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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

FORTUNE ARTERIAL SS 『男なの?女なの?(後編)』

後編を載せます。
読んでくださる方の御期待に添えていればいいんですが・・・。




翌日
「あ、かなでさん おはようございます」
「・・・おはよー、こーへー」
「今日も元気ないんですね。そういえば・・・あ、やっぱやめとこ」
「なに~~?気になるじゃないの?」
「いえ、別に大したことじゃ」
「大したことないなら話せるでしょ?!!」
「いえ、実は結構大したことみたいで・・・」
「なら尚更話なさい!!」
「でも・・・本当にいいんですか?話しても」
「ここまで引っ張ったのなら話してもらわないと凄く気になるじゃん」
「わかりました。何となくなんですけど、昨日と比べてかなでさんの胸が急に縮んだと言いますか・・・身体つきが妙に逞しくなったようなと言いますか・・・」
「コラ!!!それがレディーに対して言うことか?!!!て言うかドコを見てるんだ?!!そんなイケナイこーへーには・・・」
「あ!おねえちゃん、孝平くん 早く行かないと遅刻しちゃうよ」
「あ、ヤバイ!こーへー、話の続きは後だ~~~~!!」
ったくこーへーは・・・デリカシーというものがないのか!!て言うか何で分かったんだ??妙にスルドイ・・・いや、イヤらしい奴め・・・。
でも・・・実は今朝からすっごく気になってたんだよ。朝起きたら突然胸が小さくなってブラのサイズが合わなくなっていたことに。
制服も肩幅とか首周りや腕周りが微妙にキツくなってオトコ化してきた気もする。
まさか・・・本当にこのまま体まで完全に男になっちゃうの??!!


それにこのところ周囲から妙に熱い視線を感じるんだけど・・・。
てなことを考えていると隣の席のコが何だか真っ赤な顔をしてる。
「ん?どしたの?顔が真っ赤だけど熱でもあるの?」
「え?あ!だ、大丈夫だから、かなで」
「大丈夫じゃないよ。こんなに顔が真っ赤じゃん」
と言って額に自分の額をつけてみる。
「!!!!!!!」
そのコはさらに真っ赤になってその場に固まってしまった。
「ほら、大丈夫じゃないじゃん。保健室いこう。ついていってあげるから」
「う・・・うん・・・」
肩に手を掛けたその瞬間、周囲から若干の刺すような視線を感じた気がした。
「なんだろう??この妙な視線は???」


その夜、ひなちゃんとお茶を飲んでいると、どうもひなちゃんが真っ赤な顔をして落ち着かずモジモジしているので
「ひなちゃん、なんか落ち着かないね。どうしたの?」
「え・・・な・・・・なんでも・・・ないよ・・・」
「それに顔も真っ赤だよ。熱でもあるの?」
「ち・・・ちがうよ・・・おねえちゃんと一緒にいると・・・何だかドキドキするんだよ・・・」
「え??今までそんなことなかったのに?」
「うん・・・何かヘンな気持ちなんだ」
「具体的にはどんな感じなの?」
「う~~~~~ん、なんていうのかな?あえて言うと『彼氏と一緒にいる時』とでもいうのかな?私もまだ経験ないから巧く表現できないけど」
「か・・・彼氏~~~~~???!!!」
「うん。例えるならば孝平くんとかと二人きりでいるときとか・・・に似てるのかな」
「な~に~~~~~~~??!!!!ひなちゃんとこーへーはそんな仲だったのか??!!!おのれ!こーへー!!いつの間にひなちゃんを!!!」
「ち・・・違うから!!例えたらの話だよ」
「あ―――、びっくりした~~~。例えにしても心臓によくないよ」
「ごめんごめん。でも・・・ど・・・どっちにしても今のおねえちゃんは無意識のうちにそういう危ない匂いを出しているのかもしれないね」
「男性フェロモンを出しまくっている・・・というわけか・・・」
そう言われてみればひなちゃんの目も何だか虚ろな感じにみえる。
まるで『・・・いつでも・・・いいよ』と言ってくれてるかのような潤んだ目
ヤバイ・・・ひなちゃんの姿にオンナを感じてしまう。
このままでは本当にひなちゃんを襲ってしまいそうだ。
でもダメ!!そんなことしたら・・・
その後も二人でしばらく考えてみたのだが結局コレといった解決策も出ず・・・
「それじゃまた明日ね、ひなちゃん」
「・・・うん・・・おやすみ、おねえちゃん」
心なしか自分の部屋に帰っていくときのひなちゃんの目がちょっと寂しそうに見えた。

その夜もまたひなちゃんのことを考えながら・・・しちゃった・・・
自己嫌悪だけど・・・仕方ないよ。そういう気持ちなんだもん・・・。


翌日
「かなで、風邪でもひいたの?声がおかしいよ」
「え??そうかな??
「うん、ちょっと声が低くなってるし」
「そう??あ~~~~~、あ~~~~~、テストテスト」
う~~~ん・・・言われてみればそういう気も
まさか・・・声変わり??!!

とりあえず普通に生活するには特にこれといって問題はなかったのだが、今日は体育の時間にちょっと活躍して汗をかいてしまった。
すると一人のクラスメイトがわたしにピッタリ寄り添うように隣に座って
「・・・はい、かなで この・・・タオル使って」
「あ、ありがとう。でもこれアンタのじゃん」
「・・・いいのいいの」
何だか挙動不審っぽいのだが、せっかくの好意なので遠慮なく汗を拭かせてもらって
「ありがとう。洗濯して返すから」
「あ・・・このままで・・・いいから・・・」
「え??・・・でも・・・」
「い・・・いいのいいの」
「そう??」まぁいいか、向こうがそう言うんだから。
わたしはとりあえずその場を離れようと立ち上がった。
ふと見るとそのコはそのタオルの匂いを嗅ぎながらウットリした目をしていた。
その目はまるで憧れている男子に対する眼差しそのものである。
「・・・まさかわたしって本当にそんなにそこら中にフェロモンを撒き散らしまくっているの?」
また、別の場所に座って休んでいると
「・・・かなで、隣、いい?」
「うん、いいけど・・・。何?改まって?」
「ううん、・・・何でも・・・ないよ・・・」
体をピッタリとくっつけてくる。
わわわ・・・明らかに何かあるじゃん!!!
そしてそのコの手がわたしの肩に伸びてきて抱き寄せられた。
『え゛ぇ――――??!!』
目を見ると、これまたウットリと虚ろな目をしている。
もう『どうにでもして・・・』と言わんばかりのウルウルした目だ。
「ちょ・・・ちょっとゴメン・・・」
とりあえずこの場を退避する。
しかし周りを見ると・・・同じ目をしたコが数人ほど・・・。
ヤバイ・・・マジでヤバイ・・・。
その後、今日一日は本当にヤバかったので授業が終わるとダッシュで寮に逃げ帰ったのは言うまでもない。


そしてその夜
「・・・おねえちゃん、いいかな?」
「あ、ひなちゃん。どうしたの?とりあえず入って」
「うん。あのね、おねえちゃん・・・ちょっとお話が・・・」
「な・・・なに?・・・改まって?」
「あ・・・あのね・・・」
ひなちゃんがウットリとした潤んだ目でわたしをじーっと見つめている。
お願いだからその目でわたしを見つめないで・・・。
もうだめ・・・わたし・・・もう我慢できないよ。
「・・・ひなちゃん、ごめん!!」
次の瞬間わたしはひなちゃんを押し倒していた。
ごめんね、ひなちゃん!!こんなことをするおねえちゃんって最低だよね・・・きっとわたしのことを軽蔑しているよね。
そう思ってひなちゃんの目を見たら、ひなちゃんはどこの誰よりも優しい目で
「ううん、いいよ おねえちゃん。もしかしたら私、心の中でこうなることを望んでいたんだと思う」
「え?!!ひなちゃん、いいの?初めての相手がわたしで」
「うん。でももしかしてこれからは“おねえちゃん”じゃなくて“おにいちゃん”と呼ぶべきなのかな?」
「どちらでもいいよ。何だったらホントの夫婦になる?」
そう言ってわたしはひなちゃんの服を一枚ずつ脱がせていった。
「うふふ、そう言えば私はおねえちゃんヨメだもんね」
「ひなちゃん、やっぱりキレイだよ」
「おねえ・・・おにいちゃん、そんな・・・恥ずかしいよ・・・」
ひなちゃんの一糸纏わぬ姿にわたしの『男』はこれ以上ない最大限の反応を示した。
「おにいちゃんの・・・こんなに・・・なってる。・・・苦しそうだね」
ひなちゃんがわたしの着ているのを脱がせてくれた。
そして・・・ひなちゃんの手が伸びてきてわたしの『男』を優しく握ってくれた。
「あぁ・・・おっきくて硬い」
握った手がゆっくり動き出す。
「おにいちゃん、気持ちいい?」
「あぁ・・・ひなちゃん、すごく気持ちいいよ」
そして、どちらが求めるでもなく二人の唇が近づく。
わたしのファーストキス、たぶんひなちゃんも初めてだろう。
初めてなんだけど舌を絡めながらの激しいキス。
そしてひなちゃんが唇を離すとその唇がわたしの『男』に近づいてきた。
「ひ・・・ひなちゃん・・・そんな・・・」
「おにいちゃん、もっと気持ちよくなってね」
ひなちゃんの唇が、舌が、私の『男』を這い回った。
「おにいちゃん・・・きもちいい??」
「ああぁ・・・ひなちゃん・・・ひなちゃん!!」

「わたしもいっぱいお返しをしてあげないといけないね」
わたしの手が、唇が、舌がひなちゃんの胸や体中を這い回る。
「ひなちゃんの胸、やっぱり大きいよね」
「いやん・・・おにいちゃん・・・あぁ・・・」
指で、舌でひなちゃんの敏感な部分を優しく、時に激しく愛撫する。
「おにいちゃん・・・すごい・・・ああぁん・・・」
「ひなちゃん、もうこんなになってる・・・」
「や・・・あん・・・そんなこと・・・言わないで・・・」
ひなちゃんのアソコはもう十分に濡れていた。
「ひなちゃん、・・・いくよ・・いい?」
「おにいちゃん・・・いつでも・・・いいよ・・・きて・・・」
ひなちゃんが覚悟を決めたようにこれからくるであろう痛みに耐えるために目を固く閉じて歯を食いしばった。
「うん、ひなちゃん いくよ」
わたしは『男』の部分をひなちゃんの『女』の部分に押し当てた・・・はずなのだけど・・・
「あ・・・あれ??」
歯を食いしばっていたひなちゃんが目を開けて
「どうしたの?」

「・・・ははは・・・なくなっちゃった・・・」
「え?????」
「よくわからないけど・・・跡形もなくなっちゃった・・・」
「えぇ・・・???!!!」
ひなちゃんがわたしの股間を見て
「・・・ほんとだ。どうして???」
「そんなのこっちが聞きたいよ。わたしにも分かんないよ」
ひなちゃんもしばらくキョトンとした顔をしていたけど、ようやく現状が飲み込めたようでいつもの春の日差しのような笑顔で
「でもまぁ、いいんじゃない?おねえちゃんも元に戻ったことだし」
「ひなちゃんって・・・なんて優しいの・・・?」
わたしは再びひなちゃんに抱きついた。
「あん、おねえちゃんったらもう・・・でもいいよ。おねえちゃん大好きだし」
「うぇ~~~~~ん、ひなちゃ~~~~~ん!!!!」


その翌日
「結局あれは何だったんだろうね?ひなちゃん」
「う~~~ん、もしかしたら私達が今まで以上に仲良くなれるように神様がちょっとしたイタズラをしたんじゃないかな?」
「だとしたら趣味悪い神様だね」
「はは・・・確かにそうだね」

「あ、かなでさん、陽菜 おはようございます」
「おいーす!!こーへー!!」
「おはよう、孝平くん」
「あれ?昨日までとはうって変わって明るくなってますね。やっぱりかなでさんはこうでないと」
「そりゃいつまでも暗い顔してられないでしょ?」
「うふふ、そうだね」
「ん?二人の間でなんかあったのか?気のせいか今まで以上に仲良くなってる気がするんだけど?」
「わたし達はいつも仲良しだよ。ね、ひなちゃん」
「そうそう」
「かなでさんの胸も成長しました?」
アレがなくなって私の体型も元に戻った。
「エヘン!!まだまだわたしは成長期なのだ!!」
私は胸を張って答えるとこーへーは何か難しい顔をする。
とりあえずシールをペタリ
「ちょっと待ってください!!俺、何も言ってないでしょう?!!」
「こーへーの言いたいコトは全部お見通しだ!!たぶん『う~~~ん・・・少々胸を張ったところでたかが知れてるような・・・』だろう?」
「・・・はい・・・一言一句違わず・・・」
私は不気味な笑いで
「こーへーは風紀シール何枚欲しいんだい?希望枚数プラス10枚あげるよ。ふふふ」
「いりませんから!!それよりもかなでさんが元の明るい姿に戻ってくれたのがうれしいんですから」
「話を逸らすな―――――!!!」

「もう・・・二人とも、早く行かなきゃ遅刻するよ」
「よっし!!!今日も頑張っていくぞ―――――!!!!」
「オ―――――!!!!!」




あとがき・・・みたいなの
とりあえず股間にアレが生えた原因は(取れた原因も)・・・残念ながら自分にもわかりません。
まぁ・・・文中の言葉通り『神様のイタズラ』という事に・・・(ってオイ!!)
それとここまでの騒ぎになると普通だったらたぶん伊織がしゃしゃり出てくるとは思うんですけど出てくると話がややこしくなる気がしたので今回は御登場を御遠慮願いました。他人事として遠巻きに楽しんでいるのだろう・・・とでも思ってください。

それにしても・・・クリスマスに18禁の話もないだろ・・・。




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文字通り思いつくまま気ままにSSを書いているところです。
主としてオーガスト系(といっても種類はかなり限定されていますが)とあとはちょこちょこと気が向いたらなのは系他も書いてたりして。

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報告とかも任意で構いません。
ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。