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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

『支倉家のゴールデンウィーク』   FORTUNE ARTERIAL SS

久しぶりの更新となりました。
ゴールデンウィークも終わって……っていっても自分はほとんどというか全く関係なかったわけで、会社のカレンダー通りのお勤めでした。

そんなことはともかく先日再び『しまなみ海道』を走った際に『亀老山』という所に登ったらこんな看板がありました。もしかしたらどこかで概出ネタかもしれませんけど一応


6_convert_20140513135605.jpeg

ってのですが、……このお方とは関係ありませんよね?(笑)


cha02_bg_convert_20140513135026.png


で、これが一応その店の写真ですが、……ん???

DSC_0152-3_convert_20140513141040.jpeg

もしかして看板娘さん? なわけないか……


というわけでさっさと本編へ ↓
相変わらずの事後処理です(汗)





FORTUNE ARTERIAL SS  『支倉家のゴールデンウィーク』



巷ではゴールデンウィークということで俺も例にもれず休みを取ることができたので瑛里華と伽耶をつれて瑛里華の実家に遊びにきた。
それにしてもここには何かにつけて来ているわけであるけど、何よりも伽耶がおばあちゃんに会えるからということで一番喜んでいるわけでそれと同時に瑛里華も伽耶さんに伽耶の面倒を見てもらえるということでここに来るたびに羽を伸ばす感じでリラックスしている。
で、俺はというと……。

「伽耶さん、こんにちは~」「ただいま~」「おばあちゃん、こんにちは」
「おぉ、来たか。伽耶もよくきたな」
俺たちは一目見たあとですぐに伽耶に目が行くんだから伽耶さんも相変わらず孫には甘いみたいだ。
「おお、そう言えば支倉」
何やら思い出したように言ってきた。
「はい、なんですか?」
「ちょっとお前に手伝って欲しいことがある。ついて来い。瑛里華たちは居間で待っていろ。桐葉、頼むぞ」
「分かったわ、伽耶」
何事だろうと怪訝そうな顔で首をひねっていると
「何やっておる。早く来い!!」
伽耶さんの大声がしたので
「は……はい」
さすがに来て早々に機嫌が悪くなられると困るわけで、ここは素直に従うべきだろう。
って言うか、そもそも反抗して勝てる相手ではないしな……。

というわけで伽耶さんに連れてこられたのは何やら奥の方にある薄暗い納屋……というか倉庫というか。
何だか夜になると物の怪の10や20くらい出てきそうな雰囲気だ。
もっとも伽耶さんがいたらそんな物の怪くらい簡単に退治してくれるだろうな。
倉庫の中にはいかにも古そうなものからどうも最近置いたらしいモノまでいろいろある(中身が何かは分からないけど)
もしかしたら某鑑定番組に出したらとてつもない値段がつくのが隠されていたりして?
と思うと探検してみたい気も起きないでもないのだけれどやっぱりそれ以上に薄気味悪い場所だ。
まさかここに閉じ込められる……なんてことはさすがにないか。
扉も妙に分厚いだけにそうなったら脱出は不可能みたいだ。
なんてことを考えていると伽耶さんが
「あそこにある箱を取れ」
伽耶さんが指し示した箱はどうも比較的新しそうな箱だけどそこにたどり着くまで凄まじいくらいにホコリをかぶった箱を幾つかどけなければいけないみたいだ。
全く誰がどうやってこんなところに置いたのやらって感じの場所。
「ゴホゴホ……それにしても……すごいホコリですね」
「つべこべ言うな。この程度のことで大袈裟な真似をするでない。文句はいいから早く取れ」
そりゃアンタがいるところにホコリは飛んでいかないし……。とはいっても何度も言うがこの人相手に何言っても仕方ないから大人しく言われた通りにすることにする。
それに下手に反抗でもして機嫌を損ねようものなら本当にこの中に閉じ込められそうだ。
というわけで埃まみれになりながら箱をどけて目的の箱を取り出すした。
すると伽耶さんは着物の裾で口を押さえながら
「それにしてもすごいホコリだな。何かぞうきんでも持ってきて拭け」
アンタが出せと言ったから出したのに出したら出したでそれかい? それに改めて言うことか……と思いつつも
「え~……っと、雑巾は……っと」
大人しく雑巾を探してきて拭く。
「ま、そんなものだろう。それじゃあそれを居間へ持っていけ」
「分かりました。だけど何が入ってるんですか?」
「開けたら分かる」
そりゃそうですけど……

というわけで箱を持って居間に行くと瑛里華が驚いた顔で
「ちょっと孝平!! 何?! すっごい埃まみれじゃない?!!」
「あぁ、これを取るのにいろいろやってたらね」
「何? 何が入ってるの?」
「さあ? 俺も何が入ってるか教えてもらってないんだ」
「支倉、ムダ口はいいからさっさと開けろ。伽耶が待ってるじゃないか」
何で伽耶が関係あるんだろうか? と思いつつも蓋を開けて中にあるのを引っ張り出して広げてみると
「あ! こいのぼりだね」
伽耶が目を輝かせる。
「ホントだ。でも何で?」
「別に不思議がることはないだろう? そもそもこどもの日なんだからむしろ当然だと思うが。それよりも早く表に持って出て上げてみろ」
「は……はい」
まったく……もったいぶらなくてもいいものを。
「何をやっておる!! 早くせんか!!」
それより伽耶さんに急かされて俺はその鯉のぼりを持って外に出ると、来た時には気付かなかったが外には竹の棒が立てられていた。しかも棒の先にはしっかりと矢車まで付けられていてあとはこの鯉のぼりを上げるだけという感じ。
「伽耶さん、これは?」
「何だ、今頃気付いたのか。先日伊織が気を利かせて立ててくれた」
何だか嘘っぽい話ではあるので
「でも伊織先輩がよく承知しましたね」
と聞いてみると
「あぁ、確かに最初は嫌な顔をしていたが『カワイイ姪っ子のためだ』と言うと喜んで協力してくれたよ。さすがはよくできた息子だ」
やっぱりこりゃ嘘だな。そう思うと何だか伽耶さんに後ろからドヤシ上げられながらイヤイヤ動いている伊織先輩の姿が思い浮かんだ。
するとそれが顔に出ていたのか伽耶さんが
「支倉、今お前良からぬことを考えてなかったか?」
ギクリ……
「ははは、ま……まさか」
「そうか、ならいい」
危ない危ない……。娘が娘なら親も親って感じで妙にカンが鋭いところがあるからな、この人も……。
「それより伽耶たちが出て来る前に早く上げんか!!」
とにかく言うとおりに吹き流しと3つの鯉のぼりを上げる。
すると今日は風があるからかすぐになびき始めた。
後ろから
「うわ~~~、げんきにおよいでるね」
伽耶が出てくると伽耶さんはご機嫌そうに
「そうだろうそうだろう。さ、向こうに行ってよく見ような」
「うん」
まったく……相変わらず孫には甘いのはどこも一緒だな。
「瑛里華、写真を撮ってやれ」
伽耶さんは伽耶を連れて行った。

「ママ~~、撮って撮って~~~」
伽耶が向こうの方から手を振って叫んでいる。
瑛里華はカメラを構えると何枚か写真を撮った。
「うふふ、伽耶ちゃんが喜んでくれているから伽耶もご機嫌みたいね」
俺たちの後ろで紅瀬さんが楽しそうに呟いた。
「実を言うとあの鯉のぼり、本当はあなた達の間に男の子が生まれた時のために伽耶が作っておいたものよ」
「「えぇ~~~~!!!」」
俺と瑛里華の驚き声がハモる。
「だけど男の子はともかく今日は子供の日だし伽耶ちゃんもあまり大きくなったら上げる機会がなくなってしまうからそうなる前に一度は上げようってことになったわけ。ま、タイミングよくこの日にあなた達が来たからってのもあるしね」
「「は……はぁ」」
なるほどね。それにしても伽耶さんも変なところで準備がいいんだな。ということはもしかしたらもう一人作ったほうがいいのだろうか? だけどまた女の子だったら……。それに伽耶は『お姉ちゃんがいい』って言ってたからな~~。だったら余計なことはしない方がいいのだろうか? う~~~~む……。
「何難しい顔をしてるの? 孝平」
瑛里華が俺の顔を覗き込んだ。
「孝平がそういう顔をした時は大概ロクなことを考えてないのよね。ま、それより出した以上は後片付けも言われるだろうからよろしくね。また埃まみれになるだろうから今度はお洗濯しやすい作業着を用意しておくから」
あ……そうか。やっぱりそこまでやらないといけないわけか。またあの倉庫で埃まみれになるかと思うと少々鬱な気分になるのだった。




あとがき……みたいなの
またまたという感じではありますが……。
実際は連休期間中に書き始めていたのですがいろいろあって完成が遅れてしまいました。
その間にメインページは一ヶ月以上の更新なしということで自動的に記事が載せられてしまいました。



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