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気ままな場所

主にオーガスト系のゲームとかのSSや類する小ネタ等を書いていこうと思います

FORTUNE ARTERIAL SS 『一風変わった初日の出の見方』

波乱万丈の1年が終わって無事に・・・というわけではないが、新年を迎えた。
そりゃそうだろう。腹に大穴を明けられてその結果人間でなくなってしまったんだから一応無事とは言えないだろう。
でも瑛里華との関係は変わらず新年を迎えられたのだから、“無事に”という言葉もあながちハズレというわけでもない。
まぁ、俺が納得してるんだから別に“無事に”でもいいんだが。
大晦日の昨夜は二人でソバを食べてテレビを見ていたわけだが、何故かテレビもそれ程興味をひく番組もあるわけではなく段々間が持たなくなってきた。
そうなると恋人同士のみが一つの部屋にいるとなるとあとはもう自ずからやることは決まってくる。
ま、ご想像どおりその後は新年早々から初○○○・・・内容はご想像にお任せするとして、二人っきりで新年を迎えたわけだ。
ちなみに他の連中はというと・・・かなでさんも陽菜も白ちゃんも実家に帰っており司はバイトということで、お茶会仲間で寮にいるのは俺達二人である。


「そろそろ時間だね、孝平」
「あぁ、そうだな。もうそろそろ支度しないと」
あれからずっと○○○していたため、二人とも汗と汁まみれの体をシャワーで流し、外出の支度をする。
そしてまだ暗い中、窓から俺達二人は闇夜に紛れて飛び出した。
その目的はというと・・・

「まさかこんなところで初日の出を見る事になるとはさすがに思わなかったな」
「でも今はちょろいもんでしょ?」
「まあな」

俺達の目の前には高い鉄塔が立っている。
そして塔のてっぺんにはメンテナンス用の踊り場が設置されている。
以前から初日の出を見る場所を探していたのだが、最初は珠津山の頂上を考えていたがそれじゃ普通すぎて面白くないため面白そうな場所を探していたところ目に留まったのがこの巨大な鉄塔であった。
かなりの高さもあるし、てっぺんには二人くらいは十分乗れる踊り場もついている。
もっともそんなことをするための場所ではないのだが、今の俺たちであれば上り下りには全く問題ないであろう。ま、その姿を他人に見られないことは絶対の条件ではあるのだが。

「いくぞ」
「うん」

俺達二人のパワーリミッターが外れる。
次の瞬間二人の体は弾かれたように上空に向けて飛び出した。

そして、無事てっぺんの踊り場へ着地。

「う~~~~~。やっぱり高いとこは寒いわね」
「まぁ二人とも風邪はひかないから」
「そりゃそうだけど・・・ねぇ孝平・・・あっためて」
「え・・・・?」
「日が昇るまでもうちょっと時間があるし・・・」
「あのなー、こんな狭いトコでゴソゴソしてたら危ないぞ」
瑛里華は頬っぺたを膨らませて
「もう・・・ケチ・・・」
「そんな顔をするなよ。後でいっぱいしてあげるからそれまでガマン」
「・・・う、うん。絶対よ」
「そのかわりというわけじゃないけど、はいコレ」
俺は懐から缶コーヒーを取り出した。
「瑛里華にはホットミルクティーだよ」
渡すと瑛里華はそれを自分の頬っぺたにくっつけて
「ありがとう。・・・あったか~い。それに・・・」
クンクンと匂いをかいで
「孝平のニオイだ~~」
「ん?一応風呂は入っているからヘンなニオイはしないはずだけど・・・?」
「ううん、そうじゃないわ。それに孝平のニオイをかぐと安心するの」

「あ、そろそろ東の空が明るくなってきたよ」
「ホントだ。夕日もいいけど朝日もこうして見るとキレイね」

そして、東の空に太陽が姿を現した。
「あ!!太陽が出てきたよ!!」
「あぁ、キレイな初日の出だな。新たな年の幕開けだよ」
その後の二人は昇ってきた太陽をただ無言で眺めていた。

「さて、帰るか」
「うん」
周囲に人がいないのを確認して俺達は飛び降りた。
「あとはうまく寮に帰るだけね」
「うまく帰れるのか?俺達は面が割れてるから正門から普通に入ると絶対バレるぞ」
「つまり普通に入らなければいいってコト。守衛の目にも留まらないスピードで走って入れば大丈夫と思うよ。それか隙を見て塀を乗り越えるか、ね」
「ま、どうにでもなる・・・てわけか」
「そういうこと。さ、帰ろ」




あとがき・・・みたいなの
今年の初日の出はダメでした。そんな中でネタを思いついたわけです。


追記
TMさん、朝霧さん SSの紹介と感想どうもありがとうございます。

TMさん>
・私も姫さまがいるからこうしてネタを・・・(って、オイ・・・)
・な~に、部屋から外へ出なきゃいいんですよ(^^;
そちらは初日の出が見れたんですね。私のところは雲に阻まれて見れませんでした。
それと

20万HITS達成おめでとうございま~す!!
どんどんぱふ~~!!

いや~~、私のトコなんてまだまだ夢のまた夢的な数字です。


朝霧さん>普通に挨拶と同じ感覚で、というわけですな(^^



やまぐうさんSS 「二年に渉る」
2年越しでというわけですな。もっとも正月くらいはゆっくり時間をかけてするのもいいかもですな(^^;

「月の姫殺人事件」
いざとなるとこの人、メッチャ怖いです。
それと月の姫から直接睨まれた達哉より、コレを企画した人がこれから辿るだろう運命の方が気掛かりになったのはもしかして私だけだろうか?

朝霧さんSS
相変わらずいおりんの言葉を真に受けているみたいで・・・。
でもコスプレ感覚で着せようものならあとからせーちゃんに殴・・・(以下自主規制)




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