FC2ブログ

気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

『年賀状に一喜一憂』   FORTUNE ARTERIAL SS

またまたの事後処理という感じで正月ものであります。
まぁ、思いついてしまったので書いてみました。
ってか考えてみたら年賀状を題材にしたSSってのはこれまで書いてなかったような……。


でその前に感想などを

早坂さん:SSの感想と年賀状どうもありがとうございます。
ちなみに今回のSSは年賀状を頂いたことからふと思いついたものです。
もっともきっかけが内容の方でなくてすみませんm(_)m

ちび姫様が行く! だいじぇすと
そう言えばまだ自分は初詣にいってませんので早いとこ行かないと。
だけど人ごみも好きでないので初詣シーズンが終わってからゆっくり行きたいと思います。

早坂さんSS 『伝統
スカートが短いのはフィーナのイタズラなのかそれとも誰かにそれが正しいと思い込まされてしまっているのか……まさかあとで○○○状態になることを想定して……は、さすがにないか。
まぁ着ている人が楽しければそれもいいか。
それにしても巫女服の場合はやっぱりこうなるのが常みたいですね(^^♪



というわけで本編へ ↓
“新年が始まったとある朝”とありますが、一応元日の話……でしょうね(汗)
また今更ながらの話で……。





FORTUNE ARTERIAL SS  『年賀状に一喜一憂』



新年が始まったとある朝、瑛里華が作ってくれた雑煮を食べていると
「孝平、年賀状が来てるわよ」
新年の挨拶といったことは同年代だと大体メールが主体となっているから年賀状がくるのは大体会社の上司や仕事上付き合いのある人といった人達……というか、目上の人がほとんどになっている。
「そういえば昔は親父が年末になるとせっせと年賀状を書いていたな。それも何十枚も裏表手書きで大変そうだったのを覚えてるよ。まぁ、親父達の年代は多分今でもメールじゃなくて年賀状だろうな。もっとも今はさすがにパソコンの印刷用ソフトを使ってるみたいだけど」
「そうかもしれないわね。私も新年の挨拶はメールでかなり来てたから年賀状の枚数は少ないわね」
とりあえず見たいところだけど今は雑煮を食べているから食べながら見るというのは行儀が悪いし伽耶もいるので示しがつかないから
「よし、これを食べ終わってから見よう」
年賀状の束を横に置いて再び食べ始めた。

食べ終わって出かけるまでの間に
「出かけるまでまだ時間があるから今のうちに見よう」
何故か伽耶も自分の席から身を乗り出して
「おしょがつのおてがみだね」
伽耶も子供なりに気になっているみたいだ。
「そうだな。伽耶のは来てるかな?」
と言いながら一枚ずつ見てみる。
確かに大体仕事上付き合いのある人ばかりみたいだけどその中に
「お! 伽耶、まみちゃんから来てるぞ」
「ほんとー?」
ハガキを伽耶に渡すと
「わ~~~、ホントにまみちゃんからだ~~~」
「そういえば伽耶は年賀状を出してなかったんだからすぐにまみちゃんに返事を出しておきなさい。瑛里華、まだ使ってない年賀状があったよな」
「あるわよ。ええっと、ここに確か……あったあった。はい。表の住所とかは後で書いてあげるから今日明日じゅうに書いておきなさい」
「うん、わかった。すぐにかく~~」
伽耶はハガキを持ってトトトと自分の部屋に入っていった。

それから再び一枚一枚見てるとその中に
「お! 瑛里華 伽耶さんからも来てるぞ」
「あ、ホントね。だけど母様、これって表も裏も印刷じゃないの? 確か母様はパソコンとかは使えないはずだから紅瀬さんか誰かにやらせたのかしら? だったら裏はともかくせめて表の宛名くらいは自分で書けばいいのに」
「まぁ、伽耶さんも仕事上いろんな付き合いがあるだろうからきっと枚数も半端じゃないからなんじゃないのか?」
「それはそうだけど自分の娘に出すのくらいは手書きで書いてもいいじゃないかしら?」
瑛里華は表向き苦笑いして文句っぽいことを言っているが、本当は伽耶さんからこうして年賀状が来ることが嬉しいらしい。
その証拠に嬉しさを隠せないのかその後は何度もハガキをひっくり返して裏表を見ながら目元口元は段々と苦笑いではなく嬉しそうな笑みになってきている。

「お! 紅瀬さんからもきてるぞ。こっちは手書きだな」
「ホントね。それにしても相変わらず達筆ね」
まるで書道の師範か高段者が書くかのような“素晴らしい”筆跡。
「つうか裏なんて見てみろよ。なんて書いてあるのか分からん。最初の字は辛うじて“謹賀新年”って書いてあるらしいのは分かるけど、そのあとは……」
正直どういう書体か知らないけど著名な書家が書いたかの如く様々な書体でしかも書体によっては物凄く崩して書かれているので全くもって読めない。
瑛里華も頭を抱えながら
「も~~~、大体紅瀬さんもこんな字を書いてこられたら読めないことくらい分からないのかしら?」
いや……絶対違うと思う。
「俺達が二人共読めないことくらい絶対分かってやってるさ。で、後で『なんて書いてあるのか?』って聞こうものなら『あら、貴方達は日本語が読めないのかしら?』とか言ってくるんじゃないのか?」
「んも~~~、相変わらず性格悪いんだから。クイズじゃないんだし……」
「紅瀬さんらしいというか、何というか……」
それでも未だに紅瀬さんに負けるのが悔しいのかどうにかして必死で読もうとする瑛里華。だけど……
「くやし~~~~~!! 全っ然分からない!! この書体なんてもしかして篆書かしら? だったら日本語じゃないじゃないの!!」
もう半ギレ状態の瑛里華。
「この字って“篆書”っていうのか? 俺には象形文字にしか見えん……」
「昔の中国の書体よ。確か秦の時代くらいじゃなかったかしら?」
「何~~~~!! なんちゅう書体で書いてくるんだよ」
信じれん……。ってか250年以上生きてるとは言っているがそれこそ中国が秦の時代から生きているって言われても今だったらもしかしたら信じてしまうかも……。
それより瑛里華でもそれくらいしか分からないんだったら俺には全くもって分からんわけで……。
「それにしてもこの字だけ見た人はまさか見た目10代の風貌の人が書いているなんて想像だにしないだろうな」
「確かにそうかもしれないわね。もっともそのことを知っている人は納得するでしょうけどね」
納得といっても納得する人はごく少数派だと思うが……。
「だけどどう見てもこりゃ若者が書く字じゃないぞ。それに前に紅瀬さんが書いているのをみたことあるけど達筆すぎて何書いてるか分からなかったことがあったな」
「全く……。あれだけ字が上手なんだから書道の師範でもやればいいのに」
「確かにあのまま眠らせておくには惜しい能力ではあるだろうな。まぁ、本人がやろうとしないんだったら外野がどうこう言う問題じゃないけどな」


「パパ、ママ~~~。かけたよ~~」
伽耶が年賀状を持って部屋から出てきた。
それを瑛里華が受け取って裏を見て
「うん、ちゃんと書けてるね。それじゃあママが表の住所とかを書いてあげるからこれから出かけるときに出そうね」
「うん、ちゃんとまみちゃんにとどくかな?」
「ママが住所を間違わなかったら大丈夫だよ」
次の瞬間、瑛里華から何か音がしたような……。
ニコニコしながらも眉をピクピクさせて
「ちょっと孝平、それどういうことかしら?」
あ……もしかして俺、地雷を踏んだ?





あとがき……みたいなの
正月が終わってからまるで思いついたように書いたわけで
相変わらず時期もへったくれもありません。

ブログパーツ


コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kimama810.blog64.fc2.com/tb.php/479-1ea5dd41

 | HOME | 

Calendar

« | 2018-08 | »
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

TIPS114 記念日にメッセージを表示する

Birthday


今日は誰の誕生日?


Recent Entries

Categories

Monthly

通算ランキング

月間ランキング


アクセスカウンター





現在の閲覧者数:

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

福hide

福hide

『気ままな場所』へようこそ!

文字通り思いつくまま気ままにSSを書いているところです。
主としてオーガスト系(といっても種類はかなり限定されていますが)とあとはちょこちょこと気が向いたらなのは系他も書いてたりして。

当ブログはリンクフリーです。
この様な所でよろしければ御自由にして頂いて結構です。
報告とかも任意で構いません。
ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)

FC2Ad



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。