FC2ブログ

気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

魔法少女リリカルなのはStrikerS SS 『機動6課のお餅つき』

年末年始がそれなりに忙しいのは何処の世界も同じらしい。
ただ習慣が少々違うだけだ。
というわけで私達も年末に向けて少々バタバタしています。
とは言ってもJS事件以降このところ目立った事件は特になく出動と行っても現場は隊長以下、計2~3人位出てれば解決してしまうのでそれ程忙しくはない。
まぁ、たまには大規模火災とかでの人命救助で総出動とかもあるけどそういった大きな事件はまれ。
むしろ今忙しいのは官舎内の大掃除である。
書類の整理が終わった人から掃除道具を持って事務所や廊下を掃除して回っています。
そして休日を利用して自室の大掃除も。

で、例外なく私たちも3人で部屋の大掃除をやってる。
「よし、大体こんな感じかな?フェイトちゃんの方は?」
「こっちも終わったよ、なのは」
「うわ~~~、きれいになったね~~」
「うん、お手伝いありがとう。ヴィヴィオ」
「うん」
お手伝いをやって褒めてもらったのが嬉しかったのかヴィヴィオはニコニコしていた。

「さて、今年ももうすぐ終わりだね」
「今年は6課で一緒に仕事ができて楽しかったね」
「でもまだ4ヶ月もあるじゃない。来年もよろしくね」


一息ついて夕食までのひと時。
「ねぇママ~~~、おもちってなに~~?」
またまた唐突ではあるのだがここの所イベント的なコトは何故かいつもヴィヴィオの「・・・って、なに~~?」というこの一言から始まるのだ。
「おもち?って“お餅”のこと?」
「これ」
ヴィヴィオの見ていた雑誌には『お正月特集』と書かれたページが出ていた。
「この前のクリスマスもそうだったけど、またまたこの雑誌なんだ」
「そんなコト言わないでよ、フェイトちゃん」

「う~~~~ん、そうだな~~~、まぁ・・・食べ物なんだけどね・・・。食べてみたいの?」
「うん」
「そ・・・か・・・」
私たちは念話で
『困ったよね・・・どうする?フェイトちゃん』
『出来合いのお餅を買ってくれば話は早いんだけど、できたらせっかくだからね・・・・』
『ダメもとではやてちゃんに頼んでみようか?』
『・・・それしかないみだいだね』


「というわけなんだけど・・・クリスマスの件もあるからあまり言えないけど・・・どう・・・かな?」
「二人とも何をそんなに遠慮がちになってるん?そう言えば私もしばらく食べてへんから久しぶりに食べてみたいし面白そうやな。それにしても、二人のエースをもってしてもヴィヴィオには勝てへんのやな」
「・・・えへへへ」
そりゃヴィヴィオのあの笑顔でお願いされたら断れないよ。でもまさかすんなり話が通るとは思わなかった。さすが宴会部隊長・・・って言ったら怒られるかも。

「でも・・・そうなると道具をどうするかやな。実際地球でもお餅つきの道具自体持ってる人はそんなにいてへんし・・・それに餅米もいるし・・・」
「それなんだよね、一番の問題は・・・」
「う~~~~ん・・・」
3人で考えること暫し・・・
「はやてちゃん、ダメもとかもしれないけどナカジマ三佐なら可能性ないかな?」
「う~~~ん、こっちで私たち以外に地球に近い人はあの人くらいだもんね。もっともご先祖様が地球出身というだけだからどうかわからないけど・・・」
「とりあえず私からナカジマ三佐に聞いてみるわ。もしかしたら・・・という可能性もあるかもしれへんし」
「うん、よろしく」


「やっぱり言ってみるもんやな。ナカジマ三佐の知り合いにこっちにも私らのほかに地球出身の人がおるらしくてミッドの郊外で趣味で農業をやっているんだって。そのかたに連絡をつけてもらったら快く引き受けて下さってな。向こうが道具や餅米を提供してくださるからこっちは人員を出すという話でまとまったわ。あとやり方もご指導してくだるとのことや」
「それは願ってない話だね。助かったよ」
「先方にはまた私がナカジマ三佐とお邪魔してご挨拶しておくわ」
「何だかんだ言ってはやてちゃんも楽しそうだね」
「そら、私も悲しいより楽しい方がええに決まってるしな」


「ヴァイスくん、ごめんな。荷物運びを任せて」
ヘリに積んできた餅つき道具を下ろしながら
「いえいえ。で、今度は何をするんですか?」
「うん、地球で私達の住んでいたところの年末行事でな、“お餅つき”というのをやろうと思ってな」
「お餅つき?」
「私らの住んでた世界にお餅と言う食べ物があるんやけどそれを作るんよ。ま、詳しいことはやってみたら分かるわ」
「それにしてもこの前のクリスマスといい今回といい地球には面白い行事があるんですね」


餅つき当日
前日のうちにご指導の下セッティングされた道具を見ながら
「まさか本当にこっちでお餅つきができるとは思わなかったな」
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」
先ずはご指導してくださる方にご挨拶。
「こちらこそ。楽しくやりましょう」
かまどに火を入れお湯を沸かし、蒸籠で餅米を蒸かす。
「ママ~~~」
「あ、おはよう、ヴィヴィオ。これからお餅つき始めるからね」
「うん」

お米が蒸し上がるまで餅つきのやり方に関するレクチャーをしてもらった。
私もそんなに経験しているわけじゃないのでこの話は新鮮だった。

「とりあえずお餅をつく“つき手”が必要なんだけど、これは男性陣と・・・」
もうひとり適任と思われる人物をチラリ・・・
「な・・・なのは!!その目は何だよ!!何で私を見るんだ?!!」
「いや・・・ね、ハンマー状のものを振り回すコトにかけては一番適任と言うか一番慣れてる人が約一名いるな・・・と思ってね」
「ははは、なるほどな~~~」
当のご本人はこめかみをピクピクさせながら
「あ・・・あのな~~~~」


「それじゃあ始めますよ」
臼に蒸し上がった米が入る。
「トップバッターはとりあえずハンマーの達人にいってほしいんだけどな~」
とウチの副隊長をチラリ。
「いきなり私か!!」
「ヴィータ、ハンマーの振り方を教えてあげてや」
「・・・はやてが言うなら仕方がない・・・」
ブツブツ言いながらヴィータちゃんは杵をとってつき始めた。
「さすがヴィータ副隊長!!ハンマーを持たせたら天下一品!!」
「・・・お前ら・・・あとでアイゼンの餌食だ」

「はい、できましたよ」
出来立てのお餅が運ばれてきた。
ここでは女性陣がご指導の下、お餅を丸めている。
「ヴィヴィオ、これがお餅だよ」
「うわ~~~、なんだかフニャフニャしてておもしろいね」
ヴィヴィオも一緒になって楽しそうにお餅を丸めている。

「はやて、何を持ってきたの?」
「これ?これはアンコって言うんや。これをこうやってお餅のなかにいれると・・・」
と言いながらアンコをお餅で包んで
「ほら、大福餅の出来上がり。甘くて美味しいで」
「それいいね、はやてちゃん」
「せやろ?ヴィヴィオもやってみ」
「うん」
ヴィヴィオもマネをしてやってみる。
「できた~。いただきま~す」
「どう?おいしい?」
ヴィヴィオはニッコリとしながら
「うん、おいしい」

すると大福餅を食べているヴィヴィオの表情が凄く美味しそうに見えたのか、みんな作り始めた。
やっぱり美味しいのにはみんな目がないんだね。
「お餅の食べ方はこれだけやないからな。あとで美味しい食べ方教えたげるからな」


「それにしても今回もヴィヴィオのお陰やね。結果的にみんな楽しそうやし」
「そう言ってもらえると助かるよ。もしかしてまたムリを言ったかな?と思ってたし」
「そんなことあらへん。こうしてみんなでワイワイできるのはええコトや」
「うん、ありがとう。はやてちゃん。それからまた来年もよろしくね」
「こちらこそ、よろしくな。なのはちゃん、フェイトちゃん」




あとがき・・・みたいなの
お餅つきのリリなのバージョンです(^^;
とりあえずまぁ、こんなものでしょうか?
というわけで、よいお年をm(_ _)m




ブログパーツ

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kimama810.blog64.fc2.com/tb.php/85-0f793a50

 | HOME | 

Calendar

« | 2019-11 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

TIPS114 記念日にメッセージを表示する

Birthday


今日は誰の誕生日?


Recent Entries

Categories

Monthly

通算ランキング

月間ランキング


アクセスカウンター





現在の閲覧者数:

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

福hide

福hide

『気ままな場所』へようこそ!

文字通り思いつくまま気ままにSSを書いているところです。
主としてオーガスト系(といっても種類はかなり限定されていますが)とあとはちょこちょこと気が向いたらなのは系他も書いてたりして。

当ブログはリンクフリーです。
この様な所でよろしければ御自由にして頂いて結構です。
報告とかも任意で構いません。
ただ、メール等で御一報下さればコチラからも改めて御挨拶に伺わせて頂きます。


E-mail:morn-8.10@ninus.ocn.ne.jp(@は半角で)



『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。