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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

魔法少女リリカルなのはStrikerS SS 『お弁当をもってピクニック』

今日は珍しく私とフェイトちゃんの二人揃っての休日で、ヴィヴィオと3人で部屋でちょっと遅めの朝食を食べながらお話をしていた時にヴィヴィオが急に
「ねぇママ、“おにぎり”ってなぁに?」
「おにぎりって・・・食べ物のおにぎりのこと?」
「この本に出てたこれ」
その本は私がたまたま買ってきていた育児雑誌でヴィヴィオが開いて出していたページには『子供と行くピクニック』と銘打たれた特集があってそこに載っていた記事のお弁当のコーナーに載っていた“おにぎり”というものに何故かヴィヴィオは興味をひかれたらしい。(ただ“おにぎり”という言葉は分かってもそれが何かまでは分からなかったらしい)
「あぁそうか。お昼によく食べてたのはサンドウィッチだったしね」
「おにぎりって食べもの?なんだかおいしそう」
「そうだけど食べてみたい?ヴィヴィオ」
「うん」
「でもなのは、炊飯器とかお米とかどうするの・・・?」
私は“任せなさい!!オーラ”を放ちながら物置の中を探って
「ジャジャ―――ン!!炊飯器!!」
「ちょっとなのは、あんた・・・」
「ジャジャジャ―――ン!!お米も!!」
ってあらら・・・フェイトちゃん、若干引き気味・・・。まるで『ド○え○んか・・・あんたは・・・』なんて言いたそうな目で見ないでよ・・・
「ちょっとなのは、どこからそんなのを持ってきたの?」
「うん、この前実家に帰った時に持ってきたの。やっぱりこっちにいるとお米のご飯も懐かしくなるでしょ?」
「う~~~ん、たぶんそれはなのはとはやてくらいかも・・・」
「そう言うフェイトちゃんも前にリンディさんに作ってもらってたお弁当、確かお米のご飯が入ってたよね」
「そ・・・それはそうだったけど・・・そんな昔の話をされても・・・」
「昔って言うほど昔なのかな・・・?」
「なのはママ、この黒い紙はなに?」
「それは海苔と言ってね、おにぎりに巻くんだよ」
「それじゃあこれも食べれるんだ?」
「そう。それじゃ早速作ろうか?」
「わ―――――い」

お米を磨いで炊飯器をセットしスイッチオン。
「さ、これでご飯が炊けるまでしばらく待つ、っと」
「ねぇなのは、今日はせっかくの休みだしこれでお弁当作って3人でピクニックに行かない?」
「うん、フェイトちゃん、それいいね。う~~~ん、だったらおかずをどうしようか?おにぎりだけじゃちょっと寂しいしね」
「だったらこれから買いに行こうよ。どうせご飯が炊けるまでまだ時間があるし」
「うん、そうだね。ヴィヴィオ、出かけるよ」
「うん」

というわけでご飯が炊けるまで3人で近くのお店におかずになりそうなのを買いに行った。
とりあえずすぐに詰められるように調理済みのお惣菜やおやつを幾つか買い込む。

宿舎に帰って炊飯器の表示を見てみると既に保温状態になっていたので
「うん、炊き上がったね。さあヴィヴィオ、おにぎりを作ろうね」
炊き上がったご飯に、塩、手を浸す水を入れたボール、そして実家から米と一緒に持ってきていたあるビンを取り出した。
「なのはママ、これなぁに?」
「これはね、梅干と言ってこれをおにぎりの中にいれると美味しいんだよ」
「そうなの?」
ヴィヴィオが何だか興味を示していたので
「ヴィヴィオ、ちょっと食べてみる?」
「うん」
フェイトちゃんがちょっと心配そうな顔をしていたけどこれも一つの経験よね。
「酸っぱいからちょっとだけね」
梅干を少し取って口に入れてあげるとたちまち顔をしかめて
「うわ――――――ずっばい゛よ゛―――――!!!!!」
当り前だけど期待通りの反応。
「それにしてもなのは・・・また用意がいいのね・・・」
「ははは・・・まぁご飯には合うしね。それじゃ作るから見ててね」
「うん」
私は手を水に浸してご飯を手に乗せ塩をまぶし梅干を入れて握った。
「何だかこんなことをするのも久しぶりだな~」
最後に海苔を巻いて
「はい、おにぎりの出来上がり」
「わ――――、あの本にでてたのとおなじだ~」
「でしょ?、いっぱい作るからね」
「なのはママ、ヴィヴィオもつくってみたい」
「え?いいけどご飯が熱いから気をつけてよ」
「うん、だいじょうぶ」
水に浸したヴィヴィオの手に少し冷ましたご飯を乗せた。
「よいしょ・・・よいしょ・・・」
小さな手で一生懸命握っている姿に私達の顔からつい笑みがもれてしまう。
「できた―――」
丸とも三角とも四角とも言えない少々歪な形をした小さなおにぎりができた。
「よくできたね、上手だよヴィヴィオ。じゃ、ここに置いて」
「うん」
弁当箱の中に私とフェイトちゃんの作った三角おにぎりの横にヴィヴィオの作った小さなおにぎりが収まった。
そのおにぎりを指してヴィヴィオが
「これがなのはママでこれがフェイトママでこれがヴィヴィオだね」
「そうだね。まるで私達みたいに3つ仲良く並んでるね」
「さ、どんどん作るよ。ヴィヴィオも手伝ってね」
「お―――――!」

3人でお話をしながら仲良く握ったおにぎりと、さっき買ってきたおかずを合わせてお弁当は完成。
「できた―――」
「わ―――い」
私達はお弁当とお茶の入ったポットを、ヴィヴィオにはキャラメルミルクの入った水筒を持ってもらって
「それじゃピクニックにレッツゴー!!」
「れっつご――」


私達は近所の公園にやってきた。
木陰にレジャーシートを広げて3人で座り、早速作ってきたお弁当を広げる。
「じゃぁ食べようね。いただきまーす」
「いただきま~す」
3人で作ったおにぎりを食べる。
「こうして外で食べると何だか美味しいね」
「うん、そうだね」
「なのはママ、あ~~~ん」
見るとヴィヴィオが自分の作ったおにぎりを私の口元に持ってきていた。
「はい、あ~~~ん。うん、美味しいよ。ヴィヴィオが頑張って作ってくれたおにぎりだもんね」
「えへへ、はい、フェイトママもあ~~~ん」
「はい、あ~~~ん。ありがとう、ヴィヴィオ。うん、美味しい」
「おいしい?ヴィヴィオ、がんばってつくったんだよ」
「そうだよね、ありがとう。さ、せっかく作ったんだから残さないように全部食べちゃおう」
「うん」

「ごちそうさまでした」
3人でお弁当を平らげて食後のキャラメルミルクを飲みながら
「何だか落ち着くね。またゆっくり来たいよね」
「そうだね。それにこういう平和な日々が続くといいね」
「うん、そのためにも私達ももっと頑張らないといけないね」
「私達だけじゃなくこの世界のみんながこうして楽しく過ごせるようにね」
「だいじょうぶ、なのはママもフェイトママもつよくていいコだから」
「ありがとう。ヴィヴィオのその言葉がママ達には一番うれしいよ。ヴィヴィオのいるこの世界が平和になるようにまた明日から頑張ってくるね」
「うん、がんばって!」




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