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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

『季節外れの……』   FORTUNE ARTERIAL SS


お久しぶりです。
そして、お待たせいたしました……って、果たして待っていてくれた人はいるのでしょうか?
放置しているうちにまたまたトップページに妙なモノが出てしまいました。
で、そうこうしているうちにいつの間にやら4月になり……早いものです。



で、先ずは感想などから
早坂さんSS 『エイプリルフールに嘘をつかない訳
もうかなり前のになりましたけど……
ったく、嘘というのか本気というのか。
それにしてもリリアもシンシアの言動にツッコミながらも結局上手くかわされている感じでこの辺は『まだまだ若い』ってことなのでしょうか?




という訳で本編へ ↓
時期的には少々遅いんですけど思いついてしまったので夏になる前にUPを





FORTUNE ARTERIAL SS  『季節外れの……』


季節は春
今日は珍しく目覚ましにたたき起こされることなく自然に目が覚めた。
久しぶりに本当にゆっくり思いっきり眠れたからなのか、何だか凄く清々しい気分だ。
年度末のゴタゴタもひと段落して今日は珍しく生徒会も休み。
瑛里華からも
「今まで大変だったからたまのお休みくらいはゆっくり寝なさい。私も朝からたたき起こすつもりはないから」
なんて優しい(?)お言葉を頂いた。
だからいつもは前もってかけておいた目覚ましに強制的にたたき起こされるんだけど、今日は寝たいだけ寝ることができたわけだ。
もっとももうすぐ今度は年度始めのゴタゴタが始まるんだけど。
それに伊織先輩や東儀先輩が卒業して人数も減った。
だけど少なくとも新入生から人員を補充するまではこの人数で仕事をこなさないといけないわけで。
それを考えるとちょっと鬱も入ってくるんだけどとりあえず今日はゆっくりすることにしようと思っていつもよりも惰眠をむさぼっていた。
「こんなあったかい布団で朝もゆっくり寝るなんてどれだけぶりだろう? それに目覚ましにたたき起こされることなくゆっくりできるのがこんなに幸せに思えるなんてな」
目を覚ましても起きることなくそんなことを考えながら俺は布団の中でゴロゴロしていた。


そんな中
プルルルルル……
いきなり電話が鳴った。こんな時にホント迷惑だ……
「ったく誰だよ……。せっかく気持ちよく寝てたのに邪魔する奴は……」
枕元の電話を取って画面を見ると
『瑛里華携帯』
って……おい。今日は起こさないって言ってたくせに……。
「はい、もしもし……」
「んも~~~、朝からなんて情けない声を出してるのよ!! その様子だとまだ寝てたわね」
「当然だろ? せっかくの休みなんだからたまにはゆっくり寝たいわい」
それにしても朝からコイツは妙にテンションが高いな。
「ったく……なにやってるのやら」
「お前が言ったんだろ? “今日は起こさないから”って」
「確かに言ったけど……それよりそんな惰眠を貪っている場合じゃないわよ。こっちは凄いんだから」
何言ってるか訳が分からん……。
「何が凄いんだよ?」
「こっちは物凄い吹雪よ!! 本当にもう凄いんだから!!」
は???!!! 吹雪??? それにしてもやっぱり異常にテンションが高い。
とりあえず天気を確認しようと首だけを動かして窓を見てみるけどそこからはさんさんと春の眩しい日差しが降り注いでおりどう考えても吹雪なんて天気じゃない。
「は?? 何言ってるんだよ? どこが吹雪なんだよ? そもそもお前、ドコにいるんだよ? 南極か? それとも北極か?」
益々訳分からん。
「下らない冗談はいいから!! だから猛吹雪よ!! とにかく来てみなさい!! そうしたら私が言った意味がわかるから」
やっぱり物凄いテンションが高い。それに別に冗談を言ったつもりはないんだけど。
それにしても結局はこうなるのか。今日はこのまま昼くらいまでゴロゴロしていようかと思ったけど無理だな。

電話を切った俺は名残惜しく暖かい布団から這い出すととりあえず着替えて瑛里華から言われた場所に向かう。
「それにしてもやっぱり春だな。暖かいから絶好の散歩日和かもしれないな。さて、瑛里華はドコに?」
辺りを見回すと
「お、いたいた。また気持ちよさそうな所に陣取ってるんだな」
向こうも俺の姿を見つけたのか
「遅いわよ!! 孝平。早く早く!!」
遅い……って、そもそも俺は言われた通りにゆっくり寝てただけなんだけど……ま、一応お約束で
「お待たせ」
瑛里華は芝の上にレジャーシートを広げてくつろいで座っており、更に横には何が入っているか分からないけどバスケットもある。
「いや~~~、それにしても今日は気持ちいいな。で、ドコが吹雪なんだ?」
「あら? ここまで来て気付かなかったの? 物凄い吹雪じゃない? 桜吹雪!!」
そう言われて振り返ってみると辺りに植えられている桜から大量の花びらが舞っている。
ほ~~~、なるほどな。最初は“吹雪”なんて言われて雪の吹雪しか思いつかなかったから季節外れもいいとこだと思ってたけど確かにこういう言葉もあったよな。これは納得。
しっかしこりゃまた凄い風景だなと思いつつ見とれていたけど瑛里華には
「なにボーーーとしてずっと突っ立ってるの? 早く座って」
どうやらボーーっとしているようにしか見えなかったらしい。
「あぁ」
とりあえず瑛里華の横に座る。
「やっぱり春だからか今日は気持ちいいな」
「でしょ? 今まで忙しかったからゆっくりお花見もできなかったから丁度いいかもね」
「それにしてもよく見つけたな、こんな状況を」
「カンよ。私のカンはよく当たるんだから」
自慢げにドヤ顔言うけどきっとそれはない。たぶん瑛里華のことだから何かとヒマを作ってはリサーチしてたんだろう。
「起きたばかりだからきっと何も食べてないでしょ? お弁当もあるからゆっくりしよう」
そう言って瑛里華はバスケットから惣菜とかをいろいろ取り出した。
「また随分準備がいいんだな」
「全部売店で売ってたものだけどね。さすがに作ってる時間はなかったから」
「それじゃあいただきます」
「はい、どうぞ」
一応叩き起された形にはなったけどいいものが見れたし、それに久しぶりに瑛里華と二人でこうしてゆっくりできたし、こういう状況ならまぁいいか。

「孝平、何ボーーーっとしてるのよ?」
やっぱり瑛里華には考え事している顔には見えなかったらしい。




あとがき……みたいなの
本当にご無沙汰状態になってしまってスミマセン。
ネタが見つからなかったところに何となく創作意欲が少々薄れていたのもあったからか間が空きすぎてしまいました。
今回もラジオからのネタがヒントになりました。
ここまでくるともう本当にラジオ様様ですね(笑)

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