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『やっぱりお仕事はツライ』   FORTUNE ARTERIAL SS


大変ご無沙汰いたしました。
今度はほぼ2か月くらいすっぽかしてしまっていまして申し訳ありません。
まぁ特に何があったというわけではありませんので(笑)
一応生存報告ということで(おいおい)


今回はさっさと本編に行きたいと思います。



というわけで本編へ ↓






FORTUNE ARTERIAL SS  『やっぱりお仕事はツライ』


私が『Pure Message』でバイト……じゃない、お手伝いをするようになってから結構日が経った。
だからなのか接客にもかなり慣れてきて今はこのお仕事がすっごく楽しい。
まぁ、時々失敗もして凹むこともあるけどね。
だけどそれ以上に楽しいし、それなりにお金も稼げるから辞めるつもりは全くない。


そんな中、たまたまお客さんが途切れた時に
「伽耶ちゃん、ちょっと来て」
ん? 店長が呼んでる。
「はーーい、何ですか?」
店長のところに行ってみると店長の横に置いてある箱に何やら服らしいものが。
「伽耶ちゃん、ウチでも今年もクリスマスイベントをやるのは知ってるよね。それで伽耶ちゃんにこの服を着て表でチラシを配ってほしいんだよ。引き受けてくれたら特別ボーナスをはずむよ」
『ボーナス!?』
何かと聞いた言葉ではあるけどさすがに私にはまだ縁のなかった言葉だけに心の中で思わず『おぉぉ~~~~!!』
で、店長がその箱から出したのはミニスカサンタのコスチューム。
何だか見た感じから布地の面積がかなり小さい気がするからちょっと恥ずかしい気もするけど実を言うとミニスカサンタコスって一度着てみたかったんだよね。
「何か気に入ってくれたみたいだね」
もちろん特別ボーナスが一番の魅力だけど、この服自体も気にいっちゃったもんだから
「はい、早速着てみていいですか?」
「おぉ~~!! やる気だね~~!! いいよいいよ、着てみて」
とは言ったものの妙にテンションの高い私達二人の後ろでビミョーな顔をしている陽菜さんがすっごく気になるんだけど……。
まぁ、考えたところで無駄に時間がすぎるだけだからとりあえず奥に行って着替えてみる。
着替えた姿を鏡に映してクルリとターンなんてしてみる。
「うん、いい感じ」
自分で見た感じでは結構様になってると思うんだけどね。
「どうですか?」
「おぉ~~~~!! いいねいいね~~~!! すっごくカワイイよ!!」
店長にメチャクチャ褒められてもう気分はスーパーモデルって感じで何だかいい気持ち。
「カワイイ服ですね~~~」
「でしょ? 何と言っても私が直々に選んだんだから当然でしょ?!」
もうすっごいドヤ顔。
「それに伽耶ちゃん、カワイイからカワイイ服がよりカワイクなるんだよね~~」
「またまた店長~~~、口が上手いんだから~~。そんなにおだてても私からは何も出ませんよ」
もう店長からおだてられて私は更に有頂天。
「それじゃあ伽耶ちゃん、よろしく頼むよ」
「は~~~~い!! 頑張ってお客さんをバンバン呼んじゃいます!!」
張り切っている私に対して店長の向こうでやっぱりビミョーなというか心配そうな顔をしている陽菜さんがやっぱり気になる。
もっともこの時私は次の瞬間に起こるであろう地獄のような(?)出来事なんて全く想像だにしていなかったわけでして……。


さっきまでのテンションの高いまま店長からチラシを受け取って外に出たわけだけど、次の瞬間……
「ううぅ……、さ……寒ぅ……」
中は暖房が効いていたから全然考えてなかったけど改めて考えてみたら何だって真冬に、こんな薄着なの〜〜!! せめて、せめて下はズボンじゃないの!? これはおかしいよ~~!!
一応ミニスカだから下はストッキングを穿いてるとはいうものやっぱり寒い。
オマケに上は肩ひもなしのノースリーブ状態だし……。
店長~~~~、今が冬だってことを忘れてません?
もしかして陽菜さんのビミョーな表情ってこの事?
早く言ってよ~~~~~~!!

ちくしょー!! もうヤケクソだよ!! 特別ボーナスのためだ!! やるしかない!!
とは言うもののこのままじゃ凍えちゃう〜 ここが南の島ならいいのに……。よし!! こうなったら動き回って温まってやる!!
私は『Pure Messageです!! クリスマスイベントを行いま~~~す!!』
とか大声で叫びながらとにかく走り回って道行く人にチラシを配りまくった。
うぅ……、ママとか知ってる人が通りませんように……。

しばらく走り回って結構たくさん配ったつもりなんだけど、こういう時に限って
「え~~~!! まだこんなに残ってるの? そんな~~~」
まだチラシはかなり残ってる。とにかく早く配り終わって中に入らないといくら若いと言っても風邪ひいちゃうよ。
と思った時
「伽耶ちゃん、ごめんね。お姉ちゃんがムリ言って。これでも飲んで温まってね」
陽菜さんが温かい飲み物を持ってきてくれた。
それでなくても優しい陽菜さんがますます天使に見えた。
「さて、頑張ろう!!」
再び気合を入れてチラシを配る。
さっきの陽菜さんが持ってきてくれたお茶のおかげなのか暫く体の中がポカポカしていたけど時間が経つとさすがに段々と効果が切れてきて再び
「さ……寒い……」
すると今度は
「お疲れ。これでも食って温まるといい」
声のする方を見てみると司さんが持ってきてくれたのは
「うわ~~~、肉まんだ~~~!! 温か~~~い」
温かい肉まんちゃんがこの地獄(?)の中でささやかな安らぎを与えてくれる気がする。
もうこの肉まんちゃんが愛おしくて頬ずりしたくなってくるけどとりあえず手を温めながら頬張る。
「温かくて美味しいです」
すると司さんが難しい顔で頭をかきながら
「そうか。まぁこの位しか俺にできることはないから。それにホントにすまんな。店長がムチャ言って。さすがに俺も雇い主には反抗できんのだ」
いえいえ、陽菜さんに司さん その気持ちで十分です。
もう二人の姿が天使に見えた。
それに対して時々窓から見える店長の頭にツノが見える気も……。


とにかく私はそこらじゅう走り回ってチラシを配りまくった。
だってもう何でもいいから動き回らないと凍え死んじゃう。
今や私の体を動かしているエネルギーといったら『ボーナス』という文字しかない。
そしてついに最後の一枚を配り終えた次の瞬間私は脱兎のごとくお店の中へ飛び込んだ。
そしてそのまま暖房の吹き出し口の前に陣取る。
は~~~~、暖かい……。正に天国とはこの事?

すると店長がやってきて
「いや~~~~、ご苦労ご苦労」
相変わらず能天気な店長の言葉。
私は心の中で
『オニ!! 悪魔!!』
口から出た言葉は
「……すっごく寒かったです」
「まぁまぁ、そう言わないの。お仕事というのはすっごく大変なんだよ。そのことが分かっただけでも今日は大収穫だよ」

まぁ、確かにお金を稼ぐことが凄く大変ということはよく分かりました。
だけど……あの……まさか『特別ボーナス』っていうのはこの『大収穫』のことじゃないですよね……。




あとがき……みたいなの
メチャクチャひさしぶりのSSですね。
何となくふと思いついたネタなんですけど、どうにかSSとして形になってよかったです。
とはいうものの時期的にはどうなんでしょうね?
何となくまだちょっと早いような気もしますけど……。
う~~~~ん、この終わり方だと続編がありそうな気も(書けるかどうかは別として……)


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報告とかも任意で構いません。
ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)

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『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。









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