ばせときましょう」
すると
「パパ~、ママ~ おさかながいるよ~~。きてきて~~」
「はいお二人さん、伽耶ちゃんがお呼びよ。早く行ってきなさい」
もう……相変わらずこの人はそっけないんだから。ま、それでも以前よりはマシだけどね。
「パパ~、ママ~ はやくはやく~~~。おさかな、あっちへいっちゃうよ~~」
私と孝平は再び水に入ると
「はいはい、すぐ行くわ」「ちょっと待ってろ。すぐに行くから」




あとがき……みたいなの
再び夏休みの様子です。他にもネタはある(と思う)んですが……なかなか。


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